映画007の抽象画を十数秒で描くAIお絵かきアプリの腕前に衝撃を受けた話とその先の用途の妄想10個
こんにちは。今年も各所で音楽を配信予定です。Minimal Orderです。
はじめに
今回はtogetterでも話題になっていたdream by WOMBOというAIお絵かきアプリを使ってみた結果と、その先の用途の妄想の記録です。
まずは使い方を簡単に
使い方はこのあたりのサイトに詳しいので、細かいことは割愛しますが、
基本的には3ステップで出力が完了します。
単語を入力(英語推奨。日本語不可)
作風を選択(ダリ風や、スチームパンク風などから選択)
作成(Createボタンを押して描画)
こんなの作ってみた(ここで終わらないよ)
で!軽いノリで色々な単語をいれて見ました。
既存のコンテンツ・作品から名前を拝借したりしたのですが、本当にそれっぽく生成されるのにはびっくりしました。
漫画作品名を入力してみた
「ジョジョの奇妙な冒険」 *JoJo's Bizarre Adventure
を、スチームパンク風で。
予想以上にジョジョ感があり、生成されたときに変な声でました。。
まるで、承太郎の学ランから6部のプッチ神父まで浮かび上がるよう。
「スパイダーマン」 *Spider-Man
を、同じくスチームパンク風で。
バッチリ中央にスパイダーマン的な何かが描画されていますね。
映画作品名を入力してみた
「La La Land」
を、Mystical風で。
軽やかに踊っています。映画名当てクイズ出されても当てられそうです。
「007」
を、Dark Fantasy風で
スーツが見える!ドレスも見える!
音楽作品名を入力してみた
「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」 by ビートルズ
を、あえて浮世絵風で。
わかるけど。当てられるけど。。サイケでちょいグロくなったぞ。
「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」 by ビリー・アイリッシュ
を、Psychic風で
中央に寝ている人が描かれているようですね。
単語"Asleep"が含まれているからかな。
単なる描画アプリの先の用途を妄想してみる
ここまでだと、多くの記事で紹介されているノリとあまり変わりないので、せっかくなので違う方角へと舵を切ってみます。
具体的には「何か他に用途や遊び方がないかと思い、色々と妄想」してみました。(権利的なあれこれは一旦考慮せず)
10個考えてみました
辞書化・単語帳化する
→「AからZまで網羅的に描画して冊子に」するもよし、「Aだけ」とか範囲やテーマ絞るもよし癖の強い飲食店のメニューに使う
→メニューの文字をすべてAIが描画。お店には文字でメニューを書いてくれていなくて、全てAIが変換/描画した絵から注文。例えば「ナポリタン スパゲティ」も推測むずいです香水のラベルに使う
→香水って抽象的な単語もよく使っているじゃないですか。
実験的に可視化してくれたら面白いなとニュースのヘッドラインをひたすら絵に変換してつぶやくbot
→これはコーディングの為せる技ですね。面白いニュースの絵がつまらなくて、凡庸なニュースが面白い絵になったりみたいな下剋上が面白そうwhat 3 wordsと併用
→場所を3単語に変換してくれるサービス「what 3 words」と一緒に使うと、自分の住んでいる場所を絵に変換できる!絵から新しい絵を構想する
→わりとすぐ思いつく系ですが、一応。カラーパレットを活かすとか、登場するモチーフから着想を得るなど色々な切り口がありそう絵を楽しみながら俳句を読む
→誰が一番絵に合う粋な句を読めるかというちょっとしたゲーム性もありますね絵から物語・脚本を着想・構想する
→短くとも、長くとも、物語の構想をふくらませるのにも役立ちそうです言葉を当てるゲームにする
→お互いが生成した絵だけを見て、基にした言葉を当てるゲーム「3単語、自分の部屋にあるものから選ぶ」などの制約を設けながら複数人で遊べるに昇華。神経衰弱ゲーム化する
→「絵そのもの」と「対応する言葉」のカードのセットをたくさんつくり、神経衰弱のようなゲームにする
おわりに
以上、話題になっていたAIお絵かきアプリDream by WOMBOのご紹介と、用途のその先の妄想でした。
こう考えてみると、サービスが予告している"NFTで流通させること"の面白さはよくわかりませんでした。むしろ流通させるのは手段・スタートラインであり、その上で何が可能になるのかが気になります。
出典
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