白露 2024
今日は二十四節気の白露です。
日中の暑さは夏のような陽気ですが
朝晩の空気が違うことを
最近、肌で感じております。
白露は
夜中に大気が冷えて
草花や木に朝露が宿りはじめる頃
という時季なので
少しずつ秋の気配を見つけていくことができる
そんな季節となります。
多少遅れたりすることもありますが
暦どおりに季節が巡ってくる
平和な感覚といいますか
喜びといいますか…
巡りを確認できることは幸せだなと感じます。
さて、今回も
無事迎えることができた二十四節気と共に
過去に私が学んだ中医学や
心身をすこやかに整えるためのヒントを
書いていきます。
白露 2022↓
白露 2023↓
そもそも養生って?
なんとなく疲れがとれないとか
浮腫みがあるなど
病気という程ではないけれど
スッキリしない不調のことを「未病」といいます。
日々の食事や暮らし方を整えることで
未病を和らげたり防いだりして
対策することを「養生」といいます。
病気になってから治療する西洋医学に対して
病気を予防しようとする東洋医学。
私はこの考え方が好きで
東洋医学に興味を持ちました(*´꒳`*)
気温の変化やストレスに負けない
しなやかな体を作ることが
養生の目的なので
無理せずに自分に取り入れることが
できそうなものを
やってみる・続けていく、という姿勢が
大切だと思います。
養生の柱
【睡眠】
とにかく心身を休める大切な時間
寝つきが悪いと感じたら油っこい食べ物を食べていないか振り返る
【食事】
「体は食べたものでつくられている」ということをしっかり認識する
何をどう味付けしてどんな調理をしているか、がとても大切
【頑張り過ぎない】
無理しないことが養生に繋がることがある
余裕を持つ・安定させる為の努力をする
西洋医学・東洋医学などに分けなくても
基本的には同じことを提唱していたりします(笑)
いつの時代も、文明が発展しても
根本的なことは変わらないのでしょうね。
実際に私がよく食べているもの
【大豆】平性・甘味
お腹の調子を整える。
女性ホルモンと似た働きのイソフラボン。
ミネラル豊富&良質なたんぱく質。
私は五目豆を副菜として常備してます♪
【鮭】温性・甘味
体を温める効果あり。
抗酸化作用をもつアスタキサンチン。
皮にはビタミン・コラーゲンが含まれる。
塩鮭はお弁当へ。
無塩の切り身はホイル焼きやお味噌汁へ。
まだまだ
秋の味覚で養生に繋がる食材がありますが
次の節気でお伝えしたいと思います。
おわりに
中医学には
「春夏養陽」「秋冬養陰」という言葉があります。
春夏は「陽(エネルギー)」を
秋冬は「陰(栄養・うるおい)」を補うと
次の季節に備えることができる
という考え方です。
完璧でなくていいので
季節ごとに耐えられる体づくりを〝目指す〟
という暮らしをしていけたらと
私は思っています。
分かりやすくお伝えできてたらいいなと思いつつ
読んだ方が少しでも心と体がととのって
かろやかに過ごせますようにと願いを込めて…。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。
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