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心療内科へ行こう〜予防医療のすすめ〜part2

初めましての方は初めまして。いつも見に来てくださっている方,お世話になっております。スプーン界のスクランブル交差点,占い屋はると申します。

前回のブログでとりあえず精神科・心療内科へ行こうという記事を投稿しましたがもうご覧になっていただいたでしょうか?
前回のブログでは書ききれなかった社会的なイメージの問題と精神科へのハードルの高さについて詳しく書いていこうと思います。


1,社会的なイメージの問題
近年では大人の発達障害という言葉が生まれたり,会社への外部カウンセラーの導入などメンタルヘルスケアが導入され初め,精神疾患への悪い印象は減ってきているものの,少なからずうつ病は甘えという意見や気合が足りないという偏見はあると考えております。

特に東北地方ではいまだに精神疾患というと黄色い救急車が連想されていたり,きちがいというイメージが根強く存在しています。だからこそ精神疾患は社会的に良くないものというイメージだけが先行し,病院へ行かない・行きにくいのではないかと考えられます。

また不眠症の症状を持っていたとしても病んでるの?(笑)と真面目に取り合ってもらえなかったり,甘えだよという上司や家族からの無理解な言葉も心療内科への受診を邪魔してしまいます。

2,精神科へのハードルの高さ
1でも述べましたが精神科医や心療内科への偏見やイメージの悪さに伴って病院に行くことができないやもし自分自身が精神疾患だと診断されてしまったら,周りにそれがばれてしまったらどうしようという気持ちが邪魔していけないのではないかと考えられます。

また病院へ行こう!と決断したとしてもいざ予約してみたら3ヶ月待ちということもありえます。そのため,まず精神科へ行こうという決断するまでの第一段階のハードル,そして予約してから通院できるまでの期間の長さという第二段階のハードル,この大きなハードル2つを乗り越えなければなりません。

この問題に対して
社会的なイメージに関する問題に関しては社会病理というべきであり,個人で解決できる問題ではありません。でも一人一人が精神疾患ヘの理解を深めることは必要不可欠といえるでしょう。精神疾患というものは内面的なものであり,見た目でわかるものではありません。

そのため周りからの理解を得ることができなかったり,自分自身がそういった病気であるという認識を持ちにくいと考えています。また実際に診断を受けたとしても薬物療法や心理療法がメインであり,なかなか効果を実感することが難しいのではないでしょうか。


それでもなお,心療内科や精神科へ私は行って欲しいと切に願います。
特にアメリカの事例がそのまま当てはまるものではありませんが,アメリカ人が気軽に精神科に通院します(国民の二人に一人は通院していると言う統計調査をあったと思うのですが,ソースが見つけられませんでした申し訳ない・・・)。

我慢する習慣がなかったり,ストレスに対して敏感に対応し,発散しようとする文化だからこそですね。だからこそみなさん気軽に病院へ行ってください。メンタルも大事にしてあげてください。

上司や家族から理解されなかったり,心のない言葉を吐きかけられることもあると思います。それでもどうかご自身の心を守ってください。あなたの心を守れるのはあなただけなのです。

精神科医だってカウンセラーだって治療を手助けすることはできてもあなたが一歩踏み出さなければ踏み出してくれなければ手助けできません。
だからこそどうか,一人で抱え込んでしまう人が少しでも減ることを切に願います。

P.S.
2020年4月16日現在,外出自粛が促される中,家に閉じこもっていると曜日感覚や人との繋がりがなくなっていきます。そうするとどんどん心も弱っていってしまいます。だからこそどうか,病院へ行ってください。


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