「データ」×「仕組み化」でスタートアップの成長を加速させる
独自の消費者データを自由に分析・閲覧できるSaaSであるMineds(マインズ)を提供してる我々Minedia(マインディア)。そんな弊社のメンバーへのインタビュー記事連載 "Mine the Members / マインディアの「人」"。
今回は、データストラテジストとしてアプリケーションのバックエンド及びデータ分析やチームの業務プロセス整備を担当しているHiroki Yamada / 山田 大樹にお話を聞いてみました。
マインディア入社前までの経歴について教えてください
高校時代の路上生活者支援のボランティアなど学生時代の経験から、日本の衰退に危機感を覚えていたので、「これ」と言った答えはないものの、日本再興に寄与出来る環境を求め就活していたところ、当時「日本再生」をミッションとして掲げていたデータX社に出会い入社しました。
「データ」と出会った新人時代
導入コンサルタントとして、国内のビッグクライアントを中心に、複数の業界に跨り累計で50社程を担当しました。CDP/MA/BIなどをAll In Oneで扱えるサービスでしたので、提案内容は多岐に渡ったのですが、バリューの出し方を模索する中で辿り着いたのが「データ構築」での価値還元でした。
・御用聞きのように、先方のやりたい分析/施策をヒアリング
↓
・新規でデータマートを作り納品
このサイクルをひたすら繰り返していき、業界や規模に問わず様々な企業の分析/施策の支援を行ってきました。
データに染まるきっかけとなったシステム移行時代
最初の転機は、プロダクトアップデートによるクライアント提供環境の移行プロジェクトでした。当時、200社以上あったクライアントに納品していた全てのデータの処理環境を、Amazon RedshiftからHiveに移行するプロジェクトにアサインされました。このプロジェクト自体は、自分自身モチベーション高く全力で取り組んだのですが、成功か失敗かで言えば失敗でした。各所で対応者のスキル不足等によって難航し、当初の予定期間より延長したにも関わらずプロジェクトは完遂せずチームは解散することになりました。中途半端な状態での解散は非常に悔しく今でも鮮明に思い出せます。
しかし、それ故によりスキルフルになりたい意識が芽生えたことと、移行作業のため数百、数千のデータマートに触れた経験は今でも自分の中で生きていると思います。
量質転化でデータのスペシャリストへ、チーム運営時代
次の転機は、そこから2年後、未経験アルバイトによるデータ実装チームの立ち上げでした。
スキルフルなメンバーがいない中で、「未経験アルバイト」でデータ構築が出来るように、自分がこれまでの経験で得たデータのスキルを型にして、仕組みを創り、データ構築を簡単にし続けました。外注すれば、1人月以上、60万円以上かかる作業が、未経験アルバイト5人日以内/5万円強で収まるレベルまで仕組みが整い、標準化が進んだチームを評価されチーム単位での全社表彰を頂きました。
徐々に配下のチームが増え、社内の「データ構築」に関するチームは全て自分の配下になり、立ち上げから1年で未経験アルバイトは30名まで増えました。
600社のクライアントに対して、標準化されたデータマートの構築、個社的なデータマート開発、システム移行など様々な形でデータマートを全て自分のチームから提供していました。
10,000を超える内部向けデータ構築マニュアルの監修
30,000を超えるテーブルの納品
を通じて「データ」x「仕組み化」という面において、多くのことを学び身に着ける機会となりました。
20代のうちに、複数回の業務変化により結果的に大量かつ多種多様なデータマートに触れられたことも、複数チームのマネジメントを通じたことも、スタートアップに入ったが故の経験だと思い今でも感謝しています。
マインディアに入社した経緯を教えてください
スタートアップに入ってよかったと思いつつ、本当に自分は、スタートアップに入るが故の面白さを経験出来たのか?と言われると違うな、と思い2022年頭頃から転職活動を始めました。
具体的には100億円の資金調達も、50名→200名の組織拡大も、プロダクトの充実も、異常な速度で整う社内の福利厚生も、確かに経験しましたが、自分を主語に語れる変化ではなかったですし、その経験を前職の中で新たに経験するには会社が成熟していると感じ、改めて1からスタートアップで挑戦したいと思うようになりました。
ただ、なかなか、魅かれる企業がなかったため一度、転職活動を半年程停止したのですが転職サイト経由で情報収集を再開しました。
そんな矢先、転職サイトを通じてマインディアに出会いました。
最初に、CFOの木村さんにどういうプロダクトをどういう技術で扱っているのかを説明いただき、これまで自分が触ってこなかったデータである、外部データをメールデータとして扱えるということを知りました。
もうそれだけで、正直ワクワクしました。
量も質も相当データには触ってきた自信はありましたが、その中で「ここのデータは見れない」と思って諦めていたデータを見れるのは非常に自身の成長の機会になるだろうと思いました。
加えて、サービスも組織も固まっていない所が多かったので、それはそれで、求めていた環境でした。
話を聞けば聞くほど、ワクワクが積もっていく感覚になりました。
前職でそこそこの地位にいたので、予算も部下も報酬も充実した社内制度も手放すことには悩みましたが、
ココでしか触れないデータを元にクライアントに価値提供する経験
社内の仕組みを一から創れる経験
これからの会社の成長を当事者として語れる特権
は、冷静に考えれば考えるほど比較しようがないくらい貴重なものなので、入社を決意しました。
現在の業務について教えてください
このフェーズのスタートアップらしく「この範囲をやればいい」という業務は正確には決まっていない点が非常にやりがいがある所です。
前職の後半期は会社の成熟に伴い縦割りになっていたので、新卒時代以来の良い意味での混沌を味わいながら業務しています。
足元の業務としては
日本のトップクラスの大企業様向けの分析の提案
プロセス整備やルール整備、対外資料のアップデートなどの型化/仕組み化の業務
が中心です。
特に型化は、ありとあらゆる所で型化の余地が残っていて、非常にやりがいを感じて業務をしています。また、前職は、CDP/MA/BIなど様々な機能の一環としてのデータ構築だったので、「データ」は脇役でしたが、「データ」が主役な点も非常に業務をしていて面白いと思っています。
今後チャレンジしたいことを教えてください
冒頭で「日本再興に寄与したい、ただ、その答えはない」と記載しましたが、僕は、これまでの社会人経験から、「データ」こそその答えだと思うようになりました。
そして、その実現可能性を高めるだけの優位性のあるデータを我々は保持していると思います。その実現のためにも、少し抽象度は高いですが、長期的には以下のようなことをしていきたいです。
どんなクライアントが来ても「あ、うちのデータをこう使ってください」と言えるだけの網羅性を持ったデータ活用パターンを構築したい
それをまとめ、「新説!マインディア流:データ活用成功パターン」を導き出し日本全国のデータマーケティング界の常識を一新したい
成功パターンを引っ提げて海外展開して、SaaSとして異例の「Made in JAPAN」ブランドで海外市場を席巻したい
では、そのために、短期的な視点では、どういうことをしていきたいか?などは書き出すとキリがないので、ぜひぜひカジュアルにお話しできたらと思いますので、お気軽にご連絡くださいませ!
マインディアではこの他にも多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが、切磋琢磨しながら働いています。この記事をお楽しみいただけた方は他のメンバーのインタビューも読んでみてください!
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