出る釘になることを恐れない。でもちょっと待てよ、も忘れない。
私はよく先生に反抗する生徒だった。
なんかおかしい、と思ったら教師だろうと従うことができなかった。
覚えている範囲で、3人の先生に泣きながら抗議したことがあり、更に別の3人の先生には理解者である私の母が抗議してくれた。
その為転勤族ということもあるけれど、今でも会いに行きたい恩師みたいな人はほとんどいない。
きっと、小学3年生の時の本阿弥先生だけだ。
彼女は当時としては珍しい明るい髪色に、ヒョウ柄メインの派手な格好、そして香水がキツかった。
でもクラスメイトがいじ