mimosa*癒し系弁護士

お客様の9割は女性。離婚や男女の問題をメインに取り扱っている弁護士です。 仕事と家事育…

mimosa*癒し系弁護士

お客様の9割は女性。離婚や男女の問題をメインに取り扱っている弁護士です。 仕事と家事育児に追われ、いっぱいいっぱいで「できない自分」にダメ出しばかりしていた私が、ようやく自分を認め愛せるようになりました。 ここでは、等身大の私を素直に表現していけたらと思っています✨

最近の記事

「宝物をもらった思い」…依頼者さんからの言葉

とある事件の、控訴理由書を書きました。 長い間、とても辛い思いの中、頑張ってこられた方・・・ 裁判所の既定路線的な考え方で判断されてしまうと、その方にとって非常に不合理な結論になってしまうケースでした。 定型の公式で出したような判断ではなく、個別の事情を汲んだ判断を裁判所にしてもらいたい。そのために、一審でも力を入れて主張立証をしたつもりでした。 ですが、判決は・・・ 私から見れば明らかに不合理な理屈で、あるいはろくに理由を述べないまま、こちらの主張を蹴りに蹴って、まさに公

    • いったん止まってしまったもの、再び動かすにはエネルギーが要る。まずはちょっと。1ミリだけ進めてみよう。

      • 温かい飲み物を飲むと、お腹がじんわり温かくなって、ほーっと息が漏れ、しあわせ〜って感じます❤️ 自分自身に小さな幸せをプレゼント。さて今からお茶を飲もうかな。

        • 子どもを連れて裁判傍聴したら、裁判官の対応が素敵だった話

          数年前の夏休みのこと。 当時小学5年生くらいだった息子とその友達4人ほど連れて、裁判傍聴に行きました。 裁判所は7〜8月になると交代で夏期休廷期間(裁判期日を入れない期間)があるので、普段に比べて傍聴できる裁判も少なくなります。 選択肢が少ない中、小学生にもわかるものがあるかな〜と開廷表を見て回ると、窃盗事件の刑事裁判があったので、その法廷に入りました。 この裁判は、高齢男性が神社の賽銭箱からお金を盗んだという、いわゆる賽銭泥棒の事件でした。 裁判が始まります。 「被告

        「宝物をもらった思い」…依頼者さんからの言葉

        • いったん止まってしまったもの、再び動かすにはエネルギーが要る。まずはちょっと。1ミリだけ進めてみよう。

        • 温かい飲み物を飲むと、お腹がじんわり温かくなって、ほーっと息が漏れ、しあわせ〜って感じます❤️ 自分自身に小さな幸せをプレゼント。さて今からお茶を飲もうかな。

        • 子どもを連れて裁判傍聴したら、裁判官の対応が素敵だった話

          弁護士の服選び。スーツをやめて、自分らしいスタイルへ。

          弁護士になってから長いこと、仕事服=スーツでした。 仕事なんだからスーツを着なければ。 弁護士らしく見えるように、カッチリとカッコよくしよう。 そんな意識で、日々、黒やグレー、紺といったスーツを着ていました。しかも、パンツスーツを着ることが多かったなと思います。 けれど、今はスーツをほとんど着ません。 カチッとスーツを着るのは、交渉ごとや尋問などで「戦闘モード」の時くらい。それ以外は、やわらかい雰囲気のジャケットやカーディガン、ブラウスやニットに、きれいめなスカートやパンツ

          弁護士の服選び。スーツをやめて、自分らしいスタイルへ。

          「ありがとう&自分への褒め言葉」を10個言って1日をスタートさせてみたら、気持ちが晴れやかでいられた。

          仕事が立て込んでくると、私は精神的に余裕がなくなります。 すぐにイライラして、心の中がざわざわします。 この1週間、まさにそんな時期でした。 今朝、身支度をととのえて、さあ仕事に行くぞっと気合を入れかけた時、ふと、そういえば以前、こんなこと言われていたな〜ということを思い出しました。 自分の発した言葉は自分自身が聞いている。だから良い言葉をどんどん口に出そう。 毎日、「〇〇に感謝しています。ありがとう。」という言葉を10個書いて、口に出して読み上げる習慣をつけると良い。

          「ありがとう&自分への褒め言葉」を10個言って1日をスタートさせてみたら、気持ちが晴れやかでいられた。

          収納に困るヘッドセット。バナナスタンドに吊るしてみた。

          事務所の自席の固定電話に、ヘッドセットを取り付けました。 最近、お電話での打ち合わせが増えてきたのですが、右手にペン、左手に受話器を持っていると、記録をめくろうとしたときに「あ、手が足りない!」 そんなとき、以前は首と肩の間に受話器を挟んでいましたが、歳のせいか肩から首がどうも固くなっていて、その姿勢で話すのが辛くなっていたのです。 受話器の接続端子を本体から外し、そこにヘッドセットの端子を差し込み、ハンズフリー固定電話に変身。 さて、このヘッドセットをどこに置いておこう?

          収納に困るヘッドセット。バナナスタンドに吊るしてみた。

          私のペンネーム“mimosa”の由来

          私のペンネーム(アカウント名)“mimosa”の由来について、ご質問をいただきました✨ mimosa(ミモザ)とは、黄色いつぶつぶのお花が房状になった姿が可愛い植物です。専門的に言うと、ギンヨウアカシアやフサアカシアなど、マメ科アカシア属の植物の総称(俗称?)だそうです。 私がこの名前を選んだのには、理由があります。 それは、ミモザは「国際女性デー」のシンボルだということです。 「国際女性デー」とは、女性の権利を守り、ジェンダー平等の実現を目指すための記念日です。190

          私のペンネーム“mimosa”の由来

          「ヘビーな書面」ほど、小分けにして前倒し。そのほうが気持ちもラクだし、結果的にかける時間も少なくて済む。

          「ヘビーな書面」というのが時々あります。 どうやって説得するか、どうやって反論するか、どうやって理解してもらうか、それを綿密に考えて、ある程度の分量をもって組み上げるような書面です。 内容にもよりますが、数時間から十数時間、トータルでかかるようなものです。 若い頃は、ヘビーな書面ほどハードルが高くてなかなか取りかかれず、締切が近づいてから奮起して着手し、火事場の馬鹿力というやつで、睡眠時間を削り、締切ギリギリまで作業をするのが常でした。 だけどこれ、精神衛生上、大変に良く

          「ヘビーな書面」ほど、小分けにして前倒し。そのほうが気持ちもラクだし、結果的にかける時間も少なくて済む。

          お酒を飲んでいる時の自分が好き。垣根が溶けて、オープンマインドになれるから。

          子どもの頃、お酒に嫌悪感がありました。 父が酒飲みで、いろいろとやらかしている姿を見てきたので、お酒は嫌なものだと思っていたのです。 父曰く、高校生の頃の私が、酔い潰れている父に怒り、紙パックの焼酎を指差して「この酒が悪い!」と叫んだことがあるそうです。(覚えてない) これを聞いて父は、「父親を責めるのではなくお酒のほうを悪いと言う我が子はなんて優しいんだと思った」そうですが。(え、そこ?) そういうわけで、20歳をすぎても、しばらくはお酒を飲むことに消極的でした。 それが

          お酒を飲んでいる時の自分が好き。垣根が溶けて、オープンマインドになれるから。

          無茶振りの仕事・・・いい顔して引き受けるより、自分に正直になったほうがいい。

          大先輩の弁護士から、来月にある企画の準備を代わって欲しいと言われました。自分が担当になっていたのを見落としていたそうです。 え!?今からですか? 私は昨年同じ企画を担当していました。そのときは準備を始めたのが10月半ば。たくさんの人に役割を振ってやりとりして進捗を管理して・・そういう作業がものすごく大変で、つくづく私には苦手な仕事だと実感しました。 結果は好評でしたし、やりがいはあり、楽しいこともあったのですが、「もう2度とやらない」と心に誓っていたのです。 それが、ここに

          無茶振りの仕事・・・いい顔して引き受けるより、自分に正直になったほうがいい。

          ご飯大好きだった私が、夕食ゆる糖質オフダイエットを続けて3年。習慣はちょっとの工夫で変えられる。

          私は何よりご飯が大好きです。 ほかほかご飯にお漬物や納豆、昆布に海苔。 それだけでもう大満足っていうくらい。 そんな私が、3年前から夕食のご飯を抜いています。 ダイエットの必要性に迫られ、「月曜断食」という本を読んだのですが、どうにもこうにもこれは無理だと思い・・・夕食だけご飯(主食)を抜いてみることにしました。 でも、ご飯大好きな私にとっては、ご飯が食べられないのは辛くて悲しくて苦しい・・・ そこで、「夜、食べない代わりに、朝イチに食べて良い」と決めました。 「食べたら

          ご飯大好きだった私が、夕食ゆる糖質オフダイエットを続けて3年。習慣はちょっとの工夫で変えられる。

          第一読者は依頼者さん。心をこめて書面を作っています。

          書面を作ることは、弁護士の重要な仕事です。 裁判所に出す訴状や答弁書、準備書面。 ご本人の体験を書く陳述書。 交渉相手に出す文書。示談書や契約書。 その意味で、文章を書くプロ、でもあると思っています。 私は書面を作ったら、必ず、最初に依頼者さんに送り、読んでもらうことにしています。主な目的は、間違いや抜けモレがないかの確認のため。 ですが、時に依頼者さんが、こんな反応をされます。 「本当にこのとおりで、涙が出るほど感激しました」 「私の気持ちを理解していただいて感謝してい

          第一読者は依頼者さん。心をこめて書面を作っています。

          〇〇したい!という気持ちが湧き上がったら、やっていいよと許可を出す。これで幸せ感がアップする。

          先日の出来事ですが、会いたいな〜と思っていた人と、会えるかも??というチャンスが飛び込んできました。 その瞬間、行きたい!!という熱い思いが湧き上がりました。 ・・・待てよ。うーん、予定が入っている。 でも、やっぱり会いに行きたい!! どうにかして調整できないか・・・ うん、調整できそう。決めた!行こう! そして全力で予定を調整し、会うことができました。 結果、とても素敵な時間を過ごせました。 以前の私なら、予定が入っている時点で諦めていただろうし、たとえ予定が入っていなく

          〇〇したい!という気持ちが湧き上がったら、やっていいよと許可を出す。これで幸せ感がアップする。

          スケジュール管理はデジタル派。それでも紙の手帳を使うのは、こぼれ落ちそうな日常の記憶を書き留めるため。

          私のスケジュール・タスク管理 私のスケジュール管理は、完全にデジタルツールです。 具体的にはこんな感じで、ここ数年落ち着いています。 ● 予定は、Mac &iPhoneのカレンダーアプリへ。 (仕事・家庭・自分・ルーティン・移動などと種類ごとに色分け。) ● タスクは、Nozbeというタスク管理ツールへ。 (完了したらチェックマークをつけてカレンダーに反映できる。) ● これらをGoogleカレンダーに同期して一元化。 (仕事の予定は事務職員からも閲覧可能に。) 私は昔

          スケジュール管理はデジタル派。それでも紙の手帳を使うのは、こぼれ落ちそうな日常の記憶を書き留めるため。

          「正しさよりも優しさが欲しい」…心を震わせる髭男「Subtitle」のフレーズ

          今話題のドラマ「silent」の主題歌でもある、Official髭男dismの「Subtitle」。 どこをとっても素敵な楽曲なのですが、特に、私の心に深く深く刺さり、初めて聴いた時に涙がぶわっと溢れてしまったのが、2番のこの部分です。 弁護士という仕事は、常にジャッジに向き合わされています。 そこでの判断基準は「正しさ」。 「正しさ」を主張し、証明すること、そして勝つことが求められます。 だけど一方で、人は正しさだけで動くわけではないのだと、経験を重ねるごとに、身に染み

          「正しさよりも優しさが欲しい」…心を震わせる髭男「Subtitle」のフレーズ