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小説「フローライト」

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米津玄師さんについて書いてます。これは小説ですが、彼のビジュアルや雰囲気を元に出来た小説です。ですので、彼の体験とか事実について書いたものではありません。これは架空のものです。妄…
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2024年6月の記事一覧

フローライト第四十話

ゴールデンウィークが開けて美園の学校も始まり、奏空のドラマは絶好調に視聴率を保っていた。…

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フローライト三十九話

ゴールデンウィークに入る前に美園の学校の先生から呼び出された。美園がクラスの子を脅したと…

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フローライト第三十八話

「奏空~」と美園が玄関まで駆けだして行った。 「ただいま~美園~」と奏空が大袈裟に両手を…

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フローライト第三十七話

明希が家出してから一週間経ったが、明希はまだ帰ってこなかった。奏空が明希の実家に連絡して…

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フローライト第三十六話

利成の言う通り、奏空はまだライブツアーの最中だというのに咲良の病院までやってきた。 「え…

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フローライト第三十五話

もう行くことはないと本気で思っていたのに、何故か明希からまた連絡が来た。「もうほとんどい…

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フローライト第三十四話

ライブのリハーサル中に利成が怪我をした。台座が急に崩れて足から落下し、骨折はしなかったが酷くひねってしまい、当分は安静になってしまった。 咲良はその連絡を明希からの電話で聞いた。 「じゃあ、入院してるんですか?」と咲良が聞くと「ううん、検査で一日入院したけど、後は家で大丈夫だっていうから」と明希が答えた。 「そうなんですか・・・大丈夫なんですか?」 「うん・・・まあね。でも、何せ歩けないものだからトイレに行くのもやっとで・・・」 「そうなんですか・・・じゃあ、明希さ

フローライト第三十三話

事務所と奏空、○○のグループと奏空との話し合いがずっと平行線だった。やはり今は結婚はおろ…

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フローライト三十二話

全国のライブツアーに成功した奏空のグループ○○は、テレビのレギュラーなど人気はまだどんど…

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フローライト第三十一話

正月も過ぎて奏空はまた忙しくなった。最近はもっぱらテレビの中で奏空を見ている。 咲良はウ…

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フローライト第三十話

季節は冬に移行し、奏空の仕事が忙しくなった。新人賞候補だった奏空のグループはテレビの仕事…

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フローライト第二十九話

天城利成の子供がアイドルデビューした。○○事務所から五人組の一人だという。朝倉咲良はその…

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フローライト第二十八話

奏空が中学三年生になった春。奏空がアップしたユーチューブの曲がいきなりすごい再生回数にな…

柚木菜ユキナ
2週間前
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フローライト第二十七話

中学に入ると奏空は急にサッカーをやりたいとサッカー部に入った。それまでスポーツには、あまり興味がなさそうだったので明希は少し驚いた。 けれどそれを聞いた利成の母が反対した。どうやら奏空の才能をみて、将来は奏者にと考えているようだった。 日曜の昼間に家に訪れた利成の母は明希に言った。 「スポーツはダメよ。怪我の元」 「でも・・・本人がやりたがっていて・・・」 「それを阻止するのが親の役目でしょ?子供の言いなりはダメよ」 「はぁ・・・」 「今日は奏空は?」 「ちょ