マガジンのカバー画像

クリエイターズギルド

8
運営しているクリエイター

記事一覧

クリエイターズギルド#4

クリエイターズギルド#4

アイデアの意匠権についてインハウスデザインの世界では、意匠権を企業に譲渡するケースがほとんどだ。

その対価として日々の給与があり、重要な発案に対してのボーナスがある。(意匠登録の際にパーセンテージが決まり、貢献度によって金額が変わる)

ギルドを始めるにあたって、この権利関係に不安があったので、ABLabやリーマンサットで法務関係を担当されている星さんにアドバイスを求めた

Q1:個人が発案した

もっとみる
クリエイターズギルド#3

クリエイターズギルド#3

メーカーの巻き込み方ギルドの概要を知り合いのクリエイター数人に話しているが、
おおむね好評で、ギルドを立ち上げる際にメンバーとして加わってくれそうな感触はある。

クリエイター側にデメリットがないので(営業次第だが)初期メンバーとしては10人くらいからスタートできると思っている。

問題はメーカーだ。

ギルドはクリエイターとメーカーの両輪がないと成立しない
(投資家というガソリンがあるとより良い

もっとみる
クリエイターズギルド#2

クリエイターズギルド#2

ギルドメンバーにプロフィール公開は必要か?

アイデアの良し悪しを判断する際、そのクリエイターのバックグラウンドが、かえってノイズになるのではないかと思う。

通常のデザイナーサーチのサービスでは、必ず職歴や受賞歴、ポートフォリオなどが載っている。
メーカーはそれでしか判断できないからだ。

しかしアイデアの内容とクリエイターのスキルに直接関係は無い。
むしろ経験からくる先入観が無いからこそ生まれ

もっとみる
クリエイターズギルド#1

クリエイターズギルド#1

というわけで、クリエイターが発想したモノが制約無く作れる理想郷のプロットはできたわけだが、それだけだと荒すぎるので詳細を詰めて行こう。

基本構造を大きく2つのレイヤーで構成する。

クリエイターがブレストしアイデアを生み出したりブラッシュアップするレイヤーと
生み出されたアイデア群から、メーカーがカタチへと作り上げるレイヤーだ。

今回から数回にわたりアイデア創出のレイヤーについて考えていこう。

もっとみる
デザイナーマッチングについて#4

デザイナーマッチングについて#4

前回までのあらすじ
クリエイターが作りたいものを作りたいときに作れる場所を作りたい!と思いついたが、その為には大切なアイデアを公開するというデメリットをクリエイター達に受け入れてもらわなければならなかった…

問題はさらにある。
メーカーをどうやって巻き込むかだ。

作れる設備はあるが、作りたい物のアイデアは無いというメーカーにどうやってリーチしていくか。また、当たるかどうかわからないアイデアにリ

もっとみる
デザイナーマッチングについて#3

デザイナーマッチングについて#3

デザイナー発信のマッチングを立ち上げる際に
一番問題となりそうなのは、アイデアをオープンにする点だ。

誰だって自分の思いついたアイデアを守りたいだろうし、
それが良いアイデアなほど、誰かに盗まれたくないと思う。

当然だ

私自身もデザイナーだし、独自性を高めて
誰よりも早く新しいデザインを世に出したいと思うことがある。

だが、思っているだけで世に出なかったら?

ウォークマンだって、iPho

もっとみる
デザイナーマッチングについて#2

デザイナーマッチングについて#2

あんまり引っ張ってもダルいので、
結論を出そう。

「クリエイター発信のマッチングサービス」
を作りたいのだ。

まずはデザイナー に絞ろうかと思う。
アート寄りであれ、マネタイズできれば一種のプロダクトデザインだ。

デザイナー達が考えているアイデアを公開し
(👆ここが一番勇気のいる所だが。)
作ってあげたいと思ったメーカーが手をあげる

そんなプラットフォームが作りたい。

マッチングという

もっとみる
デザイナーマッチングについて#1

デザイナーマッチングについて#1

疑問に思うことがある。
フリーランスデザイナーは、企業やメーカーから依頼を受けてプロダクトを作るのが通常の流れとなっている。
そのためのマッチングサービスもたくさんある。

では
デザイナーの作りたいものを誰かに作ってもらうためにはどうすればいいだろうか?
技術のありそうなメーカーを自分の手でしらみつぶしに探す?難しいだろう。

デザイナー として働きながら、自分の作りたいものを作るためにはどうす

もっとみる