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【3ヶ月で退職】ヤバイ!SESの闇について暴露します!


はい、どうも!

フリーランスエンジニアの南だいすけです!


今回は【3ヶ月で退職】ヤバイ!SESの闇について暴露します!について解説していきたいと思います!

SES。エンジニアの方はみんな知っている働き方ですが、これの何がやばいのか。

全くの未経験の方は、まず一度立ち止まってこの動画をみてみてください!笑

それくらい重要ですし、知らないと地獄をみます。。


今回ははじめにSESとは何かから解説して、何が闇なのか具体的な内容を5つ紹介し、最後に良い会社の見極め方という順で進めていきます!


耳で聞きたい方はこちら↓



では早速みてみましょう!



SESとは


そもそもSESとはSystem Engineering Serviceの略で、契約形態のうちの一つです。

わかりにくいので図を元に解説していきます!

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ー登場人物ー

・A社
・A社の社員エンジニアのA社君

・B社(プロジェクトを立ち上げた)


まず自分の会社で開発をしていないA社があったとしましょう。

そこの社員エンジニアのA社君が今回の主人公です。

A社は自分の会社で開発をしていないので、A社君が余っています。

B社はプロジェクトを立ち上げたり、案件をたくさん持っているので人手が足りない状態です。

なので「A社はB社にエンジニアを貸すよ!だからSES契約で月に〜万円ちょうだいね」

というのがざっくりなビジネスの内容です。

なのでA社君はA社の社員でありながら、B社に常駐して働くという流れですね。


これって派遣じゃないの?と思う方は多いと思いますが、まさしくそんなイメージで大丈夫です!


しかしここでいう契約には大きく3種類あり、そこに派遣とSES契約の違いがあります。

1. 準委任契約
これがSESの契約です。
具体的にエンジニアの技術力を提供するもので仕事をやりきる必要はなく、
働いた時間に応じて報酬がA社に支払われるシステムです。
また、B社からA社君に業務的な命令権はないのも特徴です。

2. 請負契約
これはいわゆるフリーランスのイメージが強い契約です。
具体的に納品義務があり、完成したら報酬が発生します。
また不具合が見つかった場合はそれに対応する義務があります。
こちらもB社から受注先に業務的な命令権はないのも特徴です。

3. 労働者派遣契約
これが派遣の契約です。
こちらは準委任契約と似ており違いは客先に派遣し、B社から受注先に業務的な命令権はあるのが特徴です。


なのでSESと言われたら「A社員でありながら、B社で働く」と思っておけば大丈夫です!



何が闇なのか5選


では何が闇なのか、過去SESの会社を3社渡り歩いた私が5つ抜粋してみました!

・常駐ガチャ
・嘘の経歴が前提
・スキルが伸びない
・給料安すぎ
・孤独


これは未経験からSESの会社に入った人が感じる王道の流れで、正直精神的に病む方も少なくはないです。

IT土方なんて言葉はここからきている可能性も考えられますね!


では一つ一つ解説していきます!



ー常駐ガチャー


まず自分が仕事をする場所は完全に運です。

というのもまだ良い会社だとたくさんの候補の中から、

「絶対いや!」というわけではない案件を選んで面談が決まり次第、

面談をしOKが出たらその現場で働くというところもありますが、

基本的にスキルが無かったりひどい会社だと、

営業が勝手に「ここね!」といってきて面談がはじまりますw

自分の希望なんて通りませんし、やりたい仕事ではないことも普通です。


また場合によっては炎上案件や要件定義が全然決まっていない案件、完全に自分に放り投げ案件なんかも多数存在します。

もちろん大体1〜6ヶ月ごとに契約を更新する期間がありますが、

自分が更新したくないといっても「もう少し頑張ってみよう!」みたいな返事で現場を離れることができないケースもあります。


また現場によっては服装がスーツ指定だったり、

自分の家や所属している会社からめちゃくちゃ離れていたり

開始時間にばらつきがあったりと生活もなかなか安定しません。

あとは夏休みがないなんて案件もあったりします。


なので自分はたまたまめちゃめちゃ高待遇だけど、同期は鬼のような案件。。だったり、

逆に今まで高待遇だったけど、炎上案件。。なんてことにもなりかねません。

これは完全にガチャですよね。闇です。



・嘘の経歴が前提


これもよくある話です。経歴を盛られていたり、そもそも全くやったことのない言語の案件に面談へ行ったり。。

もちろん経験もないわけですから常駐先からは使えない目でみられ、できなくて困るからと一生懸命勉強してもアドバイスをくれる先輩もいません。

この辺から冗談抜きで、だんだん病んできます。。

まぁ私たちもバカではないのでこう言ったことを経験すると、「もう少しレベルの低い案件にしてくれ」とか、「経験年数的にこの案件は受けられない」というと

「そんなこと言ってるとどこからも受け入れてもらえないよ?全部任せてください!というスタンスで行こう!」とまともっぽいことを言われ玉砕します。闇ですね。



・スキルが伸びない


先ほどの話を聞くとこれは納得できるかと思います!

案件によってバラバラだったり、

そもそもコードを書かせてもらえない案件なんかもありますので、

スキルが伸びないのは当然といえば当然でしょう。だんだん闇が深くなってきました。



・給料安すぎ


これに関しては炎上案件などの高稼働案件の場合ですね。

基本的にSESでも普通の給料がもらえるところがほとんどです。

しかしそれは月の話でボーナスはないところが多いので、結局年収で見ると少ない傾向にあります。

また働き方はほぼフリーランスと変わらないので、フリーランスに転身すれば今の倍は稼ぐことができます。闇です。。。



・孤独


SESとはでも話している通り、自分はA社の社員のはずなのにいろいろな現場を行き来するので自分が誰なのかわからなくなりますw

これにおいては補足すると、一番はじめの図ではA社とB社しか出てきませんでしたが、

A社がB社にたどり着くまでに何社も挟んで紹介される場合があるからです。

こんな感じですね。

A社のA社君 → 紹介会社Cから紹介会社Dを紹介される → B社

こうなるとはじめに「A社のA社君です!」からはじまり、「C社のA社君です!」となり、

最終的に「D社のA社君です!」という形でB社に常駐することになりますw


なので「あれ、俺ってどこの会社の人間なんだっけ。。。」となりえます笑


もっというと上で話しているようなA社とB社の間に、いっぱい会社を挟めば挟むほど、知っている人はいなくなるので、

現場で頼れる人が少ないという特徴もあります。


わからなくても誰かに聞くのは難しいですし、常駐先の社員は普通の会社の社員と同じなので明らかに仲良いです。

ゆえにランチなどもぼっちになりやすいです。


場所によってはフレンドリーなメンバーが多い常駐先で、

そのまま仲良くなってランチに行ったり、

仕事終わりに飲みに行ったりというところもありますが、

規模が小さい会社の方がそう言った傾向は少ない印象です。



まぁ私は逆に「お昼くらい1人で好きに過ごさせてくれw」という人間なのでむしろ嬉しいのですが、こういうのが苦手な方は精神的にくる方もいます。


なので完全に初心者の状態だとサポートしてもらえる体制がほぼゼロなのでどんどん闇に巻き込まれていきます。。



良い会社の見極め方


ここで本当に地獄行きになるかどうか別れるのでぜひ覚えていってください!

・自分の進みたい分野や言語の先輩がたくさんいるかどうか
・案件は直が多いか(直というのは間に会社が入っていないこと)
・会社の規模感
・社長は今の技術についていけている人かどうか
・社員の年齢層
・様々な案件の面談を受ける中、途中で決まってもその後も受けられるか
・会社としてのサポート体制


一つ一つ軽くさらっていきましょう!


・自分の進みたい分野や言語の先輩がたくさんいるかどうか

こう言った先輩がいないと教えてもらうことができないので、めちゃくちゃ苦労します。

わからないのにできない。。どうしていいのかわからない。。

と言った負のスパイラルに陥りがちです。



・案件は直が多いか(直というのは間に会社が入っていないこと)

単純に直が少ない会社は全くの初心者でも1人で常駐先に行く羽目になります。

そうすると上でも話している通り、負のスパイラルに陥りがちなので確認しましょう!



・会社の規模感

これはことSESに限っては逆に大きすぎない方がいいということです。

大きすぎると様々なことが完全にシステム化されているので、自分で選ぶという余地が全くありません。

なので「気付いたら全然違うスキルの必要な案件に携わっていた」など単純に仕事が楽しくないと思うからです。

また上記の通り、自分のやりたいことができないので極論時間の無駄です。

私もここは本当に本気で後悔したので気をつけましょう!



・社長は今の技術についていけている人かどうか

これも大切ですね。

これができない社長の会社は社員のレベルも低いです。

また社長も社員のレベルも低いということは、その会社という空間自体非常に悪い環境ということです。

そんなところでスキルアップができるわけがありませんし、人間はそう言ったことに引っ張られてしまいがちです。

むしろ足を引っ張っていると言ってもいいでしょう。

これは面接で聞きにくく感じますが、社長が面接している場合は

「今後のキャリアの参考にしたいので、社長は今後どんな言語やどんなスキルが伸びていくと思いますか?」

と聞いてみましょう。

多分これを聞くとデキる社長からしたら、「向上心があって好印象」となるのでおすすめですよ!

デキる社長だったら論理的に納得できる答えを言ってくれると思いますので、帰ったらそれについて深掘りして次回の面接でも活かすこともできます!



・社員の年齢層

先ほどの話に通じるものがありますが、即戦力の若手20〜30代が少ない会社は注意が必要です。

なぜなら優秀な社員はみんな辞めていっているからということです。

ここは結構面接なんかでも聞きやすいポイントなのでどんどん質問しましょう!



・様々な案件の面談を受ける中、途中で決まってもその後も受けられるか

これもリスクヘッジのために聞いておくべきです。

やはり労働者側からしても全て受けた上で一番スキルアップできそうな案件にいきたいと思いますし、

スキルアップができるということはその会社自もスキルアップしていくということなので私は重要だと思います。


・会社としてのサポート体制

これは福利厚生である程度見ることができます。

先ほども話しましたが、あなたのスキルアップ=会社のスキルアップにも繋がるわけです。

勉強会やセミナーを自社で開いていたり、外部の参加費や技術書代は補填してくれるようなところだと安心でしょう。



結論


とはいえSESでも上手い使い方をすれば全然大丈夫です!

ある程度スキルがつくとむしろ上司もいない飽きたら次の現場ずっと新規案件でスキルを身に付けられるなどと言ったメリットも多いです!

またこの働き方そのものが準委託契約のフリーランスと全く同じ働き方になります。

簡単にいえばフリーランスの場合、A社が自分もしくはエージェントになるイメージです。


しかし未経験からSESに入る際は注意が必要です。

なので絶対にSESの会社に入る際は先ほど話したことを面接で確認しましょう。



いかがでしたでしょうか?

SESについてメリット・デメリットがわかったかと思います。

少しでもこれからエンジニアになろうと思っている方や、今苦しんでいる方の支えになれば幸いです!



さいごに

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

少しでも読んでくださった方の力になれたのなら幸いです。

本来なら自分のやっている情報商材の案内などをするところなのでしょうけど、私はやっていないのでYouTubeチャンネルとTwitterの紹介させてください!



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ではまた次の記事でお会いしましょう!







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