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Week 5-6 慈悲を養う(コンパッション)

「私の人生にあって欲しいものはコンパッション。それは、心からお互いに与え合うことによって、私とその人の間に流れるもの。」
                 〜マーシャル・ローゼンバーグ〜


 私たち人間は、暖かい心の流れを感じることが可能な生き物です。

なぜなら、喜びや苦しみの両方を分かち合うことができるからです。

誰かの成功を祝福したり、友情を喜んだりすることで、絆が生まれ、人生がもたらしてくる困難に直面した時の強さを与えてくれます。

病気になったり、傷ついたり、悲しんだり、怒りを覚えたり。これらは全て生きている人間が経験することです。

大切な人が助けを必要としている時に、オープンに、一緒に分かち合うことは多くの場合、容易にできます。

困難な状況にある友達や愛する人の近くにいて、慰めてあげることもできます。

しかし、時にそれが難しくなる相手がいることもあるでしょう。

なぜ、そのような人々に対しては、オープンでいることが難しくなってしまうのでしょうか?

その相手に、傷つけられたり、価値判断にさらされたりした経験が眠っているから。

このような相手には、慈悲の心を持つことが難しくなってしまいます。

これは、人にとってごく自然な反応です。

閉ざしたり、許せなかったり、攻撃的に振る舞うといった反応をとってしまいます。

このような自己防衛は状況によっては正しい対応と言えますが、これが続くと、行動は習慣化し、必要以上の反応を起こすようになり、状況を悪化させます。

この反応から抜け出すため、

一度、今の自分の心と身体に注意を向け、習慣や習癖による反応を観察するスペースを見つけてみましょう。

そして、いったん立ち止まり、

その相手が、今、

何に苦しんでいるのか?

何に傷ついているのか?

何に不安を抱いているのか?

冷静に見つめてみます。

こうすることで、今の自分の気持ちに従った、「本当に必要な反応」としての行動を選択できるようになるでしょう。

この反応は、ごく自然で、心の負担なしで、行動できるようになります。

このコンパッションプラクティスは、まず、今、自分が心配な人、助けてあげたいと思う人に対して、心をオープンに出来るかを試してみます。

このようにしてコンパッションを醸成することで、繋がることへの意図や前向きさを高めることができます。

そして、暖かい心の流れを感じることになるでしょう。


[プラクティスオーディオ] 慈悲(コンパッション)のプラクティス(約10分)


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