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「循環するよろこび」と、「満足度が続かないよろこび」の違いとは?それは、意識の方向に!

今日の言葉

今日の瞑想中に浮かんだ言葉は

純粋な光には 満たされた影
欲深き光には 空虚な影


よろこびの種類

よろこびには大きく分けて、二つあると思っていて、よろこんだ後に

  1. その満足度が続かないもの

  2. 満たされて循環する感覚があるもの


満足度が続かないよろこび

  • 所有する

  • 認められる

  • 勝利する

これらは、その瞬間はとても嬉しい
よろこびの感情も強いことが多いが、その後で、寂しくなったり、虚しくなったり、満足度が続かずにもっと欲しくなる


循環するよろこび

  • 好きなことをする

  • 理解する

  • 成長する

これらは、満たされた気持ちが長続きするもの。
後から思い出しても、なんだか心がポカポカ温かい気持ちになる。

時に、自信にも繋がる

よろこびの感情は小さいかもしれないが、長続きするので、積み重なり満たされていく


その違いは何なのか?

エネルギーは、意識を送ったところに生まれます

意識を持っていく場所が重要になってきます。

所有したい、認められたいなどの気持ちに駆られている時、意識が身体の外に向いています

求めれば求めるほどに、自分の中のエネルギーは減っていき、空っぽになると、もっと欲しいと求めていく。

外からの刺激に自分のエネルギーが引っ張られている状態

意識が自分に向いている時は、エネルギーが身体の中で作られ、循環しているので、満たされると、溢れ出たエネルギーが自然と他の人に分けられる。

周りの人ともハーモニーが生まれ、相乗的によろこびが増えていく


よろこびを光に例える

今日の言葉に戻って、よろこびを光と例えると、その光から生まれる影も印象が変わることに気がつきました。

光の裏には影がある。どのような光を求めるかで、生まれる影も変わってくると感じました。

あなたが求めている光は、外にあり掴みたいものですか?

触れられないけれど、内側を満たしてくれるものですか?

  • 車が欲しい

  • 家が欲しい

  • 仕事で認められたい

  • この人に愛されたい

これらは、自分の外にあるものを手に入れたいという気持ちです。

得られたとしても、満足度が長続きしません。
その瞬間は所有できたと思っても、実際には、いつ失ってもおかしくないものだからです。

そして、満足感がなくなった時に、もっと得ようと労力を費やし、疲れ果ててしまいます。
不安や恐怖などの空虚な闇のような影が生まれます。

  • これをしていると心地がよい

  • この仕事が楽しい

  • 相手の気持ちが理解できる

  • この人を大切に感じ、感謝をしている

これらのよろこびは、自分や相手を大切にした時、感謝をした時に感じられるよろこびです。

積み重ねた知識や人格、本来のあなたが持つ心のあり方は、あなたがどういう人かという、あなた自身のクオリティーです。
誰にも奪うことはできません

心が満たされ、あなたがあなたでいることで、周りの人をも暖かい気持ちにします。
安心感のある、心地良い、木陰のような包んでくれる影が生まれます。


身体の反応から選ぶ

私は、身体を動かし、エネルギーを変換したり、作り出しているので、身体の反応を見ます。

外にあるものを求めているときは、外からのエネルギーに引っ張られて
身体が引っ張り返そう、離さないように掴もうと力が入っています

逆に、自分を大切にし、自分に意識が向いている時は、エネルギーがきちんと自分の内側で循環し、自分と繋がっている感覚があります。
呼吸も緩やかで、身体はリラックスし、ポカポカしています。


循環するよろこびを選ぶには

循環するよろこびを選べるようになるには、手放すことが大切になってきます。

寂しさを外からの刺激で埋めないようにすることです。

溜めてしまった感情を解放することで、身近にある、小さなワクワクが
とても大切で愛おしく心地よく感じれるようになります


今までの矢印が逆回転になるので、一瞬、苦しく感じるかもしれませんが、回転が逆に回り出したら、どんどん楽になっていきます。


身体を使った対処法

エネルギーが外に引っ張られてしまっている時に、身体を使って、エネルギーの方向性を変えるには、手のひらを広げます。

「掴まない」「手放す」という動作をしてあげます。

  1. まずは、指をしっかり伸ばして、手のひらの中心を大きく広げます。

  2. しっかりと両方の手のひらをストレッチした後、手をリラックスして、ダランと身体の横に垂らします。

  3. 背筋を真っ直ぐにし、鼻から息を吸って、口から吐きます。

  4. 3回ほどゆっくり呼吸を繰り返したら、吸うときに、息を下っ腹(丹田)に送るイメージをします。吐くときは、手のひらから息を出すようイメージします。

  5. より効果的なのは、手が川に浸かっているとイメージし、息を下っ腹(丹田)に吸い、息を吐く時に手放したいものを手のひらから吐き出し、川の水に流していきます。

  6. 感情が湧き出てきたら、止めずに一緒に流してあげてください。

  7. 大丈夫です。流して、手放した分、優しく新鮮なエネルギーが入ってきます。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

私は、長いこと気付かずに、認められるために頑張ってきた経験があります。

自分に自信がなく、自信が欲しくて、必死で頑張りました。
だからこそ、多くの経験ができ、多くの人に出会い、今があります。

その時期があったからこそ、やり遂げたからこそ、本当の幸せとは何かを考えられるようになりました。

きっと無駄なことは、何もありません。

今、簡単に手放せないものがあるのなら、もしかしたら、そこに大きな意味があるのかもしれません。

それなら、全力で求めて行動してみてはいかがでしょうか?

その先にきっと何か新しいものを見せてくれると思います。


今日も皆さんにとって、優しさと笑顔の溢れる一日となりますように。


舞う瞑想 〜 光舞(ひかりまう)〜
佐藤 麻衣

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