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【minneカレッジ】1期受講生インタビュー(着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん)

minneカレッジ1期生として『オンライン講師コース - レッスン動画編』を受講してくださった作家・ブランドのみなさんに、レッスンの感想や、今後の作家活動に活かしたいポイントなどをお聞きしました。

今回は、着物リメイク作家 着物リメイク継-kei- 中谷知穂さんのインタビューをご紹介します。

普段の作家・ブランド活動や、どのような作品を作られているかを教えてください。

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
3人の子ども(小中学生)を育てながら着物をリメイクした作品を制作しています。お客さまのお着物をお預かりしてリメイクする「オーダー制作」がメインで、作家活動は8年目になります。

朝、子どもたちを送り出して家事を済ませ、子どもたちが帰宅するまでの時間を制作にあてています。お客さまとの温かいやりとりに癒されながら、どうしたら目の前のお着物をお客さまが喜ぶ作品にできるか、チャレンジする日々です。

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これまでに「作品の作り方を教える」ことの経験はありましたか?

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
個人的に教えたことが数回あるのみで、「講師」として作り方を教えた経験はありません。

「minneカレッジのコースレッスンを受講しよう」と決めていただいた動機・理由をお聞かせください。

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
昨年末に、来年は作家として「活動の幅を広げたい」「ものづくりをすることが好きな方の手も借りて、より多くの着物をリメイクしたい」という思いを巡らせていました。そのタイミングで、ちょうど『オンライン講師コース - レッスン動画編』の受講生募集のお知らせが目に入ったので、飛びつきました。

また、「来年は他の作家さんと交流したい」という気持ちもありました。minneカレッジのコースレッスンは、個人で好きな時に個別で取り組む講座ではなく、同時期にスタートしゴールをする同期が何名かいるという点も、受講を決めた理由のひとつでした。

もちろん、minneが運営するカレッジという安心感もありました。
minneを利用させていただく中で、作家をフォローする文化が根付いていると感じてきました。すべての販売サイトを利用しているわけではないので、他社さんにもあるのかもしれませんが、YouTubeや本、メールマガジン、note、Instagram、数多く組まれる特集など、さまざまなアプローチで支援していただきました。その度に参考になったり、励まされたことも受講の決め手になりました。

minneカレッジのレッスンを受講してみて、率直にいかがでしたか?

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
「やって良かった!」の一言です。
もちろん大変でしたし、課題の締切前は胃痛が続きました。

minneカレッジを受講する前から、短尺動画を作成しSNSに投稿していたので、動画を作る作業についてはぼんやりとイメージはありました。それでも、普段の生活や作品制作にプラスして取り組んでいたので、想像以上にオーダー制作のペースは落ち、お客さまに申し訳ない気持ちにもなりました。ですが、昨年末に「来年はこうしたいな」と思っていたことを2〜3月に受講することができ、minneカレッジのおかげで今年はかなり良いスタートダッシュが切れたことも良かったです。

minneカレッジのコースレッスンを受講してみて、「大変だったこと」「苦戦したこと」はありますか? また、それはどうやって乗り越えましたか?

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
大変だったことはたくさんありますが、特に「時間配分」と「モチベーションを保つこと」が大変でした。

「時間配分」については、予想の5倍はかかりました。
コースレッスンのゴールは「動画付き手作りキットの販売」ですが、受講前に「動画制作」を行うことしか見えていなかったというのが主な原因です。
実際に受講してみると、写真撮影、レシピ作成、販売ページの編集など、「動画制作」に付随する必要な作業が予想以上にありました。なので、最後の2週間は追い込んで、土日も課題制作を行なっていました。また、一人で全てを行おうとせずに、型紙のデータ化などはアウトソーシングを利用することで、その時間を他の作業にあてていました。

「モチベーションを保つこと」というのは、やる気の有無ではありません。何度も落ち込みそうになったという意味です。
2ヶ月もの間、同期の作家さんの活動のペースや濃度をこんなに間近で感じる機会がなかったので、何度も「みなさんすごい…」と落ち込みそうになりました。ですが、この点はオリエンテーションでコミットメントを発表する際に「他人と比べない」と宣言したことがとても良かったです。同期の作家さんのアウトプットを、自分のインプットやアウトプットに変えようという意識で取り組むことができました。

minneカレッジのレッスン動画をいつ・どのような環境で視聴されましたか?また、どのような時間配分で学習を進められましたか?

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
平日の午前中はminneカレッジの学習に取り組み、午後はいつも通り仕事を行い、土日は家族と過ごすと決めていました。
最後の2週間は土日もminneカレッジの課題制作に時間を割きましたが、子どもたちにはお母さんが今チャレンジしているんだと言う状況をたくさん話しましたし、間近で見てもらえたことも良かったかなと思います。
春休みなのにいろいろと我慢をさせてしまった気持ちもあり、卒業発表が終わり、4月に入ってからの春休みは子どもたちにお礼をしました。

minneカレッジで学習した内容で、「これは自分の作家活動に活かせそう」と思ったものはありますか?

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
発信の重要性、数字を見ること、価格計算をすること、コストに対する意識を持つこと、ペルソナ像を意識することなど山盛りです。

発信の重要性は以前から意識していたことではありますが、結果ばかりではなくその過程や、良いことばかりではなくうまくいかないことも意識して発信しました。それだけゴールまでの過程が濃く、うまくいかないことも多かったのですが…。そのおかげか「ずっと頑張っていらっしゃるのを見ていました!」というメッセージと共にお客さまにご購入いただいて、いつも以上に売れる喜びを感じることができました。

価格計算やコストに対する意識もまだまだ完璧ではありませんが、以前よりもきちんと考えるようになったと思います。
ペルソナ像に関しては、ずっと知っていたのにおざなりにしていました。今回きちんと意識する機会を持てたことで、迷った時の決断にものすごく有効なんだと身をもって体験しました。

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1期生のみなさんとは、実際に会ったりチャットツールを使ってコミュニケーションをとる機会があったと思いますが、なにか良い影響はありましたか?

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
オリエンテーションで、1期生のみなさんと名刺を交換しながら顔を合わせたことで、LINEのオープンチャットで行う文字のやりとりもお顔が想像できて、あの方も頑張ってるから私も頑張ろうと励まされました。

オープンチャットでは、特に同期のみなさんが弱音や悩みを共有してくださったことが、コースレッスンを進める中で心の支えになりました。また、たくさん話される方がいる一方、ほとんど話されない方がいたのも良かったと思っています。本業や子育てで忙しい中でチャレンジしていて、チャットで交流することがメインではないことを理解し合っている中でのコミュニケーションです。それぞれの作家さんのスタンスが違っているけれど、それが良いというわけでも悪いというわけでもなく、違いも含めてお互いを受け入れている感じがして良かったと思いました。

最後に、minneカレッジの受講を終えて、今後の目標があれば教えてください。

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん:
今年中にもうひとつレッスン動画付き手作りキットを販売することです。

自分の作家活動は、お客さまが着なくなった着物をリメイクする「オーダー制作」がメインです。この軸を変えるつもりはありませんが、それと並行して、着なくなったお着物がお手元にあるうちに、一緒にリメイクを楽しむ方々をもっと増やしたいと思っています。

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さん、minneカレッジをご受講いただきありがとうございました!

着物リメイク継-kei- 中谷知穂さんはminneカレッジのレッスンを通して学習・習得されたことを活用して、レッスン動画付き手作りキットの作品ページを公開されました!
ぜひご覧ください♪

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