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夏至 2024

今日は二十四節気の夏至です。

夏至は
太陽が真南に来たときの位置が
1年で最も高くなるので
昼が最も長く、夜が最も短くなります。

緯度の関係で
日本国内でも北の方がより日が長くなるのですが
本日の東京と札幌の
日の出・日の入りの時間を見ると
札幌の方が約1時間も日が長いようです。

【東京】
日の出 4:26 日の入り 19:00(14時間34分)
【札幌】
日の出 3:55 日の入り 19:18(15時間23分)

国立天文台サイト

比べてみたら、同じ国内でも
こんなにも日の長さが違うだなんて
びっくりです。

今日はあいにくの雨なので
太陽を感じることが
難しい夏至となりましたけどね((´△`)…☆

夏至には『日長きこときわまる』という意味が
含まれているそうです。

さて、今回も
無事迎えることができた二十四節気と共に
過去に私が学んだ中医学や
心身をすこやかに整えるためのヒントを
書いていきます。

夏至 2022↓

夏至 2023↓

人の体は気・血・水でできている

中医学では
けつすいが人体を構成すると考えています。

【気】
・エネルギー
・気が臓器を動かすことで血ができる
・水の流れを助けて排泄物に変える
【血】
・全身に栄養を届ける
・血が栄養を運んで気ができる
・血は水を補う
【水】
・体をうるおす
・気を制御している
・水は血の原料になる

この3つの要素が適切に働いていると
心身の健康が保たれるとされます。

逆に、この3つのバランスが乱れると
内臓機能が低迷して不調や病気の原因に
なっていきます。

気は生命力

「気」には2種類あります。

【先天の気】
親から受け継いで、その人が元々持っているもの
【後天の気】
食事をすることでつくられるもの

「先天の気」は
加齢と共に減少していくとされていて
それを「後天の気」で補充します。

西洋医学でも東洋医学でも
元々持っているものを飲食で補うという考え方は
通ずるものがありますね。

内臓を働かせたり、体を温めたり
飲食したものから尿を作り出します。

気が不足すると…
体が疲れやすくなったり、やる気が出ないなどの
症状があらわれます。

気が滞ると…
イライラしたり、ため息が出たりします。

血は栄養を全身に届ける

けつは血管(血脈)を流れる液体を指すので
西洋医学の血液と似た意味合いなのですが
東洋医学でいうけつ
食べ物から得た気の一部が血脈に入って
栄養分と合わさり変化したものを指します。

栄養、酸素、ホルモンを全身の細胞へ運んだり
精神状態を安定させる働きがあります。

けつが不足すると…
乾燥肌になったり、目が疲れやすくなります。

けつの流れが滞ると…
肩こり、腰痛になったり
シミができやすくなります。

水は体をうるおす

すいけつ以外の
体内にある正常な水分のことです。

口から入れた飲料の一部は
小腸や大腸で吸収されてすいとなり
濁ったすいは排出されて
清いすいは全身へ運ばれます。

粘膜や皮膚、臓器をうるおして
全身の水分バランスを整えます。

すいが不足すると…
喉が渇く、便秘などの症状があらわれます。

すいの流れが滞ると…
むくみ、鼻水が出る、下痢になったりします。

おわりに

けつすいへの理解は
日頃の生活に心を配るための
原動力になるかなと思うので書いてみました。

体の中って見えない世界ですが
私達が毎日繰り返している行動は
良いことも悪いことも
巡り巡って心身に影響を及ぼしています。

いつでも100点満点の心身では
いられないからこそ
時々でいいから「整える」意識を持って
自分を大切にする(自愛)ことを
心がけたいと思う次第です。

皆さん、これから夏へと向かいますが
どうぞご自愛くださいね。

明日は満月🌕ストロベリームーン🍓✨️

分かりやすくお伝えできてたらいいなと思いつつ
読んだ方が少しでも心と体がととのって
かろやかに過ごせますようにと願いを込めて…。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。



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2022年3月にスタートしたお試しマガジンです。 かろやかに生きるって何だろう…と、きっと思われるでしょう。 かくいう私も試行錯誤しなが…

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