【SDGsレシピ】捨てないで!オレンジ皮のピールとペースト
ふだん捨てちゃうような野菜や果物の端っこを美味しい一品に変える、シェフ直伝レシピの紹介です。
今回はおなじみ「オレンジ」。食べられるのはみずみずしいつぶつぶの部分だけだと思っていませんか?
今回の主役はオレンジの皮と、つぶつぶを守る皮の部分。ひと手間加えるだけでとっても美味しいピールとペーストに生まれかわりますよ。
〈材料〉
オレンジの皮…適量
オレンジの実(皮に近い部分)…適量
砂糖…適量
水…適量
〈つくりかた〉
①皮や実をカットし、湯通しする
※このときピールにする部分は千切りに
②①を砂糖を入れた水で茹でる
※砂糖の量はお好みで
③オレンジピールはここで完成!
左が生の皮、右が砂糖水で煮詰めたピール。くどくない甘さのなかに、ほんのり苦味が残っています。
お料理のうえに乗せたらお皿がぱっと華やかに。デザートに乗せたらアクセントにもなりますし、甘さ控えめに作れば肉料理にも合いそうです。
④オレンジピールにしなかった方は、茹であがった皮たちと合わせてピューレにします。
オレンジの爽やかな酸味とほろ苦さがマッチした大人のピューレの完成です。
豚肉のソテーのソースに使うもよし、ヨーグルトに入れても美味しそう。
「フランス料理って、けっこう捨てちゃう部分があるの。もったいないなって思って、最後まで美味しくいただこうってずっと考えてて。主婦の知恵みたいなものだよね」
この道30年以上のシェフ、SDGsという言葉が浸透する前からずっと、全部美味しくいただく取り組みをしていました。
いつも捨ててたオレンジの皮、もうきっと捨てられなくなるはず。
味館トライアングル
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