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しがない私立中高教員のアウトプットの練習場所/美味しいものと旅行が好き

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自己紹介

こんにちは、→ミロと申します。 普段は、美味しい食べ物と旅行の思い出に支えられながら、私立小学校で教員をしています。特に社会科で面白い授業出来ないかなぁ、と思って、奮闘の毎日です。 アウトプットする力を磨こう! 先日、縁あって某大学院のOBの先生方とお話をさせていただく機会がありました。自身の実践について発表する機会もいただき、それに対するご意見もいただきながら学びの多い会になったのですが、とにかく思ったのが… 表現力?のなさがすごい(小並感) 発表にしろ、質問にしろ、

    • 行く年度来る年度

      紆余曲折あり、今年度で初任校を退職することにした。 先輩教員との力の差に絶望し、時に泣きながら授業を考えた1年目に始まり、2年目は6年生の担任として、3年目は体育主任として、4年目は県社研の授業実践者として、挑戦させていただき、もがき続けた本当に濃い4年間だった。先輩教員をはじめ、ご指導いただいた先生方には感謝しきれない。 一昨日、退職辞令交付式があった。この日を最後の出勤日にしていた私は、引っ越し等の関係もあり、実家の福山から勤務地の岡山まで電車で向かった。見慣れた車窓か

      • すごい先生と教材研究には金を惜しむな

        昨年度末に宗實先生の本と出会った。 いや、実際には以前から宗實先生の本は拝読していたのだが、この本が自分の中で結構衝撃的だったのだ。もし社会科(特に小学校)を教える先生方で読んでいない先生がいれば、是非ご一読していただきたい。 で、大変失礼且つ恥ずかしい話だが、当時先輩上司と読書会をしながらの率直な感想は「ホンマにこんな書ける子供おるんか?」というものだった。そのすごさに対して半信半疑になっていたわけである。 でもそんな授業が本当に出来るようになるなら、越したことはない。

        • 公開授業のすゝめ

          昨年度からご縁があって入ることとなった県社研で、今年度公開授業をさせていただけることとなり、その授業が先週ついに終わった。 詳しい内容に関してはここでは省略する。先輩教員が文章化してくださっているので、そちらをご参照いただきたい。 いや、公開授業ってマジで大変!!! 最初に企画した案を研究会の学年団の先生方に「えぇんじゃない!?」と言われて、せっせと夏休み返上で形を整えたにも関わらず、夏場にお偉いさんたちに「いやこれはダメやで」と言われ、ゼロベースに戻されたお盆明け。 覆

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        自己紹介

          毎日投稿とか100%無理な僕

          最近ふとまたnoteを書きたくなってきた。 久々に覗いてみると、最新の投稿は去年の2月13日。「1週間に1度のペースで投稿しよう」と思って始めたnoteは、ちょうど半年で終わっている。空いた期間も継続期間も、いかにも自分らしくて吹き出してしまった。 いやさ、自分が「書きたい!」ってなっている時は、意味の分からない文章でも、自己満でサクっと書けるんだけれど、自分の中で義務化していると無理に課されている感じに、しんどくなるんですよ。今後はさすがにこんなに頻度を空けないようにした

          毎日投稿とか100%無理な僕

          幸せのヒント

          「俺らの幸せって何か変わったよな」 大学時代の友達がそう言った。 大学在学中にできた、数少ない心の許せる友達のうちの1人が彼だ。多分これから先もこうやってたまに連絡を取り合っては深そうで浅い話をするのだろう。そんな友達が、こんな僕にも何とかできたのだから本当にありがたいことだと思う。 今回はそんな彼が言ってきた、この言葉を切り取ってみる。 「幸せ」とは何だろうか。これはおそらく全人類が時に悩み、時に励まされてきた、そしてこれから先もきっとそうであろう、永遠のテーマだ。

          幸せのヒント

          美味しいご飯と笑顔は世界を救う

          いつだったかTwitterに載っていた言葉(だった気がする)。疲れた時には風呂などにしっかり浸かるべき。ストレスが溜まった時は脂を摂取すべき、とのこと。 失恋のストレス。これはかなーり大きい。自分ではもう吹っ切れている。未練はさらさらない。ただ、彼女と過ごすか、仕事するか、寝るかといった、いかにも自我のない休日を何年か過ごしていたので、空いた時間を1人でどう使うか、まだ慣れておらず、そこからストレスを感じてしまう。 ただ、ありがたいことに職場でもプライベートでもそれを埋め

          美味しいご飯と笑顔は世界を救う

          無知は罪なり

          前の日曜日、映画を見にいくことがありました。
今回見た作品はこちら。 友人に誘われてついて行ったのですが、なるほど確かに面白かった。公開日を見ると、今更のレビューにも思えてくるのですが、忘れないうちに、そして一応ネタバレにならない程度に、感想も含めて記しておこうと思います。 舞台は1945年8月の満州から始まります。ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄し、対日宣戦布告。満州国に一斉侵攻します。
主人公の山本は、敗戦濃厚ということを東京や広島の様子から察しながらも、1人の兵士と

          無知は罪なり

          さよならはディナーの後で

          昨日、約6年付き合った彼女と別れることとなりました。 彼女とは婚約も前撮りもしていて、もう少しだったのですが、彼女の昇進のための転勤を、僕も僕でやりたいことがあって、そばで応援出来ないことからこのような結果となりました。 別にお互い嫌いになったわけじゃない。むしろまだ好きなんです。少なくとも僕は。でもこれからを見据えていくうえで一緒にいるのが難しい。そんな別れ話。多分お酒がないと無理だなと思い、彼女の好きな韓国料理屋さんですることにしました(ディナーなんて、何をカッコつけて

          さよならはディナーの後で

          誰かに宣言すると3割増で頑張れる説

          遅ればせながらあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 昨年の半ばに「週1投稿」を目標に、地道に投稿を続けることができました。なんと20投稿をようやく終えたということで。なかなかの遅さに笑っちゃいますね。 だらけがちな自分が何とか続けられたのは無理しすぎない程度の目標だったことと、勤務先の先生方にその目標のもと、頑張ることを宣言したことが大きな要因だと思っています。 「誰かに宣言すると3割増で頑張れる」説。何だか自立してないようで恥ずかしい話ですが、

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          人によって態度を変える子をどうするか

          僕の学校は特に高学年において、教科担任制となっている。専科の先生として、色々なクラスの授業にそれぞれの先生が入る場面が多い。 この状況において、しばしば起きてしまうのが「先生によって子どもたちの態度が変わる」問題である。子どもはよくも悪くも素直だ。担任がどの授業にもずっと教室にいられたら良いのだが、生憎他のクラスや学年で授業をしていることが多く、対応も難しい。 だからこそ、各担任は「人によって態度を変える人は良くないことだ」といった趣旨のことを、常日頃から子どもたちに言い

          人によって態度を変える子をどうするか

          思春期万歳🙌

          僕の学校では、その学期に頑張ったことを各学年代表1人発表する「頑張ったこと発表」というものがある。 2学期もあと1週間。今学期の頑張ったこと発表は誰にするか、ということで、子どもたちに2学期の振り返りを書いてきてもらった。 正直、こういう代表者を選ぶ的なイベントはなかなか苦手である。しかし、今回はその文章に出会った瞬間、決まったことを確信した。 代表となった彼の文章の題名は『助けるために、2学期頑張ったこと』だった。 恐縮ながら内容をめちゃくちゃ短くまとめると、「周りにか

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          世界へ飛び立つ11歳

          僕は小学生時代を、コンビニもスーパーもないド田舎公立小学校で過ごした。 何も知らない町でぬくぬく育っていたのだけれど、小学3年生の冬に母が担任に「この子を学校で終わらせるにはもったいない。塾に行かせてあげてください」と言われたらしく、春休みから入塾することになった。 今思えば、その先生に出会っていなければ、今の僕はきっとなかっただろうと思う。その先生はきっと僕や母に言ったことも、僕の存在さえも忘れただろうが、本当に感謝している。塾という選択肢を知らない世界線で、あの田舎に住む

          世界へ飛び立つ11歳

          祝 26年越しの映画化

          『THE FIRST SLAM DUNK』がいよいよ始まりました! 意外にもうちのクラスの子の世代にも『SLAM DUNK』を好きな子が何人かいたので、明日以降話すのが楽しみです。今日は今回の映画について、自分の思ったことを整理しておこうと思います。ストーリーについてはあまり触れずにいきますが、ネタバレもいくらかあるかもしれませんので、ご了承ください。 ①曲の素晴らしさ おそらくこの映画は曲を語らずして語れない。 The Birthdayと10-FEET。 先輩教員はこの

          祝 26年越しの映画化

          持続可能な食肉生活を目指して

          先日、奈良で研修があった日が実は誕生日で。 なんだか贅沢がしたくなった僕は前々日の晩から大阪観光を楽しませていただいた。 特に美味しかったのは、大阪梅田の牛次郎というお店。中でも見出し画像に載せた「とろ肉丼 三姉妹」は舌がとろけるほど美味しかった。左から 長女「つやつや生肉牛丼」 次女「ウニのせステーキ丼」 三女「ホタテいくらの生肉牛丼」 で、三姉妹とのこと。世の中の三姉妹の中でこれほど人を幸せに出来る三姉妹はいない。しかもこれで税込1650円だ。食べないわけがない。 写

          持続可能な食肉生活を目指して

          『脱 ICT教育』を掲げるApple認定校

          この度、近畿大学附属小学校の公開授業を見る機会をいただいた。 我が校の校長に「ICTの活用をいち早く手掛けた学校の1つだから勉強になることも多いはず」と言われて、とてもワクワクしながら当日を迎えた。 オープニングで外山宏行先生が、学校のこれまでとこれからについてお話をしてくださった。その中に『脱 ICT教育』という言葉があった。驚いて聞いてみると、「これからの時代、どの授業でもICTを使うべきであって、『ICT教育』という括りを設けて、行う時代はもう終わった」とのことだっ

          『脱 ICT教育』を掲げるApple認定校