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弁護士の服選び。スーツをやめて、自分らしいスタイルへ。

弁護士になってから長いこと、仕事服=スーツでした。
仕事なんだからスーツを着なければ。
弁護士らしく見えるように、カッチリとカッコよくしよう。
そんな意識で、日々、黒やグレー、紺といったスーツを着ていました。しかも、パンツスーツを着ることが多かったなと思います。

けれど、今はスーツをほとんど着ません。
カチッとスーツを着るのは、交渉ごとや尋問などで「戦闘モード」の時くらい。それ以外は、やわらかい雰囲気のジャケットやカーディガン、ブラウスやニットに、きれいめなスカートやパンツを合わせています。そして、できるだけ顔まわりに明るめの色が入るようにしています。

こんなふうに服装が変わったのは、決して着心地のラクさを求めているからではなく(いや、それもないとは言いませんが・・・)、仕事に対する自分の意識が変わったからです。

私が救いたい人は誰か。
私は誰のお役に立ちたいのか。
私が得意なこと、自然にできていることは何か。
私は自分のどういうところがいいと思うか。

そういう観点で、自分の仕事のあり方について深く考えたことをきっかけに、「弁護士たるもの、こうあるべき!」ではなく、「私らしいスタイルで行こう!」と思うようになりました。

今の私にとっては、「弁護士らしく」とか「かっこよく見える」より、「親しみを感じてもらえること」「安心してもらえること」のほうが、優先度が高くなっています。
だから、「戦闘モード」ではなく「ほっこりモード」を目指して。
服選びのセンスを磨いていきたいと思います。

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