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お茶碗の絵柄、ティーカップの底
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おいしいごはんを食べて、最後の一口を頬張ると、
からっぽになったはずのお茶碗に、かわいい絵柄がひょっこり顔を出す。
おやおや、こんにちは。と、戸惑いながらもご挨拶。
食器の底に描いてある絵柄は、単に器の彩りのためだけの存在ではないような気がする。
ごはんが盛られている時、ミルクティーがたっぷり入っている時、
その底は、何も見えない。
でも、自分が食べたり飲んだりすることによ
雨靴で歩く日がくるまで
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天気予報を見ると、来週はずっと雨マークだった。
そういえば最近、雨靴が欲しいと思ってたんだよな。
ちょうど来週から雨も続きそうだし、今のうちに買っておこう。
靴屋さんに行ってみると、おしゃれな雨靴はどれも高かった。
でも、長く履くものだし、少しくらい値が張っても、好きになれそうなものを買おう。
そうして買ったのは、雨靴には見えない、青い靴。かわいい。(と私は思っている。)
お店に並んだ商品たち
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お店に並んだ商品は、だれかに買ってもらうことを待っている、のかもしれない。
だれかのものになることを待ち望んでいる、のかもしれない。
商品が「早く未来の持ち主こないかな〜〜〜」と思ってるんだと思うと、いとおしくてきゅんとしてしまう。
これはいろいろ買ってしまいそうだ…
そう考えると。
お店は、商品と未来の持ち主の、待ち合わせ場所とも言える。
だれが来るともわからず、だれが
大きめのスケッチブック
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私は、ちょっと大きめのノートが好きだ。
それも無地の。
B5サイズだと、小さく感じてしまう。
思えば小学校の頃から、ノートといえばB5サイズだった。
小学校の頃からずっと、ノートをとるのが好きだった。
小学校の頃は、基本はBの鉛筆で、持ってくるのが許されていた青や赤のゲルインキボールペン(当時の私にはそれはとてつもなく大人っぽくて、かっこよくて、さらさらさらとペンを走らせてい
会議中の、お手洗い事情
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しょうもないことだと思う人もいるかもしれないが、本当はみんな、「あ〜あるある」と思っているはずだ。恥ずかしくて口にしないだけで。
会議中、お手洗いに行きたくなった経験は、ありますか?ありますよね。
事前に済ませておこう、と注意しつつも、どうしてもそうなってしまうことはある。
注目したいのは、そうなった時に、どうするかだ。
その瞬間、たっくさんのことが頭をかけめぐる。
席を立ち
ハウツー本は待てない人のためのもの
先日、とてもショックなことがあった。
本屋で、ハウツー本に手が伸びたこと。
ハウツー本を無意識に欲してしまったこと。
ああ、何をやってしまったんだ私は…と自分を瞬時に咎めた。
私は、ハウツー本が嫌いだ。嫌いなはずだ。
(もちろん、ハウツー本にもいろいろな類のものがあると思うが、)こういうときはこう動け、こういうときはこう考えろ、と小手先の方法だけ書いてあるものは嫌いだ。そして、それを妄信
使い道のわからない買い物
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シールを買ってしまう癖がある。
別に、シールを買おう!!!と意気込んで買うわけではなく、
あ。シールだ。あ。なにこれいい味出してる。買お。
このくらいのテンションで買ってしまうのだ。
シールを買ったあとどうするかというと、
どうもしない。
手帳にはさんで持ち歩くだけ。
シールを実際にどこかに貼ることは、めったにないのだ。
でも、私は懲りずに買い続ける。
いつ貼るのか、