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とし総子
2024年9月16日 06:55
眠れない夜を書き続けていたら眠らない夜を愛していたわずかな歪みが私を保つ理解の端々の崩壊が私を溌剌をさせる醒めない夢は嫌いじゃない永遠を約束しながら灯火を吹き消して私は夜を纏う
2024年6月27日 15:50
詩が書けなくなることってあると思う?私はずっとずーっと書いていたいわ書けなくなっても無茶を書きなぐっていると思う言葉は我慢強いもの私のそばにずっといたもの詩が書けなくなったらってこわくない?こわいだけどこわくていい大切にも乱暴にも不埒にも扱うって丁寧さはかわらない私は言葉が好きいつまでも書いてる
2024年5月26日 11:37
書かなければ死ぬと思うこんなにも読むために私が集めた本たちに呆れられようと私は書く合間でしか読むことのできないよろしくない読書家だとみなが理解してくれたためやはり書くほうを選び選び本を途中で閉じるのです静かすぎる唇に投げかけるものを淵に滲ませ閉じた本は またひたと時の安らぎに自己の痛みを放つのです
2023年5月29日 21:22
すこし動けば 床にへばりつくこの身体で 書いていく 荒れ野を行く夜暴風の砂浜黒い黒い海が聞こえるときも日を撫でるのと同じこの手が 書く幻も 死も 水際も花も 癖も 土の目も胸を萎ませながら血の流れ 骨の重みも 組み込んで私で 書かれている