藍と毛糸と手仕事SDGs

インテリアプランツ・ガーデニングプランツとして自宅の窓際、ベランダ、テラス、お庭から始…

藍と毛糸と手仕事SDGs

インテリアプランツ・ガーデニングプランツとして自宅の窓際、ベランダ、テラス、お庭から始める藍暮らし

最近の記事

窓際から春に向かって

3月に入りました。 窓際でこれまで以上のコンパクト栽培を試みてきましたが 藍もサラダ野菜も元気いっぱいでもはやコンパクトではありません。 春に向かって太陽高度がどんどん高くなってきて 陽ざしが冬より窓際に近い付近に降り注ぐため 植物ごとの配置に配慮しながら管理をしています。 植物たちは生育に勢いが出てくると 水をたくさん必要としますのでこの時期からは水切れは要注意です。 部屋の気温が高くなってくると換気や、間引きなどにも気を使い始める頃です。冬の間は密生管理をしていても大丈

    • 2月の窓際ガーデンと藍染色

      今年も真冬の2月に一回目の藍毛糸を染色実施しました。 外気温は真冬の寒さですが、冬至を過ぎてから日照時間はどんどん伸びて、藍もサラダ野菜も成長速度に勢いがあります。 窓際ガーデンは、住環境を活用して夕方から朝までは暖房、日中は太陽光による温室効果を活用して育てています。 昨年同様の試験を行った関東の気温とは比較にならないほどの厳寒地でも窓際栽培においては外気温はあまり関係ない結果が見えてきました。 窓際ガーデンは、新鮮な採りたてのベビーリーフの収穫を目的に育てています。大

      • 藍&サラダ極寒冷地の冬季窓際混植栽培

        冬季の最低気温がマイナス20℃になる地域まで想定して 居住室内の窓際を活用した藍とサラダの混植栽培は 少しずつ手入れをしながら 間引き収穫をしてさらなる成長を促す段階まで来ました。 秋どり藍の種は適量撒いて サラダ類は一昨年の残り種でしたので 発芽率の不安もあって少し多めに撒きました。 結果みんなよく発芽して🌱 かわいい双葉たちを間引くのもかわいそうなので ある程度べビリーフとしていただけるくらいまで 見守りつつ、そろそろ窮屈になってきた頃合いで 泣く泣くかわいいベビーリー

        • 藍の窓際栽培~秋に採れた種から

          2023年シーズンも終わり秋に採れた藍の種は 来シーズンに向けて窓際でもう芽吹いています。 温暖な都市暮らしの環境を活用して試験栽培してきましたが この冬は、牧羊文化や毛糸文化を持つ山岳地域や北欧地域にある 都市の気候帯にも活用できるように検証を始めています。 もう間もなく冬至となり一年のうちで最も昼間の時間が短い頃を迎えます。 午後4時前に日没となる環境です。 同時に撒いた他の野菜、ハーブの種に比べてやや遅れて発芽しましたが 通常シーズンの種まきより早く発芽しました。

        窓際から春に向かって

          2023年秋

          今年藍を染めた毛糸はさまざまでした。 先日出店した横浜北仲フェスでのマルシェでは ニッターさんが足を止めていただき手に取ってくださる機会も増え 通りすがりのご家族やご友人グループから 藍の毛糸に『きれい』とお話しする声が聴こえてくるなど うれしくありがたい反応をいただくことができました。 今年は、さまざまな毛糸を染めましたが、 産地や羊の品種、細いものから太いものまで それから手芸用、工業糸など用途や目的に幅広く活用できることを考えて 藍で染めた毛糸がどのような色合いに染ま

          藍と生まれてくる

          藍を収穫するとき 一緒に育てている野菜からも いっぱい元気をもらっています。 暑くなってきて収穫をむかえる野菜が増えてきて 実のサイズも大きくなってきました。 料理も食卓も彩豊かになって楽しみが増えます。 季節はもう夏 7月に入ってから ふわふわに梳かして太いロープ状に整えられた ウールロービングを染めています。 ひとかせに藍を濃淡つけて染めてみたり、 濃く染めた‟かせ”、薄く染めた‟かせ”を 想いのままにブレンドしてカーダーにかけてみたり 段染めウール、ブレンドしたウ

          マルシェ

          〇都市環境の中にSDGsの役割をもたせた藍を共生させて育てること 〇育てた藍を地球環境にやさしい無添加で染めること 〇こうしてつくられる藍毛糸を社会課題に活用すること これらを実践し実現していくために まだ小さく一歩を踏み出したばかりの新しい取り組みを進めていくには マルシェは、とても大切な機会と場所です。 生まれ育った地域の 海と港がある経済と観光、文化が華やかな都市環境をフィールドに プロジェクトは組み立てられました。 独自で開催するイベントの立ち上げやアクセス、雰

          窓際藍の管理

          藍と野菜の共生栽培を行っている試験畑では強風と乾燥の激しかった春先を乗り越えて、ひと雨ごとに藍も野菜の苗もいきいきと成長しています。 藍毛糸を染めるために収穫しながら枝葉を更新していくと、その畝は勢いを増して美しい葉を茂らせていきます。植え時期をずらしてきた藍の畝は、それぞれ成長の様子がばらけているのですが、見る見るうちに元気いっぱいになっていよいよ収穫と染色をあおられるシーズンも目前となってきました。 窓際藍は畑ほど厳しい環境にさらされないため安定して順調な成長と収穫を

          5月も横浜北仲マルシェに出店します

          http://www.yokohama-kitanaka-marche.jp/ 早いものでゴールデンウイークに入りました。 4月の出店につづき5月20日(土)のマルシェも藍の毛糸の紹介と販売、窓際藍暮らしのおススメとして藍のインテリア苗鉢を販売します。 今回こそ濡れる心配のない晴天を期待して前回より毛糸もたくさん準備してお待ちしております。 JR桜木町駅から歩いて徒歩8分、みなとみらい線馬車道駅2a出口直結です。是非、みなとみらい地区ショッピングや山下公園、中華街散策など

          5月も横浜北仲マルシェに出店します

          環境に優しくゆっくり始まりました

          都市環境の窓際を活用して、冬の間ゆっくりと成長と増殖を遂げてきた藍たちをメリノ毛糸に染めました。色はBlue、水色、Ice blue の3色です。 カメラで実際の色合いに近くなるように撮ってはいますが、なかなか難しいところがあります。イベント等の出店時にご確認していただけると幸いです。 経験上のお話になりますが、藍毛糸を並べて色合いを見比べる印象より、出来上がった作品や雑貨になった時の印象は違うものです。 私も藍毛糸ばかり染めていると、藍染めの青のイメージの先入観で糸の印象

          環境に優しくゆっくり始まりました

          春 藍の旅立ち

          窓際の藍たちは春になってぐんぐん成長。 窓際からベランダに移動してますます元気になった藍群は 春一番の藍の花が咲き乱れ、 藍を染めることも少しずつはじまっています。 春先に海外のニット・テキスタイルデザイナーの方と 染色植物の種の交流で植物検疫所を訪れて手続きを済ませて発送した種が 藍毛糸と共にヨーロッパへ旅立ち、先日は窓際のインテリアプランツとして藍の鉢が旅立ったりと一歩ずつ取り組みが前にすすみ続けています。 SDGs未来都市での畑も本格的に動き出し 藍シーズン加速中で

          窓際インテリア藍鉢

          4月に開かれるマルシェに出店が決まり インテリア向けに藍の鉢植えを少しだけ用意しました。 ワークショップ用のものとの違いは 既に鉢、土に植え付けてあるところです。 小さすぎず大きすぎずな苗を選んでつくりました。 開催日までもあと少し。 マルシェ当日には苗はもう少ししっかりした藍になります。 春以降テラスやベランダ、庭植えでも 水切れに注意すればよく成長する季節になります。 窓際インテリア藍鉢の藍たちは 藍暮らしを始めてみようとする人に巡り合えるかな🌱

          窓際インテリア藍鉢

          早春の窓際藍染め

          窓際で育った藍から北欧の毛糸を染めました。 少ない土、狭く日照も限られる窓際環境で 冬の間、元気に育ってきた藍の苗たちです。 環境に優しい天然素材であるウールの毛糸が 青く染められました。 石油由来成分も金属イオンも使わない 植物だけの染色はとても環境に優しい... 食品添加物や素材には原材料や成分に注意することはあっても 身につける素材の色や染色に使われている成分や染色で出るものについて あまり気にしてこなかったことに気が付きます。 素材にウールという天然繊維を選ん

          早春の窓際藍染め

          取り組みを掲げて

          高いところから都市を見回すと都市の中にも『みどり』は溢れています。 大自然というわけにはいきませんが、都市の自然にも都市で暮らす人を含めた生態系があること感じます。 住宅街の中にある使われていなかった畑に藍を植えたところ 藍の小さな自然にも青虫毛虫バッタが暮らし、それらの虫を捕食するカマキリやアマガエルが住み着き、鳥の群れがえさ場として活用するようになりました。 都市の暮らしにも自然を感じて仕事をする楽しさはあり、都市の自然を活用した今の時代にあったものつくり文化というの

          取り組みを掲げて

          藍とウールの出会い

          自然と向き合って藍を育てることも藍をウールに染めることも 藍毛糸を紡ぐことも藍毛糸をつかったものつくりも 羊のことも羊と暮らすことも 都市で暮らすことも 別々なことではなく 『持続可能なひとつの暮らし』にデザインしようとしてきました。 藍と牧羊と手仕事を 都市でSDGsの重要な要素として再編成して貢献していく力にしていきたい。 未来はもっとひととひとがボーダレスに自由につながっていける 都市と地域のSDGsの取り組みがボーダレスに自由につながっていける 自然を活かした

          藍とウールの出会い

          『みどり』の効果にこころとカラダに寄り添う『ものつくり』

          藍をインテリアプランツ・ガーデニングプランツに選ぶことで 草花やハーブ、家庭菜園と同じように楽しむことができます。 植物を育てて楽しむ・観て楽しむ・収穫して楽しむ。 主に自宅で消費して完結することが多いと思います。 『藍暮らし』はこれらに加えて〔環境に優しいものつくり〕を 生むことができます。 環境に優しいものつくりは自身で楽しむこともできます。 その他、自宅で収穫した少量の藍を持ち寄って みんなで取り組むSDGsに参画する選択肢もあります。 〔持ち寄る〕という行動には

          『みどり』の効果にこころとカラダに寄り添う『ものつくり』