見出し画像

小学生発達凸凹っ子☆我が家の5つのゲームルール

放課後等デイサービスに行っている我が子は、当然ながら友達と一緒に下校することもなければ学校帰りに公園で遊ぶこともない。

でもこの時代、帰宅後でもオンラインで友達と簡単に繋がり、音声で連携をとりながらゲームを一緒に楽しめる。
公園で遊びまわる時間がない息子にとって、今の時代は本当にありがたい。
ただ、ゲームについては親としては悩みがたくさんある。
そんな中、我が家で色々と試しながら設定した下記の5つのルールで今のところ親子ともに上手く行っている。


我が家のゲームをするときの5つのルール

①宿題、音読、翌日の学校の準備が終わったらゲームができる

これが当然ながら一番最初に約束をしたこと。
「宿題を忘れた」という武器を使ってくることもあるけど、そこは翌日までは繰越可能にしている。もし翌日も忘れたならば残念ながらゲームはできないということになるけど、それはまだ一度もない。

早く終わらせたいために、漢字練習を雑に「こなすだけ」の場合がある。
漢字ノートを見たら適当に取り組んだかどうかは一目瞭然だ。
そこで、私は毎朝【母ちゃんからの挑戦状】と題して前日の宿題から3~5問の漢字問題を出している。朝の機嫌が悪くて挑戦を受けない場合は、私が答えを書いて見せるだけにする。そして機嫌が良さそうなときに再度出題する。

計算の宿題については、なんと「答えをうつす」という武器を使ってきたことがある。こんなの大人が見抜けないわけがない。
見たよね?と言うと「見てないよ、信じて」と真っすぐに伝えてきたので、1度は騙されてあげた。
そして2度目も仕掛けてきた。なんとその日は、途中の問題の答えだけ他の日の答えを書いてあったので、これは見逃すわけにはいかない。さすがに逃れられなくなった息子は白状した。
私は怒らずにただ問題の答えをドリルから切り離し、自分のためにならないことだけを伝えた。
内心、息子の成長が嬉しくなった。
言われるがままにただ宿題をこなすのではなく、なんとか早く終わらせる方法を考えたのだと思う。やり方が良くなかっただけで、やってみようと思ったことを評価した。
大人になって仕事をするときには、与えられた仕事をただこなすのではなく、考えて行動することが求められると思う。
息子よ、よくやった!もちろん伝えはしないけど嬉しくなった。


②知らない人とは繋がらない、話さない

これの危険性を私は最初分かっていなかった。
ふと、息子がオンラインでヘッドホンで話しているのを聞いていると「小学生」とか答えていた。そして、その相手がやっているというYouTubeをすぐに登録していたのだ。そしてそれから更に相手が個人情報を聞き出そうとしていたようで、息子は「無理」と言ってすぐにブロックした。
後から聞くと、会って遊ぼうとかどこに住んでいるかとか聞かれたようだ。
それはそれは危ない!
大人でも年齢を重ねた老人方も引っ掛かることもあるのに、子どもなんて簡単だろうと想像が容易にできる。
それ以来、一切知らない相手とは繋がらないように伝えている。


③ゲーム中は何も食べない

お菓子や食事をしながらのゲームは一切認めない。
大人になったら自由にやってもらって良いけど、今は、食事はテレビを消して家族で一緒に食べるようにしている。
お菓子を食べた手でコントローラーを触ってほしくはない。


④言葉に気を付ける

相手を倒していくゲームをしていると、暴言を吐いてしまうことがある。
友達たちにも家族にも聞こえるので、そこは悪い言葉を出さないように指導をしている。
ヘッドホンをしているので、声が大きくなることもあってこちらが不快なときもあるけど、暴言ではないのでそこは大目にみる。


⑤20時以降はゲームをしない

これはブルーライトの影響で睡眠に影響しないように以前から気を付けている。携帯もゲームも終わらせて、お風呂など入眠準備の時間にする。


以上の5つのルールを設定している。

我が家はゲームの時間は設定はしていない。
20時のラインさえ守ってくれたらあとは自由にしている。
楽しいゲームの時間を区切られたら、大人でもストレスがたまってやりたいモードになると思う。

そして「ゲームをさせないこと」を罰にしない。
以前はゲームを取り上げて隠したりしたこともあった。
低学年のときはそれで良かったかもしれないけど、今はそうはいかない。
大人でも携帯や好きなテレビ、ゲームを取り上げられたらとても仕事を頑張れる気がしない。
放課後等デイサービスに通って頑張ってくれているので、ゲームでの息抜き時間を大事にしている。

土日は極力イベントに連れ出すようにしているけど、雨でイベントが中止になって家にいるとゲーム三昧になるときもある。
たまには良いかなと思いつつ、目や脳への影響も心配にはなるのでこれは親としてはすごく悩ましいところ。
なので、私自身が折り紙をおってみたり、絵を書いてみたり、けん玉をやってみたりすることにしている。意外とゲームの手を止めて一緒にやってきたりする。お菓子作りなんかを手伝ってもらったりすると、ゲームも休憩できるし、何よりも一気に楽しい休日になる(^^♪

そして、私はゲーム観戦をして子供と一緒に楽しむことにしている。
私自身はゲームプレイはしないけど、ルールを理解して、子どもが楽しんでいることを一緒に楽しむようになったら、もっと私が見たいからとゲームさせたくなった(笑)

ゲームは悪いものだというイメージのときもあったけど、ゲームと良い付き合いをしていくことで、親も子供もストレスなく満たされて楽しく過ごせるのかなと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?