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「夜にいとく」(詩)

眠れない夜を書き続けていたら
眠らない夜を愛していた

わずかな歪みが私を保つ
理解の端々の崩壊が私を溌剌をさせる

醒めない夢は嫌いじゃない
永遠を約束しながら

灯火を吹き消して
私は夜を纏う

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