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「自分の主治医は自分」®

「自分の主治医は自分」®と聞いて、どう思うでしょうか?

えっ、あなたは医師免許もってるの? と思う人もいるかもしれません。

ここで言う主張は、自分の健康管理は自分が主体的に行いましょう!
という意味です。

自分で自己診断したり、重度の疾患でも自己治療したりする、
ということは意味していません。

とくに日本は、過度に医療に依存しすぎているのではないかと
思われます。医療費も増大していくばかりです。
昨年度は、47兆円で、過去最高を更新しました。

そういう社会の在り方に一石を投げかける考え方として、
この「自分の主治医は自分」®という考え方はあります。

(R)が付いているように、これは私独自の主張ではありません。
考えた方がいます。

ご興味ある方は、こちらのサイトをぜひご覧になってください。
一般社団法人セルフメディコ協会

「自分の主治医は自分」®という考え方には、
いろいろなメリットが考えられます。

「自分の主治医は自分」®という主張は、
個人が自身の健康に対して主体的なアプローチを取ることを
促す考え方です。
この考え方には多くのメリットがありますが、
同時にいくつかのデメリットやリスクも存在します。
要は、バランスが重要です。

以下でメリットとデメリットの両方を説明します。


「自分の主治医は自分」®のメリット

  1. 自己管理能力の向上
    自分自身の健康状態を把握し、食事、運動、ストレス管理などを
    自らコントロールすることで、健康を維持しやすくなります。
    主体的に自分の健康を管理することで、病気の予防や早期発見が可能になります。

  2. 医療依存の軽減
    健康問題が発生する前にライフスタイルの改善を行うことで、
    医療や薬に過度に依存しない生活が可能になります。
    これにより、薬の副作用や医療費の負担を減らすことができるかもしれません。

  3. 主体性の強化
    自分の健康状態を理解し、適切な生活習慣を選択することで、
    病気の予防や早期発見が期待できます。

  4. 健康意識の向上
    健康管理に対する意識が高まり、日常生活での健康維持活動が促進されます。

  5. ストレス軽減
    自分の健康に責任を持つことで、
    医師や医療機関への不安やストレスを減少させることができます。
    また、自分で決断を下すことで、コントロール感が高まり、
    心理的な安心感が得られることがあります。

  6. ホリスティックなアプローチ
    自分が主治医であるという考え方は、身体だけでなく、
    心や精神、さらには環境全体を含めたホリスティックな
    アプローチを重視することにつながります。
    これにより、全体的な健康が向上する可能性があります。

「自分の主治医は自分」®のデメリット

他方で、デメリットもいくつか考えられます。

  1. 自己判断のリスク
    医師の助言を無視して自己判断を過信することになると、
    病気の悪化や誤診のリスクが増大するかもしれません。
    なので、自己判断を過信しない謙虚な判断力が求められます。

  2. 情報の偏り
    健康に関する情報は膨大であり、
    誤った情報に基づいて行動してしまう可能性があります。
    といっても、医者や医療もいろいろなので、
    セカンドオピニオンという言葉もあります。
    結局、本物の医者であっても、
    一人の主治医には全部まかせられない、というのは
    あると思います。

  3. 自己責任の重圧
    健康管理を全て自己責任で行うことのプレッシャーが増し、
    ストレスになる場合もあります。
    ただし、医者や医療にまかせっきりにしていられない、という人には、
    「自分の主治医は自分」®というのは、向いている考え方だと思います。

まとめ

「自分の主治医は自分」®という主張は、
自己管理能力の向上や医療依存の軽減といった
多くのメリットがありますが、
自己診断や医療の遅れなどのリスクも伴います。
また、プレッシャーになる人もいるかもしれません。
最後は、その人の人生観、哲学にかかわてくると思います。

この考え方を採用する際には、自分の限界を理解し、
必要な時には専門的な医療を受けることも重要です。
バランスを保ちながら、
健康管理を行うことが最も効果的なアプローチとなるでしょう。

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