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映画×思い出

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おうち時間を利用して手を出し始めた映画鑑賞。 思い出とともに感想を記録します!
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映画”Magic in the Moonlight”を見てオカルトについて考える

映画”Magic in the Moonlight”を見てオカルトについて考える

頭が固くて皮肉屋のイギリス人男性スタンリーは、中国人に扮装し、華麗なイリュージョンで喝采を浴びる。

このキャプションに「い・・一体どんな映画なの?」と気になり、見てみた「マジック・イン・ザ・ムーンライト」。

スピリチュアルとは?オカルトとは?そして南仏の日光について考えさせられた。

楽園といえば南フランス頭が固くて皮肉屋の男性に全面的に感情移入してしまい、終盤どん底に突き落とされ、でも可愛い

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映画”ブリジットジョーンズの日記”と食べ歩きバラマーケット

映画”ブリジットジョーンズの日記”と食べ歩きバラマーケット

世界中のアラサー女性が共感!という噂を聞き気になってた作品で、ついに見てみることに。

鑑賞中、ここってもしかして?と思って調べるとやはり!ブリジットがネギ(リーク)などを買って歩いていたのはバラマーケットだった。

20年で変わったもの変わらないもの2001年の映画ということは約20年前。

価値観は変わったんだなぁ、というのが1番の感想かもしれない。

2020年。今の時代あんなに堂々たる態度

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映画”Grace of Monaco”の舞踏会カジノに入り込んだ思い出

映画”Grace of Monaco”の舞踏会カジノに入り込んだ思い出

ニコール・キッドマンの美しさと南仏の楽園感で、非日常世界に逃避できた気分。

そして、モナコでかの有名なカジノ・ド・モンテカルロにノコノコと入り込んだことを思い出す。

モナコのキラキラ感を楽しむ映画視覚的にすごく癒された一方で、ストーリーとしては(大変余計なお世話ながら)心配になってしまった。

グレースケリーの努力・斬新なアイデア・行動力、そしてキャリアと引き換えに一挙解決!というのが、逆に夫

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映画”切り裂き魔ゴーレム”とロンドン金融街シティの闇

映画”切り裂き魔ゴーレム”とロンドン金融街シティの闇

普段ホラーもミステリーも見ないのに、見てしまった。

なぜなら、私の好きなヴィクトリア朝時代。

イギリス帝国の最盛期として1番有名でもある時代であると思うが、個人的には闇深いイギリス社会が気になり続けて数年。(そんなに長くはない笑)

これぞヴィクトリア時代!切り裂きジャック事件を元にした小説が映画化された「The Limehouse Golem(切り裂き魔ゴーレム)」

映画に詳しくない私が言

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映画”Viceroy's House”を見て転げまわる

映画”Viceroy's House”を見て転げまわる

「インドはイギリスの植民地だったからインドの移民も多くて、ロンドンでは本格的なインドカレーが食べられるんだよ!」

と、初めて聞いた時はなるほどと思ったし、私も何度もしたり顔で話してきた。

ロンドン最古のインド料理屋さんと言われている「パンジャブ」。

大学からも近くてよく行ったし、家族や友達が遊びに来ると連れて行った、個人的に1番おすすめのインドカレー。

不思議とイギリス人の友達はこのレスト

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映画” Victoria and Abdul”とV&Aミュージアムのヴィクトリア空間

映画” Victoria and Abdul”とV&Aミュージアムのヴィクトリア空間

「ほぼ」ノンフィクションという注釈で始まる、「ヴィクトリア女王 最期の秘密」を見た。

出てくる世界は、ヴィクトリア朝時代の光の部分という感じ。

宮殿、式典、屋外でのイベントも全て壮大でキラキラで、これぞ大英帝国の栄華!という目の保養になる映像。

単純なようで難解なような王室から隠されてきたインド人の存在が近年になって偶然見つかったという、それ自体が奇跡のような話。

孤独なヴィクトリア女王と

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映画”真珠の耳飾りの少女”とケンウッドハウスのフェルメール絵画

映画”真珠の耳飾りの少女”とケンウッドハウスのフェルメール絵画

もちろん名前は知っているけれど、正直よく知らないフェルメール。

ロンドンのナショナルギャラリーでも見たはずなのだが、それより記憶に残っているのはケンウッドハウスの「ギターを弾く女」。

フィクション映画”真珠の耳飾りの少女”を見たのでふと思い出した。

何も失わない!パーフェクト不倫必勝法映画の知識が本当にない私の率直な感想。

ちょっと待って!フェルメールこんなギラギラしたおじさんでいいの?!

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