取り組んでいるのになぜ結果が出ないの?
一つのことを続けることが大事
何かに取り組んでも結果が出ない人の特徴として多く見てきたのが、「一つのことをやり続けない人(やり続けれない人)」です。
総合職系の仕事場でよくあるのが「3年立ったら部署を変わる」というもの。
いろいろな部署を経験させることで総合的に仕事が出来る人を育成するのが狙いと聞きますが、これでは中途半端な人材にしか育ちません。
スポーツで考えてみるとよくわかると思います。
野球を3年やったら次はサッカーを3年やる、そして次は水泳を3年・・・こんなことを続けてどれかのプロスポーツ選手になれるでしょうか?(よほど身体能力が高くセンスの良い人は別かも)
趣味であれば良いのですが、特定のスポーツで結果を残そうとかプロになろうと望むのであれば、そのスポーツをやり続けることが王道です。
野球上達のために他のスポーツにも取り組んで、ヒントを得ようとするのはもちろんアリです。野球選手がオフシーズンに他のスポーツに取り組んでいるのを目にしますね。
営業マンが営業力を高めるために他の部署や他の仕事を経験して、営業力向上のヒントを得る。仕事もスポーツも同じなのです。
中途半端に学ぶのがいけない
マインドフルネスの瞑想に取り組む場合も同様です。
「瞑想が上手くできない」「何も変わらない」「メンタルが強くならない」と言い、マインドフルネス以外の「いろんなこと」に手を出し過ぎな人がいます。
例えば、マインドフルネスの瞑想だけでなく、同時にいろいろな瞑想を学ぶ、コーチングを学ぶ、NLPを学ぶ、禅を学ぶ・・・
もちろんいろいろなことを学ぶのはとても良い事ですし、場合によっては「そうしなさい」とアドバイスすることもあります。
しかし何も変わらない多くの人は、次から次に違うものに手を出し、全てを中途半端に学んでしまっているのです。
これでは何も身に付かないし、余計な知識が増えます。余計な知識は囚われるし、振り回されるしで良いことがありません。知識に縛られることで、迷いや悩みが大きくなることもあります。
「物事を中途半端に学ぶことで、学ぶ前よりもわからなくなる」という言葉がありますが、これはいろいろなことを同時に学ぶ人の落とし穴でもあります。
マインドフルネスは最低3年続ける
自分の心と身体を変えるためにマインドフルネスの瞑想に取り組もうと考える人は、マインドフルネスの瞑想だけを徹底的に取り組むことをお勧めします。
最低でも3年くらい。他のことを学ぶのは、その後でも遅くはありません。
もちろん同時に学んでも大丈夫な人もいますが、一つのことに集中した方が良い人の方が多い気がします。これまでの指導経験から。
3年も本気でマインドフルネスに取り組めば、めちゃくちゃ変わります。もちろん正しいプロセスで行うという前提です。
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