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春の山 ログハウスにて コーヒーを じっくり味わい 季節感じて 

昔、鳩を献上したことから鳩の名前が地名に残る場所に来た。周りは山に囲まれたところ。田舎という言葉にぴったりだが田舎というより山の中のほうが近いのかもしれない。

山小屋のようなログハウスを見つけた。カフェのようである。
中に入ると、当たり前だが、ログハウスの木のぬくもりを感じる山小屋そのものの空間が広がっていた。
開いている席に座り、コーヒーを注文する。だがそこは山の中らしい。スマホを取り出しても電波の届かない場所であった。wifiもない。デジタルデトックスができる空間とでもいうべきか。

仕方なく外の風景をぼんやり眺めていると、ほどなくしてコーヒーが来た。コーヒーは好きだからいつも飲んでいる。それも濃い目のブラックコーヒーが好きなのだ。今回もテーブルに供えられていた砂糖やフレッシュのようなものは一切入れない。

ブラック色の液体を見る。いつも飲むコーヒーだが、今日はいつもと違う気がした。視界に広がる非日常空間がそう感じるのか、それとも春の山の中でも寒さが和らぎ、緑が濃くなっているのを肌で感じたからなのだろうか?結局のところはわからない。
ただゆっくり香りをかぎ、じっくりと味わうコーヒーはいつものように心が落ち着く。至福の時間が過ぎる。なんと贅沢な時間なのだろう。

春の山 ログハウスにて コーヒーを じっくり味わい 季節感じて
(はるのやま ろぐはうすにて こーひーを じっくりあじわい きせつかんじて)

今日の記事「河内長野のログハウスカフェ 茶房郷」を参考にしました。

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