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お酒を飲んでいる時の自分が好き。垣根が溶けて、オープンマインドになれるから。

子どもの頃、お酒に嫌悪感がありました。
父が酒飲みで、いろいろとやらかしている姿を見てきたので、お酒は嫌なものだと思っていたのです。
父曰く、高校生の頃の私が、酔い潰れている父に怒り、紙パックの焼酎を指差して「この酒が悪い!」と叫んだことがあるそうです。(覚えてない)
これを聞いて父は、「父親を責めるのではなくお酒のほうを悪いと言う我が子はなんて優しいんだと思った」そうですが。(え、そこ?)
そういうわけで、20歳をすぎても、しばらくはお酒を飲むことに消極的でした。

それが、お酒を飲む機会が少しずつ増えてくるうちに、
あれっ??お酒飲むのって、楽しい✨
と感じるようになりました。

日頃、何かと気にしすぎ・心配しすぎ・考えすぎな性格の私。
完璧主義で、人の目が気になって、人と楽しく過ごせていても、どこか心に垣根があって、なかなか心を開くことができないところがあります。
そんな自分が、時に寂しく、つまらない人間だなと思えてしまいます。

けれどもお酒を飲んだ時は、心の垣根がスーッと溶けていきます。
アルコールには理性や思考をつかさどる大脳新皮質の働きを鈍くする作用があるといいますが、そのせいなんでしょうね。
酔っている私は、周りから見ても、たぶん明るく朗らかで、ほわほわ、ニコニコとしていて、人懐っこくなります。

そんな自分が好きです。
ふだんからそんなオープンマインドな人でありたい。
「私って、常に酔っ払い状態でいる方が、人生うまくいくんじゃない!?」と思ったことがあるほど(笑)

でも、常に酔っ払っているわけにはいかないので。
今、こうやって、noteに言葉を綴ることで、少しずつ自分の中の心の垣根を溶かす練習をしているところです。


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