半径500M生活その後。時間もスローダウンして娘と歩いて道草しながら保育園へいく生活を手に入れた。
この春から半径500メートル圏内に職場を移したことで、4歳の娘との「保育園へゆっくり歩いて道草しながら登園する」生活を手にいれることができました。
職場への通勤時間が5分になったので、娘を保育園にゆっくり連れて行ってからでも仕事に間に合うようになりました。
もう朝から「急いで~~~」「早くして~~~」とキレたりせずにすむし、少しでも効率よくと、子乗せ自転車で爆走して「ママはやいー」と娘をこわがらせる必要もなくなりました。
これまで保育園の送迎はほとんど夫にまかせていたのですが、保育園へ一緒にいくことにしたいと思います。
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朝の時間、ただただ急いで支度してでかけるだけだった時に比べると、これは時間が止まったのかと思うほどの違い。
朝、温かくて柔らかい娘の手の感触を感じながら、歩いて登園できることの喜び。
お花が大好きな娘は道々咲いている花を見つけては立ち止まって、触ったり、においをかいだり。
「ママみてみて~」と一緒に確認。自分だけでなく、ママと共有することがなんでも大事なお年頃。
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10年ほど前、看護師の仕事を始めて、子育ても忙しくて、ヒーヒー言ってた頃に、よく『スローライフでいこう』という本を読んでいました。
なんとか心に余裕がほしくてもがいてもがいていた頃です。
そこにはこう書いてありました。
そして、子どもとの時間についても、子どもを大人の時間スピードに合わせないように、習い事でつめつめの毎日にならないように。
子どもに関する問題の中で、「子どもに時間をかけることができない」ことが原因となっていることがどれだけ多いことか」、ということも本の中で指摘していました。
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子どもの速度に大人が合わせてあげること。具体策が思い浮かばない人もいると思いますが、うちの例でいうと、
◎大人の速度→子乗せ自転車で急いで保育園へ行く
◎子どもの速度→子どもと手をつないで、道草しながら歩いて保育園へ行く
これがスローダウンして子どもに合わせるということだと思うのです。
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私も今でこそ、4人の子育ての4番目の娘だからこそ、できるようになったことでもあります。
年の近い上の子たちを3人保育園へ連れて行っていた時など、目の回る忙しさ。
だから、この話は10年前の私に向けたメッセージでもあるのです。
4人子育てした私だから、失敗をたくさん経験してきた私だから。
4人目の子どもをどういう気持ちで、上の子たちの反省点をふまえて子育てしているのか、共有していけたらなと思っています。
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