みんみんぜみ

大学4年生📚 映画の鑑賞記録を実体験と結び付けて書いています。ぜひぜひご拝見ください!

みんみんぜみ

大学4年生📚 映画の鑑賞記録を実体験と結び付けて書いています。ぜひぜひご拝見ください!

最近の記事

2人乗せている自転車

 2人乗りしたことはありますか?  きっとほとんどの人が首を縦に振ることでしょう。ですが、本当はダメですよね。2人乗りはよくない。危険だらけです。やめましょう。と言いたいわけではなくなぜだか2人乗りをしていた彼らに私は嫉妬をしました。  2人乗りなんてダメじゃんよくないと変に規則にうるさかった私。もちろんこれが世間的にはよしですが思い出的にはどうでしょう。人生一度きりしかないのに、「ニケツ」をせずに高校時代を過ごしてしまったなんて。悲しいにもほどがある。だからといって大学

    • どれだけ愛する人でも私は自分の時間を犠牲にすることはできない。

       皆さんはパラサイトー半地下の家族ーを覚えているだろうか。そう。アカデミー賞を受賞し、世界を圧巻させたあの映画。もちろん私も映画館で鑑賞させていただいた。もし分からない人がいたらぜひHPにでもお邪魔してみてください。今すぐレンタルショップに行きたくなりますよ。   さあ、昨今は『2gether the movie』等も公開し、韓国映画は日本でもとても人気がある。大手動画配信サービス「Amazon Prime Video」でも多くの韓国映画が配信されている。そんな中、ある人に

      • 君が纏ってたその香水の匂いは世の中にありふれている匂いだった。

        ふと思う。 満員電車で偶然隣になった人の匂い。 なんだか懐かしいな。 今この瞬間すれ違った人の匂い。 なんだか懐かしいな。 居酒屋の店員さんの匂い。 なんだか懐かしいな。 とあるホテルの受付の人の匂い。 なんだか懐かしいな。 どうしてだろう。 顔も知らない。名前も知らない。何も知らない。 なのに知ってるこの匂い。 初めて会った人を初めてだと思えないのは その香水のせい。

        • 自分の存在価値を図る物差し

          「私はどこにいるの?」 こんな風に思っている人がいたら、さあ今すぐ映画館へ行きましょう。 映画の主人公と言えば、ヒーローだ、学校1の美男美女だ、ちょっと眼鏡をかけているとあれだけど、外すとあれっ!など、何かしらの「ひかるもの」を持ち合わせている人がなっている印象がある。  この映画に出てくる主人公が光っていないというわけではない。しかしながらどこか自分と同じような、何十億人の中の1人。いやもしかしたら何十人もいるかもしれないが、自分と当てはめやすい人物が対象となった作品

        2人乗せている自転車

          模範になる大人がいない中で模範となる行動をとった高校生。

           もはやこのタイトルにしている時点で私は模範ではない大人側の人間であることが垣間見える。 移動中の電車の中で、思いやりとなる行動が執り行われた。 このご時世、混んでなければひと席開けて座ることが暗黙の了解になっているが日曜の昼間の車内は少し混雑。それでも座っている人はひと席開けて着席していた。 さあそんな中カップルであろうと思われる2人組があらわれた。幸運なことか分からないが、私の対面に座っている人の目の前に立った。 そしたらどうだろうかそこに座っていた制服を着た男の子

          模範になる大人がいない中で模範となる行動をとった高校生。

          誰もが映画の主人公になりうるなんてありきたりな言葉を言いたくなった。

           家族と囲む食卓。ご飯を食べる所の食卓。  食卓を挟みながら会話されるこの映画は、決して物語ではない。誰もがこの映画に出てくる人たちになる可能性を持っており、これは切っても切っても切り離せないそんな映画になった。  まずは、私がこの映画を観ようとしたきっかけでも話してみようか。時は遡ること…なんて遡るほどのことでもないが、5・13に鑑賞させていただいた、くれなずめにでていた、藤原季節君との出会いだ。  この映画を観て藤原季節君の演技にドはまりしたわたくし

          誰もが映画の主人公になりうるなんてありきたりな言葉を言いたくなった。

          ホールケーキを左手に提げて歩く人。

           目の前にホールケーキを提げて歩くご老人がいた。孫へだろうか、子どもへだろうか、奥様へだろうか、なんとも軽い足取りには見えなかったので、1人で食べるのだろうか、そんなことを思った。  「ホールケーキ」  なんて暖かくて素敵な言葉なのだろうか。  これを読んでいる人は、最後にホールケーキを食べたのは、いつですか?振り返ってみると案外面白いもので、私はなんと3年食べていないことに気づきました。この3年の間には、20歳になった節目の年も含んでいる。なのになんで…なんで食べてい

          ホールケーキを左手に提げて歩く人。

          朝ごはんは冷凍庫のドーナッツを食べた。

          この文章からどれだけ掘り下げられるだろう。最寄り駅絵向かう途中そんなことを考えていた。 どうして朝からドーナッツを食べたの? 前の日にセブンで4個入りの買って、食べきれなかったから朝まで持ったんだよね。 なんでセブンでそれ買ったの? バイト先の人と飲んだときに、先輩がそのドーナッツ買ってて、結局酔っ払って食べれなかったからずっと食べたかったんだよね。もう2ヶ月くらい前の話だけど。 なんでそんな前の覚えてるの? 酔いすぎて記憶なくしたから今度から気をつけようってそう心に決

          朝ごはんは冷凍庫のドーナッツを食べた。

          隣の芝生は青く観える。

           「学生時代の思い出を語ってください。」 そう言われたら私は何を答えるだろう。  「勉強してました。体育祭でサッカーをしました。」 そんなことしか話せない。しかし、「そんなことでもそれが答えなんだ」そう思った。  くれなずめ、鑑賞し、私もくれなずんだ人の一員に。もうこの仲間たちになりたい。7人目になりたい。そう思った人はどのくらいいるのだろうか。いい大人が下ネタで盛り上がれる。しかしそこにはどことなく学生のようなまるで社会人になった大人が話しているようには感じられず、そこに

          隣の芝生は青く観える。