産休クッキーと妄想
妊娠した人の「幸せアピールがウザい」と言う人がいるそうです。
実際に聞いたこともあります。
しかしそれは妄想です。
産休クッキーを貰った人が自分勝手に頭の中で作り出した妄想。
「あなたがクッキーを渡すのは幸せをアピールしたいからですか?」
と確認したわけではないでしょう。現実ではありません。貰った人の妄想です。多くの人は現実ではなく、このような妄想の世界に生きています。
「あの人はこう思っている」「あの態度はこう考えているに違いない」
これも妄想です。妄想が強い人ほど、人間関係で苦労することになります。
妄想は必要のない思考や不安を生じさせ、妄想をさらに膨らませます。
妄想が強い人ほど、抱えている問題や悩みがこじれることになります。なぜなら問題や悩みは、現実の世界で起きているからです。
妄想は、問題や悩みの原因を歪めて認識させます。問題や悩みを解決するためには、妄想を辞めて現実と向き合うことです。
妄想が強い人は、妄想と現実の境界があいまいです。たいていは妄想を現実と思い込んでいます。ストーカーはわかりやすい典型例です。
現実を直視したくないから、妄想に逃げ込んでいる場合もあるでしょう。無意識にこちらを選択している人の方が多いでしょう。ほとんどの人は目の前の現実世界を見ていません。
問題は当人がそこに気づいていないことです。
産休クッキーを貰った人は、あれこれ妄想を働かせずに「良かったね」で済む話です。仮に幸せアピールが本当だったとしても。
妄想は嫉妬や妬みを生み、いつのまにか怒りに変わります。
妄想が原因となっているトラブルは家庭や職場など、あらゆる場面で起きています。
妄想を辞めるためには、妄想している自分に気づき、現実(目の前の事象)を改めて観ることです。
気づきが大切。
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