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人生100年時代のキャリア形成を左右する「好きなこと」と「得意なこと」

長生きできてラッキーとも限らない?人生100年時代が到来しました。
みなさん仕事は楽しいですか?
毎日ツラすぎる人も、そこそこ楽しんでいる人も、楽しすぎて遊んでるみたいな人もいるわけですが。

キャリアは仕事に限らずライフキャリアとも言われますし、ここ数年で仕事と生活の境目があいまいになる働き方をする人も増えているように感じます。

そんな中で、ひと昔前のように、学生(20年くらい)→現役!(40年くらい?)→引退後(20年)、みたいな3ステージで考えていると、各ステージの割合がいびつになってくる気がしませんか。

だって、おそらく今元気な多くの人は長生きしちゃうんですよ。
死ぬまで現役だったら引退後は数年かもしれないし、仮に引退するとしても現役期間は60年くらいになるかもしれません。
20年プラスって、もはや人生の正午は40歳とは言えませんね…。
50歳でようやく半分って、すごいなぁ。

FIREやサイドFIREも大切ですが、能動的に生きるときの活力のひとつが「仕事」の人は、きっとたくさんいるはずです。
そもそもお金を稼がないと…という人もいるかと思います。

この記事では、改めて自分のキャリアを見直そうと思うときに必ず考えることになる、「好きなこと」や「得意なこと」と仕事について、自分の考えをまとめます。

好き・嫌いと得意・不得意の四象限

好きで得意な仕事はHappyゾーン!
というのは誰でも共感してくれるのではと思っております。

ときどきキャリアコンサルタントとしてもお仕事させて頂くのですが、このスライドは去年の年末に私立大学向けのキャリアデザイン講義で使ったものです。

Happyゾーンで働けている人は良いのですが、真逆に不得意&嫌いな仕事をしているときは、会社に行くのが辛かったり、早く仕事が終わらないかなと思ったりするのではないでしょうか。
わたしは新卒で入ったコンサル会社で、一番初めにゴリゴリITシステムをいじるプロジェクトに配属されてしまったとき、真逆状態で死にかけました…。
やってみて、全然好きになれなかったのです。
なんですかね、今ならできるのかもしれませんが…決められたとおりに動くのがどうも苦手なんですよね…新卒だったからかも。
まぁでも、今もがっつりプログラミングやりたいとは一切思わない。

一方で、
・デスクトップやヒアリングで情報収集を行う
・PowerPointやWordやExcelを使って資料化
・答えがひとつではない企画や執筆・制作を行う
・人から指示されずに動く

これらは比較的得意なので嫌いではないという状態でした。
今はとっても好きです。
二つ目以降のプロジェクトや、二社目、三社目は全部この好きかつ得意を活かせることをしています(ありがたい)。

もちろん扱う仕事や裁量はどんどん変わりますが、軸はぶらさないというのが重要だなと思います。


好きだと得意になる可能性がありますが、嫌いだと得意になる可能性が低くなるので、ココロは疲弊していくのものですよね。
また、得意だと好きになりやすいですが、不得意だと苦手で嫌いになりやすいと思います。

なので、Happyゾーンにみんな少しでも近づいた方が、結果として生産性も上がるはず!

この前上司に「我慢すると老けるからやめろ!絶対合わないだろ!」と言われて、その通りだなと思いましたw
これからもあまり我慢せずフリーダムに生きていこう。

好き・嫌いや得意・不得意がわからないときに必要なこと

ところで、自分の好きなことや嫌いなこと、得意なことや不得意なことについて、明確に人に伝えることができるでしょうか?
これらを自分自身で整理するのは、意外と時間を取って振り返らないとわからないことでもあります。

そして、やってみないと好きか嫌いかもわからないものがたくさんあります。
何か始めても、すぐ辞めると本質がわからないままなので、表面的に捉えることにもなりがちだなと感じます。
これは、仕事だけじゃなくて、習い事とか趣味でも同じだなと。
ピアノを弾ける前に辞めても、音楽のことはわからない。みたいな。

だから、ちょっと背伸びすれば行ける!くらいの気持ちが持てるなら、一定期間続けてみるのも必要だと思うのです。

いろんな有名な人たちが「行動しろ!」みたいな発信を一時期しまくっていましたが、いろいろ手を出すことで気づきが得られるってことですよね…!

詰め込み義務教育が未だに日本の標準だとしたら、能動的に動く教育一切受けていないので、けっこうハードル高く感じるかもですが…ほんと弊害。

ただ、Happyゾーンに行きたい!と思う場合は、自分を知ってからのほうが行けるので、学生時代はもちろん、会社勤めや起業でもいろんな仕事をしてみたほうが良いのかなと。

ひとつの会社でずっと同じ部署にいたりすると、これは難しいですね…
なので、キャリアを真剣に考えて棚卸するのは、定期的に行ったほうが良いのです。

複業や副業は自分のスキル試しに有効

そういう意味で、複業・副業は自分のスキルのお試しにもなるので良いですよね。

実はもうひとつ、現実問題としては「仕事にしやすいか?しにくいか?」の軸も考えざるを得ません。
資本主義社会で生きている限り、金銭的な収入がないと生活がしづらいと思います。

ここで、マーケットでニーズがあるものは、仕事にしやすいです。

たとえばITエンジニアは仕事にしやすいです。日本ではIT人材は足りていないですし、これからも足りません。引く手あまた!

出典:経済産業省「- IT 人材需給に関する調査 -調査報告書」(2019年3月

ニーズが多いのに担い手が少ないと、人材の取り合いになるので高給になっていきます。

ゲームやYouTubeや音楽は、やりたい人がたくさんいますが、人材が不足しているかというと微妙です。
この人の作品が好き!発信内容が好き!とならないと難しい気がします。
いろんなものを生み出して、いろいろな試行錯誤が必要で、一筋縄ではいかないかもしれません。
あと企業相手か一般消費者相手かでも違います。

最近はいろんな生き方があるので、自分なりに納得いく形なら正直なんでも良いですね…!

わたしのアーティスト活動のブログでもちょっと書いているので、良かったらどうぞ。

なにか新しいことを始めると、必ず外野でブロックしようとしてくる人がいるので、気にせず試して軌道修正していくのが良いと思います。

ときどき「なんでこんなうまくいかなかったんだろう…」と絶望することもあるかもですが、絶望すると希望が持てるので大丈夫です。

わたしも最近、ビジネスとして5年後に形にしたいことがやっと決まりました。
今までのさまざまな経験が活きるように、準備しようと思います。

楽しい人生100年時代を過ごしていきましょう~!

お読みいただきありがとうございました!

複業や副業を通して自分のキャリアを見直してみたい!という方のご相談も受付していますので、お気軽にお問い合わせください。

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