千と千尋の神隠しが少女マンガ展開すぎるって話(前編)
｢ジブリの中で何が一番すき？｣っていう会話を、みんな人生で5億回くらいしたことあると思うんですけど、
わたしのテンプレ回答としては
｢ん〜1位が千と千尋の神隠し。僅差で2位がもののけ姫。｣ です。
千と千尋の神隠しといえば、ジブリの中でも最もヒットした作品として知られているので、｢千と千尋の神隠しが好き。｣と言えば、｢なるほどミーハーか｣と思われがちだけれど 断じてそうではない。
君たちが言う｢好き｣とは違う。いっしょにしないでほしい。
だからさ、みんなが大好きな千と千尋の神隠し、
ちょっとちがう視点から見るとけっこう萌えるから
今日はわたしといっしょに追っていこうよ。
いや、ついてきて！！！
あれってじつはめっちゃ
王道少女マンガ展開のアソートBOXなんだぜ。
ジブリ上層部には りぼんっ子がいるにちげえねぇ…
あとこれはかなり個人の見解です。
いいですか、わたし個人の見解です！！
ご承知おきくださいネ(´◠ω◠`) 怒らないでっっ
ここからは盛大にネタバレを含みますので、
千と千尋の神隠しをまだ見たことがないという幸せな奴らは2時間後にまた会おうな！
ほら〜〜！はやく見ておいで！！！！！
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◇【ハク様が天然タラシすぎる】◇
さあ あらすじを追いながら
いっしょにハクのタラシっぷりをかんじようね！
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小学生の千尋とその両親は、引越し先に向かう途中で見つけた怪しいトンネルを抜けると、神々の住む不思議な世界に迷い込んでしまいます。
両親が置いてあった料理を勝手に食べ始めてしまって、どうしたらいいかわからず油屋の前まで彷徨い歩いて来た千尋。
ここでハク登場！ 千尋を見つけて叫ぶ！
ハク ＜ ここへ来てはいけない！すぐ戻れ！急いで！！！
千尋 ＜『なによあいつ…』
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タラシポイント① ｢なによあいつ｣
まずこの出会い方がベストである。
ベストオブ出会い(語呂悪)
ちょっと何よアイツ感じ悪い！！ムカつく！！！
そう思わせたら恋の始まりです。なるべく最初の印象は悪いほうがいい。
りぼん作品はだいたいみんな ヤな奴スタートです。
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ハクに追い返されて戻ると両親が豚に。えーん。
夢だ…！さめろさめろ！と泣いているとだんだん体が透けていく千尋。
ここで再びハクさま登場。
ハク ＜ 怖がるな。わたしはそなたの味方だ。
肩を抱くハク。初対面で肩を抱くハク。うわあ…
さっきヤな奴だったのに…あれ…？味方なんだ…
ハク ＜ 大丈夫、食べても豚にはならない。
怯える千尋に謎の赤い玉を与えるハク。
ハク ＜ もう大丈夫、さわってごらん？
\\ナチュラルボディタッチ要求//
けしからん。 好きだ。
千尋 ＜ さわれる…
ハク ＜ ね？ さ、おいで。
顔が良い男はだいたい｢おいで｣って言います。
そして上空を飛ぶ湯婆婆に気付いたハクが
千尋を庇うこのシーン
ハク ＜ 静かに！！
ッ、、、、！！！！！
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タラシポイント② 壁ドン
これがかの有名な元祖壁ドンです。
ハク様こそが壁ドンの先駆者。
睨み付ける鋭い目に 黒髪の切りっぱなし前下がりボブがとてもよく似合っていますね。完璧な似合わせのいいカットラインだ。担当スタイリストを称えたい。
本日のように少女マンガ的視点からこの作品を見るのであれば、このシーンがピークです。3回は巻きして見ることをおすすめします◀◀
顔がいい男しか許されないねこれは
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その後なんやかんやでハクといっしょに油屋の橋を渡った千尋。ギリギリ渡れた！
ここからどうすれば良いのか、ハクが丁寧に教えてくれます。
ハク ＜ 釜爺という人がいるから、その人にここで働きたいと頼むんだ。断られても、粘るんだよ。
ハク ＜ 忘れないで。わたしは千尋の味方だからね。
近…ッッ ちょ 顔が近いってば……ッッ ああッ
千尋 ＜ どうしてわたしの名を知ってるの？
ハク＜『そなたの小さい時から知っている。』
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ポイント③
｢そなたの小さい時から知っている｣
初めて会ったはずなのに、そうじゃなかったアイツの正体って～～ッ！？ ｏ(>_<﹡)ｏ！
過去に引っ越してお別れしたはずの幼馴染？
いつもと違う容姿で別人に見えたアイツ？
だいたい片っぽだけ気付かないこの展開マジおいしいよね。
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さあドンドンいこうね(◜ᴗ◝ )！
油屋で働くために湯婆婆と契約することになった千尋。契約書にサインをして、その代償として名前を奪われて、千になっちゃう。
湯婆婆 ＜ 今からお前の名前は千だ。いいかい、千だよ、分かったら返事をするんだ、千！！！
ハク ＜ お呼びですか。
湯婆婆 ＜ 今日からその子が働くよ。世話をしな。
きた〜！！ハク〜！！
やっと知ってる顔の登場です。安心するよね。
湯婆婆怖いもん。みなよあの顔圧。
千 ＜ ハク。あの…
ハク ＜ 無駄口を聞くな。わたしのことはハク様と呼べ。
えッ あ…… え？？？？
なんだいその冷たい目に偉そうな命令口調は！！
さっき手繋いで走ったじゃないか！！この人さっき味方だとほざいて千のからだ触ってました！！
先生〜！！わたし見てましたー！！
千 ＜ ここにハクっていうひと 2人いるの…？
だよね。わたしもそう思ったよ。
リン ＜ あんなの2人いたらたまんないよ！湯婆婆の手先だから気をつけな！
え、まじで？ 悪いやつなん？どっち？
ってなった翌朝。
おにぎりくれたぁ(⌒ ͜ ⌒)
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タラシポイント④ とんでもねえツンデレ
ねえこれめっちゃ｢オフィスラブ｣じゃん。
会社では頭脳明晰/容姿端麗なエリート上司。
冷酷すぎて近寄りがたい強面の社長。
でもプライベートでは主人公にだけデロデロに甘いっていうあのTHE OFFICE LOVEを堪能できると噂の会場はこちらでしょうか…？
しかも見た目に反して猫とか飼ってたり
朝弱くて起きれなかったりするんでしょ。
ふーん。。 まあ好きだけど。
この類の作品は こんな社内恋愛ありえない と言い聞かせて読まないと、翌日の出勤で絶望しますﾖﾝ
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よ〜し！！ じゃあそろそろ
第１チェックポイントだぞ！┏( ^o^)┛ｵﾂｶﾚ！
わたしのように脳内お花畑のりぼんっ子なら
すでにお気付きかもしれませんね。
じつはこのハクという男、
ずっと、、
ここでも、、
見てよほら、、、
こいつずっと抱き寄せてくるんですわァ…
なんッて不埒な！！ アー！ 好きになってしまう！！
｢満点タラシポイントさしあげて！！！｣
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あ〜〜 みんなどう？
そろそろハクのこと好きになってきたんじゃない？
かわいい顔して罪な男だよね。
まあでもあんなオカッパ許されるのはハクとハウルとブチャラティくらいだよ。魔法使いとスタンド使いだけなんだよ。
うん わりと書いたけどまだおにぎりのところだ！
なんか長くなりそうだから
１回ここで休憩してもいい( ＾ω＾ )？
後半へつづく〜！
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