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窓際藍の管理

藍と野菜の共生栽培を行っている試験畑では強風と乾燥の激しかった春先を乗り越えて、ひと雨ごとに藍も野菜の苗もいきいきと成長しています。

藍毛糸を染めるために収穫しながら枝葉を更新していくと、その畝は勢いを増して美しい葉を茂らせていきます。植え時期をずらしてきた藍の畝は、それぞれ成長の様子がばらけているのですが、見る見るうちに元気いっぱいになっていよいよ収穫と染色をあおられるシーズンも目前となってきました。


窓際藍は畑ほど厳しい環境にさらされないため安定して順調な成長と収穫を繰り返しています。ただ春以降気温の上昇と藍の成長が加速すると気を付けなければいけないのは、水切れです。

天気の良い日は朝たっぷり上げた水も乾ききってしまうこともあります。藍を育てることは難しいことではありませんが、水切れだけは注意しなければなりません。水が切れると元気いっぱいの美しい緑の葉が焼けて色が変わってしまいます。水をあげればすぐに元気を取り戻しますが、焼けて変色してしまった葉は元の美しい緑の葉には戻りません。藍暮らしはたっぷりの水やりがポイントなのです。

窓際栽培のこれからの季節は、ベランダやテラスでも半日日陰がちょうど良い環境です。日差しは欲しいですが一日中ずーっとというのは鉢やプランターでの管理には少し危険かもしれません。水切れ対策さえしていれば問題ないのですが、管理の手間暇のことを考えるなら安全な半日日陰はちょうど良い環境と思います。


今月のマルシェでも藍たちが、都市環境のなかへ旅立っていきました。
藍暮らし楽しんでいただけると嬉しいな🌱😊

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