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花粉対策万全ですか?

こんにちは!
薬剤師、講師、ゆで卵肌クリエイターの千田愛(ちだめぐみ)です

2月はバレンタインデーがありますね♡
チョコレートをあげるという方も、もらう、もらいたい!という方も
ご自身の体質や生活習慣を改善して、見た目の綺麗、かっこいいなど、
自分を磨くチャンスの月ですね

さて、そんな時期、嬉しいことばかりではありません
今回は、「花粉対策万全ですか?」というテーマで記事を書きました

今年の花粉は前年の1.5〜3倍!!!

去年、医療機関にいらっしゃる患者さんの数も少なかったなという印象だったのが、インフルエンザと花粉症の患者さんでした

インフルエンザの患者さんは今シーズンもまだ1人もお見かけしていませんが、花粉症の方は、もう早い方は1月あたりから辛い症状を訴えていらっしゃる方もお見かけしました

そう、今年の花粉は多いのです!

花粉症だぞという方も、そうでない方も、今回お伝えする対策を取り入れることで、その他のダイエット、冷え性、美肌、感染症対策などなど、いろいろな悩みも解決するような内容ですので、どうか最後まで読んでいただけると嬉しいです

花粉症によるいろいろな悩み

12年ほど前の25歳の時、花粉症を発症して、年々ひどくなり、薬がないと耐えられないほど目や皮膚の痒み、くしゃみ、鼻水、肌荒れなどさまざまな症状に悩まされていた当時、いよいよつらくて耐えきれず、薬ではなく、根本的な解決策を取り入れる必要があるなと思いました

花粉症もつらかったですが、中学生の頃から頑張ってきたスキンケアを丁寧に続けていたにもかかわらず、この時期は肌荒れや皮膚の痒みにもとても悩んでいて、外側からのケアだけではなく、内側からのケアも両方のアプローチが健康や美容のためには必要なんだなと思ったのもこの時で、内外美容にとても興味を持ち始めました

その時から、いろいろな対策を日常生活で取り入れた結果、
今では毎年、花粉症の薬は一切使わなくて済んでいます

それだけではなく、お肌の調子、体調が良いと感じるようになったり、いろいろな良いことがありましたので、あくまで体験談としてお伝えしようと思います

花粉症の症状を軽減するためにやってきたこと

マスクで50〜60%、メガネで30%ほどは花粉をカットできます
他に、すぐできることで言うと、肌の保湿ケアを特にこの時期は徹底して行います

外側からのケアでできることとして、
肌のバリア機能を整えておくことも、花粉などの外からの刺激からお肌を守る対策としてはとても大事なので、スキンケアでは保湿を徹底すること、部屋の加湿を十分に行うことはこの時期より気をつけています

あとは、鼻の周りにクリームやバームを塗ってから出かけて、室内に入った時に拭き取るなど、物理的に花粉が入ってこないようにする対策も忘れずに今でもやっています

そんな基本的に花粉を体に入れない対策はもちろんのこと、根本解決として、内側からのケアとして私が変えてきたことは、

「腸活」になります!

腸活について

現代人がこんなにも花粉症をはじめとするアレルギー疾患に悩まされるようになった一番の原因は、腸内環境が悪化していることだと言われています
最近でも、腸活において一番意識しているのは、

「食物繊維をしっかり摂る」

ということ!

なぜ大事かというと、それは「便の量」に関係しています

みなさんは、たくさんご飯を食べれば、それだけ便の量が増えると思っていませんか?
実は、そうではありません

便の構成成分の内訳は、

・水分 60%
・腸内細菌とその死骸 20%
・腸壁細胞の死骸 15%
・食べカス 5%

つまり、食べたものの残りは5%ほどしかありません
便の固形成分のうち、半分は「腸内細菌」なのです

戦時中くらい昔の日本人の食生活と、現代の日本人の欧米化した食事内容では、明らかに食物繊維量が不足しています

昔の日本人の便の量は、約400g
現代人の便の量は、約200g

と言われており、これは明らかに食生活の変化によるものです

花粉も、体にとっては毒素と判断されますが、

体内のいろいろな毒素を出す割合は、
・便 75%
・尿 20%
・汗 2〜3%
・髪、爪 1〜2%

毎日200gほど、毒素の75%を出すのに必要な便が出せておらずに、
体内に溜まっている!
そう考えるとこれは問題ですよね

腸内細菌のエサとなるのが「食物繊維」になるので、
食べ物や栄養補助食品を活用して、
しっかり日常的に摂るようにしていきましょう

私は、毎日継続して摂る栄養が大切だと考えているので、
主食であるお米を玄米にしていたり、
1日2食は野菜を意識して食べること、
そして、栄養補助としては「青汁」を摂るようにしています

ちなみに、食べ物で意識して食べているものは、日本人が昔から食べてきた
THE 和食!!
「まごわやさしい」
になります
最近は、これプラス玄米を食べるようにして、より食物繊維やビタミンミネラルの量をアップしています

ま:豆類
ご:ごま、ナッツ類
わ:わかめなどの海藻類
や:野菜
さ:魚介類
し:しいたけなどのキノコ類
い:いも類

他にも、腸は冷えているとうまく働かないため、
・水は白湯にして飲む
・生の物(生野菜、刺身、アイスクリームなど物理的に冷たいものなど)を避ける
・体を温める食べ物(冬野菜、生姜、暖かい汁物)を選んで食べる
・入浴して体を温める
・薄着で部屋で過ごさない(靴下、レッグウォーマー、腹巻、湯たんぽなど
)
これらも心がけて日々過ごしています

また、腸は免疫機能の要とも言われているので、
この時期重要な感染症対策にも、今回お伝えした内容も取り入れていただけるとお役に立てると思います

まとめ

さて、今回は、「花粉対策万全ですか?」というテーマで記事を書かせていただきました

長期的な対策と、すぐできる対策、両方やっていくことで、花粉症にまだなっていない方にも、すでに悩んでいる方にも、いろいろ良いことがある対策をお伝えしているので、ぜひできることから取り入れていただければと思います

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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