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藍の窓際栽培~秋に採れた種から

2023年シーズンも終わり秋に採れた藍の種は
来シーズンに向けて窓際でもう芽吹いています。

温暖な都市暮らしの環境を活用して試験栽培してきましたが
この冬は、牧羊文化や毛糸文化を持つ山岳地域や北欧地域にある
都市の気候帯にも活用できるように検証を始めています。

もう間もなく冬至となり一年のうちで最も昼間の時間が短い頃を迎えます。
午後4時前に日没となる環境です。
同時に撒いた他の野菜、ハーブの種に比べてやや遅れて発芽しましたが
通常シーズンの種まきより早く発芽しました。

外は非常に寒い環境下で、通常この時期に種を蒔き栽培することはないと思いますが、
実はインテリアグリーンとして住環境を活用した窓際栽培では植物の種まきの基本的なコツを押さえておけば発芽はとても順調で、日差しや気温が厳しい季節よりむしろ管理も楽なのです。

これから冬本番を迎え厳しい寒さを迎えますが
かわいい芽がすくすくと育ち始めると少しずつ陽が伸びていきます。
寒く彩が少ない季節に若々しいグリーンが窓際の陽ざしにまぶしく、
インテリアグリーンとして、キッチン野菜ハーブとして
暮らしに癒しと活力をもたらしてくれます。

藍は成長とともに苗として株を増やしながら早春の藍毛糸染めや
畑への移植苗として一年を通して暮らしの中で活躍してくれます。

来年の藍の染色には地域に暮らす羊のウールや手紡ぎの糸も使っていこうと冬の間に準備を進めていきます。

外は凍てつく大地でも
陽ざしがたっぷりと降り注ぎ冬でも暖かな住環境を活用して
窓際に藍やキッチン野菜、ハーブのインテリアグリーンに癒されながら
ストーブの暖で料理をつくりながら
チーズとお酒をいただきながら
ながらながらと
静かに穏やかにのんびりウールを紡ぎ、藍毛糸を編み、チーズをつくる暮らしもいいかもしれません🌱🐑

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