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無茶振りの仕事・・・いい顔して引き受けるより、自分に正直になったほうがいい。

大先輩の弁護士から、来月にある企画の準備を代わって欲しいと言われました。自分が担当になっていたのを見落としていたそうです。
え!?今からですか?
私は昨年同じ企画を担当していました。そのときは準備を始めたのが10月半ば。たくさんの人に役割を振ってやりとりして進捗を管理して・・そういう作業がものすごく大変で、つくづく私には苦手な仕事だと実感しました。
結果は好評でしたし、やりがいはあり、楽しいこともあったのですが、「もう2度とやらない」と心に誓っていたのです。

それが、ここに来て急な無茶振り!!

・・・無理。
昨年あれだけ大変だったのに、今回はさらに日程がタイト。(それまで放置されていたので。)しかも私自身、他の仕事もすでにかなり入っている。
時間的にも、精神的にも、負担が重すぎる。
湧き上がるモヤモヤ。

それでも以前の私なら、いい顔して受けていたでしょう。
だって忙しいのは私だけじゃない。他にできる人がそうそう見つかるとは思えない。私がやるしかない・・・

だけど、無理だ。
今からこれ担当したら、私は精神的に潰れる。
危険信号がともりました。

だから、勇気を出して、断ることにしました。
相手は大先輩でしたが、率直な自分の気持ちを丁寧に伝え、できれば他の人をあたってもらえないかと伝えたのです。

自分に正直になることができた!
呆れられたり、気を悪くされたりするかもしれないけど、それでもいいや。
自分の心身の健康のほうを選べたことに、ちょっとすっきりしました。

すると、大先輩は、気を悪くするどころか、
「本当にごめんなさい。
自分のせいでこんなことになったのだから、全部の仕事を代われるなんて思っていない。下準備は全部やるので、企画のメインはやってもらえないか。」
と、返事をくれました。

後輩だからと都合よく使われているんじゃない。
信頼してもらえているんだと、思いました。
私だから、やってほしい、任せたいと思ってくれているんだと。

結局、企画のメイン部分のみ、引き受けることにしました。
すごく感謝されました。
私のモヤモヤは、なくなっていました。

同じ引き受けるでも、あのままだったらモヤモヤを引きずっていたでしょう。
けれど、自分の気持ちを正直に伝えた上で、結果的に納得がいく形におさまりました。
いい顔しなくてよかった。

さあ!急に忙しくなるけれど、あとは頑張るのみ!
ううん。気持ちを切り替えて、楽しもう。
(大変ですけどね。)


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