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右膝をやってしまった。 経過観察17日目

オーストリアに半年間だけサッカーしに行っていたことがあります。
オーストリアといえば”ウィーン”が有名ですが、僕がいたWIES(ヴィース)という街は遥か西、スロベニアの国境近くの山中にある小さな街で活動していました。
シーズンが終わって数日後に帰国が決まっていたのですが、その直前くらいに一人のチームメイトと登山したんですね。
その時の1枚がこの牛です。乳牛ってやつでしょう。この撮影地点は確か標高1000m付近だった気がするんだけど、標高1000mでも牛って生活出来るんだなーと思っていました。街へミルクを運ぶのも一苦労です。


今朝はあまりにも眠くて結局9時まで寝てしまいました。
昨晩は0時くらいに就寝したはずなので睡眠時間として十分なのですが、なんだか眠りが浅かった感覚がほんのり残っているんですね。その要因は間違いなく右膝を無意識に気にしているからだと認識してます。
目が覚めてから、もしあまりにも眠かった場合はいつも15分だけ過眠出来るようにアラームを設定しているのですが、その15分が1,2分のように感じますね。
これはもっと早く寝る方が良いのか、それとも寝る前行動を変化させるか、なんらかの方法を取らないと、このままずっと眠りが浅い日が続いてしまいそうです。色んな手法を試しながら自分にあったものを見つけていきます。


柵がない

登山話の続きです。この牛がいた場所ですが

柵がありませんでした。

放し飼い。

「この牛が襲ってきたらどうしよう」と思いながらこのエリアを歩いたのを覚えています。けど現地の人たちはそんなこと思い名ながら登山なんてしないのだろう。こういう局面で「どうしよう」という気持ちになるのは日本人特有なのかもしれない。そんなことを数年後に感じるわけです。
当時まともに言語を覚えていたら「なんで柵がないの?」「もし牛が襲ってきたら、とかは思わないの?」とかを聞けて、現地の人がどう思っているのこを今ここに書けであろうに、非常にもったいないですね。


足腰が鍛えられる


左が当時のチームメイトの健人、右がワタシ

めちゃくちゃ疲れたのは言うまでもなかったけど、やはり山頂に到着した時の達成感は素晴らしいものでした。高尾山の登山とはまた別の気持ちよさがありましたね。
欧米人は登山することが日常みたいです。ちゃんとした登山グッズを持っていたし、1000mくらいの登山なんて楽勝なんだろうなと感じました。
日常に登山が組み込まれているのだから、そりゃ足腰も強くなるわって。
骨太になるのもうなずけました。
青森山田の高校生たちが雪の中でサッカーをしているおかげで足腰が鍛えらるのと原理は一緒かもしれませんが、日本人が登山をしていれば足腰が鍛えられる、というのとはまた別の力が働くのではないかと思います。
元々の骨格文化に違いがあるので、同じように登山を続けていたら耐えきれなくて怪我をしてしまうのでは、と感じます。

田舎で育ってみたかった。

これは時々思うことです。僕は東京育ちなので周りからは都会の人間だと認識されます。だけど新宿なんかより地元柴又の方が好きだし、渋谷なんかより風情のある浅草の方が心地良いです。
たまに思うんです、もし自分が田舎育ちだったらどうなっていたんだろう。
これは大人になった今、田舎暮らしをしてみても味わえない事です。

例えば子どもの頃にもし、

学校までは徒歩1時間、友達の家までは1時間に1本出るくらいのバスに乗らないといけない、コンビニはない、農家のおじちゃんおばちゃんが野菜をくれる、学校は1クラスしかなくて5人、などなど

こういうのをたまにTVで見かけますが、憧れます。
こういった場所で育った人の書き込みや思い出話もたまに耳にしたりして、「田舎はやめとけ」っていうのも聞くことはありますが、それでも僕は憧れます。なぜなら本来人間が生きるために必要な物だけで囲まれた環境で成長できるからです。

だけども


僕は東京にいたことで、今思えば知らなくても良かったことをたくさん見て肌で感じてきてしまいました。それら全て悪いことでは無いし知って損することもないですが、今まで散々邪念に捉われて余計な事もしてきたし、自分の弱さが浮き彫りになってたまに絶望したりとかもしなかったんじゃないかと感じる時もあります。
たけども、東京で過ごしたからこそたくさんの人に出会えて、色んな経験もしてきたし、悪いことばかりではないです。むしろこんなにたくさんの人に支えてもらえるんだって感動してしまったので、絶望するわけにもいかないのです。家を継がないと思ってたけど、気が変わって本気でやってやろうと気になったし、結婚なんてするわけないと思ってたのに今の相方が現れて結婚して人生がガラリと変わったし、人生は何が起きるかわかりません。
明日死ぬかもしれないけど、それは心の片隅に置いといて今を一生懸命過ごした方が断然楽しい。
みたいなのをたまーに頭の中を巡ってくるので、この怪我も余裕で乗り越えて予定より早く復帰できるでしょう。希望しか見えない。
ただ相方には「無理すんな」と口酸っぱく言われているのでそれは確実に守りたいと思います。笑


ひとつよしなに。


株式会社美好所属
市川SC所属


みのってぃ。




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