ヨシオ

アドラー心理学を取り入れたメンタルトレーニングと自身のPCスキルで 「メンタルトレーニ…

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アドラー心理学を取り入れたメンタルトレーニングと自身のPCスキルで 「メンタルトレーニング」 「PC個人レッスン」 「Unityゲーム制作個人レッスン」 の分野でフリーランスとして活動。 web:https://cf236653.cloudfree.jp/

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心とPCの専門支援者の自己紹介

本日からブログを開設します! 初めまして フリーランスの活動名: 1to1Connection 心とPCの専門支援者のヨシオと申します。 現在の活動内容 ・メンタルトレーナー ・オンラインでPCの個人レッスン ・Unityでゲーム制作の個人レッスン を行っています。 活動に至るまでの経緯 普通科の高校を卒業後、接客業に従事しその後、製造業へ転向。 適性のない接客業での経験から、自分を活かす事に疑問を抱く。 しかし、20歳で従事した製造業で、自分に合った環境で充実した日々を

    • アドラー心理学の5つの理論:自己決定性

      人は、自ら運命を創造する力があります。置かれた環境をどう捉え、どのように対応するのか、それを決めるのは自分自身です。アドラー心理学では、これを「自己決定性」と呼びます。 自己決定性の理解  「あなたをつくったのはあなた、あなたを変えるのもあなた」という言葉が示すように、私たちの判断基準は「悪い」「間違っている」「正しい」ではなく「建設的か非建設的か」が重要です。自分自身が持っている資質をどう生かすかが、人生を豊かにする鍵となります。 環境と自己  会社に勤めていると、自分

      • カウンセリングとコーチングの習慣化の必要性

         カウンセリングとコーチングにおいては、「どう元に戻すか」「どうなりたいか」を決めて行動することが重要です。 単なる共感だけではなく、クライアントが実際に行動し、変化を達成することが真に求められます。 セッションの時だけ解決したように感じるのではなく、持続的な変化を促すためには習慣化が必要です。 変化には恐怖が伴うことがあります。 特に、自分の意思で大きな変化を起こすときや、他人に強制されるときには、その恐怖が顕著になります。 しかし、知らない間に徐々に変化していく場合は、自

        • 習慣化の基本3原則

          習慣化の基本3原則「なぜ、どのように、何を」の順番に関する考え方と実践例について紹介します。 1. なぜそうするのか 最初に「なぜ」を考えることで、目的や動機を明確にします。 これにより、行動の方向性が定まり、やる気を維持しやすくなります。 目的を明確にすることで、長期的な目標に向かってブレずに進むことができます。 2. どうやるのか 次に「どうやるのか」を考えることで、具体的な方法や手段を検討します。 これにより、実行可能性が高まり、行動が計画的になります。

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        心とPCの専門支援者の自己紹介

          みんなが見ている世界はみんなの数だけある

             現実は、体験する人の数だけ存在します。私たちは周囲の人々と同じ現実を生きていると思っていますが、果たしてそれは完全に同じものだと言えるでしょうか。 たとえば同じ気温の場所にいても、Aさんにとっては「快適で心地いい環境」であり、Bさんにとっては「肌寒くて乾燥している不快な環境」と感じることもあります。 このように、人は物事を捉えるとき、自分なりの解釈をしています。 ありのままの現実を体験しているように思えても、それは「自分のフィルター」を通して、自分なりの意味づけをした、

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          アドラー心理学の3つの対人関係論「仕事のタスク」

          人生の課題をライフタスクと呼びます。 ライフタスクには「愛のタスク」「交友のタスク」「仕事のタスク」の3つのカテゴリがあります。 仕事のタスクとは 仕事のタスクとは、職業を含む生産活動全般にどう向き合うかを指します。ここで言う「仕事」は、単に収入を得るためのものだけではありません。ボランティア活動や家事、育児といった社会貢献活動も含まれます。つまり、社会の中で自分が果たすべき役割や使命をどう実行するかが、仕事のタスクにあたります。 自己理解と適職 自分に向いている仕事を見

          アドラー心理学の3つの対人関係論「仕事のタスク」

          アドラー心理学の3つの対人関係論「交友のタスク」

           人生の課題をライフタスクと呼びます。 ライフタスクには「愛のタスク」「交友のタスク」「仕事のタスク」の3つのカテゴリがあります。 交友のタスクは、別名社会のタスク、関係のタスクとも呼ばれるもので、友人や職場などの対人関係、趣味のサークルや地域社会の人々とのつながりなど、通常の人間関係における課題はこれにあてはまります。  このタスクに分類される関係は、愛のタスクのような濃密性はありませんが、人が生きていく上ではやはり欠かすことのできないものです。このタスクの解決には、正し

          アドラー心理学の3つの対人関係論「交友のタスク」

          アドラー心理学の3つの対人関係論「愛のタスク」

          人生の課題をライフタスクと呼びます。 ライフタスクには「愛のタスク」「交友のタスク」「仕事のタスク」の3つのカテゴリがあります。 愛のタスクは、夫婦など男女にまつわる関係だけではなく、親子、きょうだい、一つの家族など、生活の基盤とも言える親密な単位の人間関係にかかわるタスク全体のことです。 夫や妻などのパートナーとの関係は、互いに相手の意思を尊重し、心を合わせていこうと思わなければ作ることはできません。親子関係やきょうだい関係もこれと同様です。例えば、家族内での決定をする際

          アドラー心理学の3つの対人関係論「愛のタスク」

          過去に囚われている人ほど、今に意識を向けさせる訓練をしてみる

          序論 カウンセリングもコーチングも、クライアントが今どうありたいか、そして将来どうなりたいかを自分で決め、そのために自発的に行動することが求められます。 過去の失敗とその捉え方 例えば、自発的に決めたことがうまくいかなかった場合、それは既に過去のことなので、後悔してもその結果が変わることはありません。 行動の指針としての過去の経験 過去にできなかったことは事実として存在しています。重要なのは、後悔することではなく、同じような場面に直面したときにどう対応するかです。過去から

          過去に囚われている人ほど、今に意識を向けさせる訓練をしてみる

          自己分析ツールの現代的活用法とその限界

          はじめに 現代は情報が溢れかえっており、自己分析ツールが簡単に手に入る時代です。多くのサイトや本から診断テストの結果を得ることで、自分という人間をなんとなく把握する手段として非常に便利です。しかし、その結果に納得したからと言って生活が急によくなるわけではなく、多くの人は普段と変わらない生活を送っています。この記事では、自己分析の有効性と限界について考察し、人生をより良くするために必要な要素を探っていきます。 自己分析ツールの利便性と限界 現代の自己分析ツールは、自分の特性や

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          コーチングセッションのスモールテップについて

          コーチングで目的達成に必要なスモールステップについて クライアントが設定した期間で目的を達成するためには、スモールステップを作ることが重要です。 そのため、短期間で現実離れした目標に挑戦することは避けるべきだと私は考えます。 いくらコーチングを受けていても、すべてがシナリオ通りに進むわけではありません。 スモールステップは目的に合わせて細分化し、もしうまくいかなかった場合の対処方法も事前に決めておくことが重要です。  期間内に目的が達成できなかった場合、継続するの

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          時間の解決を求める事も大切だが…

           カウンセリングを受ける中で、「時間が解決する」とよく言われます。 しかし、本当に時間が解決するのでしょうか?私はそうは思いません。  時間が経ち、感覚が薄れてくることで自然に目の前のことに向き合えるようになることが本質ではないでしょうか? ですから、毎日つらい過去を思い出すような生活を送っている限り、時間だけでは解決できないと思います。  どこかの段階で、つらい過去や体験を受け入れ、自分と向き合うことが必要です。 体の傷は自然に治りますが、心の傷は自分と向き合い、直そう

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          カウンセリングセッションは、治療であり、自己成長の場

          カウンセリングの目的は、本来の自分に戻ることや問題解決ですが、対話を通じて自己成長することもあります。クライアントもカウンセラーも人間であるため、カウンセリングにはコーチングの要素が必要な場合もあれば、コーチングにカウンセリングの要素が必要な場合もあります。  コーチングは、目標達成や自己実現をサポートする手法であり、カウンセリングは心理的な問題解決や自己理解を深める手法です。これらは重なる部分があり、クライアントのニーズに応じて使い分けられます。  カウンセリングの最も

          カウンセリングセッションは、治療であり、自己成長の場

          セッションは、論破する場でない

           カウンセリングやコーチングのセッションにおいて、クライアントがカウンセラーやコーチの提案内容に対して質問をし、その答えを論破しようとすることがあります。 この行動は一見、提案内容への反発として映るかもしれません。しかし、別の見方をすると、クライアント自身が既に持っている方法や信念に対して否定されているように感じ、論破することで自己防衛を図っているのかもしれません。  実際には、クライアントが自身のやり方を持っていても、それを実行に移さない背景には自信の欠如がある場合が多い

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          時間が経ってからの気付きでも良い

           カウンセリングの中でクライアントが質問に答える事で一杯になってしまう事があると思います。 そうなるとカウンセリングの最中で気付きを得られなくなってしまうかもしれません。 ですが、、時間が経ち落ち着いた時に振り返って気付くことも大切です。 カウンセリングもコーチングも最終的には「行動」を通じて自分の「ある姿」になることも目的の1つです。 形だけの言葉を発するだけで「行動」しない人よりも、気付いて「行動」する人にこそカウンセリングやコーチングの価値があります。 結局、「行動

          時間が経ってからの気付きでも良い

          カウンセラー・コーチのサポート役の意味

          <気付きを得ることの難しさ>  カウンセリングやコーチングのセッションで気付きを得るということは、クライアントにとって大変なことです。中には、1000回セッションを受けても気付きを得られない人もいるかもしれません。カウンセラーやコーチから直接答えをもらう方が楽だと感じるかもしれませんが、それが必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。 <他人の答えのリスク>  カウンセラーやコーチといえども、所詮は他人です。 カウンセラーやコーチが出した答えが100%クライアントの人生を良

          カウンセラー・コーチのサポート役の意味