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自分のこれからのキャリアについて考える by👨🏽

先日、職場の元上司の井田さんと久しぶりに対談させていただいたので、
その中で感じたことをこのnoteに残そうと思います。

井田さんは僕が現在勤めている会社に10年在籍したのち、転職。今はエンジニアとして働かれています。本業の傍ら、過去のファッションスキル・接客販売のスキルを活かして、様々なチャレンジをされています。

その中の取り組み一つ、”100人の人と会って話すという百人組手”に応募させていただき、対談させていただくことになりました。

一緒に働いていた時から、一人黙々とビジネス書を読み、生活習慣を変え、実践する。自分の人生を自ら切り拓こうとする背中に一番刺激をもらい、勉強させて頂いた先輩です。

では早速感じたことを残していきます。


①自分が持っているものを膨らませる

エフェクチュエーション(Effectuation)という考え方を教えてもらいました。https://www.profuture.co.jp/mk/recruit/strategy/23213

優れた経営者はまず自分を見つめ、自分が何をリソースとして持っているのかを確認する。そして見つけた小さな物を元手にスタートを切る。
失敗を繰り返しながら修正し、それを大きく育てていく。

なかなか自分では自分の魅力はわからないものですよね…
灯台下暗しとはまさにこのことです。
だから何か新しいことを始めようとする時、つい自分が持っていないものを得れば自分を変えることができるのではないかという錯覚してしまうのかもしれません。

僕もつい数ヶ月前副業で稼げるものをと思い、HTML/CSSの勉強を始めたのもその典型的な例。何かを新しく学ぶということはポジティブなことですが、まず正しい出発点は自分が何を持っていて、持っていないかを考えることだったのかもしれません。新しい学びは元手でなく、肉付け(修正)していくときに必要だったのかなとこの考え方を聞いて感じました。

改めて、僕が持っているスキルは何なのか考えた時、やはりファッション・接客販売(コミュニケーション)に関することが頭に浮かびました。

たまに不満を漏らしてしまう今の現状は実は恵まれているのではないか?
今の現状で出来ることないか?
会社のリソースでフルに利用して、安全に自己投資が出来る。
独立した時に遠回りしないとできないことも今なら経験できるかもしれない。

新しいことを学ぶことも大事ですが、持っている物を全力で磨き、
もう一度今の仕事を初心に戻って全力で取り組んでいこうと思います。


②ファッション業界のニッチ

VUCA時代と呼ばれる現代において、
ファッションビジネスの仕組みは全然進歩していないと言われています。

洋服を仕入れ(製造して)、売る。という古くからのシステム。

業界内部にいると、成功と言えば”自分の店(ブランド)を持つこと”
が唯一の正解のように思えてしまいます。
そして、人生を賭けた博打のようなあまりのハードルの高さに断念する。
そんな仲間を沢山間近で見ています。
勿論、独立だけが道ではないことは重々承知です。

アパレルの世界を飛び出し、百人組手を通じて様々な業界の方と話してきた井田さん。実は独立の形は沢山あることを教えていただきました。

・お洒落のコーチング
・洋服販売のコンサル
・洋服について説明するファッションライター

つまり、自分を売る。スキルを売るという道です。

何年も毎日洋服を売っていると、無意識のうちに自分たちの商品は洋服しかないという固定概念に縛られてしまっていたのかもしれません。
プロだからこそ陥りがちな罠。

”ファッション ×  何か”

その”何か”は業界の外に答えがあるのではないかと感じます。
他業種は何を商品として、どのようにビジネスを循環させているか。
そこを知ることでプロである僕らにしかわからない新たなフィールドを見つけられるのではないかと感じました。

そういった視点を持って、好奇心に従って今年は突き進んでいこうと思います。

井田さんも早速自分との対談を記事にしてくださっています。
note毎日投稿を自分のルールとされているそう。

井田さん対談ありがとうございました!


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