失敗の科学(書籍)#1
今回、輪読会で読んでいる「失敗の科学」についてまとめていきたいと思います!
失敗のマネジメント
失敗した時の反応
どんなに優秀な人・真面目である人物でも状況を明確に捉えることができていないことがあり、失敗や欠陥に関わる情報が放置されたり曲解されたり放置し、失敗を隠すのです。
失敗を責め立てられたり、自尊心が脅かされるの避けるためにそのような行動に出てしまうとのこと、、、
ミスを的確に処理した方が揉めない、データも実際に訴訟をが起きている割合がわかっているのにも隠してしまうんですね。
求めらるのは完璧でなく、失敗に対する「姿勢」なのです。
「完璧な集中」が失敗を招く
完璧な集中により時間の感覚がなくなるという問題があります。
1つのことに集中してしまうとどのようなことが起きるのか?
難しいタスクを行うと簡単なタスクを行った時よりも40%時間を短く感じる。簡単なタスクを行った人は正確に時間を把握しているのです。
集中は、時間という制限取りこぼして時間が足りないという状況を起こしてしまいます。
その時間が足りていない状況の中、さらに上下関係がチームワークを崩壊させてしまいます。
権威・社会的圧力・上下関係により、もうすでに思いついているだろうと周りの人が思ってしまう、、、
そこにプラスして、コミュニケーションを円滑にするために控えめな表現を行うことで事実・問題が伝わらないということまで生まれるという現実、、、
最終的に失敗したとしても、当事者が問題は存在さえしていないことにしてしまう。
人の失敗から学ぶ、これが一番費用対効果が高い。
しかし、ミスを隠す。
なぜか?それは、ミスをしたことに対して報告すると何かしらの処罰が発生してしまうからだ。なので、ミスをしたことに対して処罰してはいけないのです。
ただし、失敗から学ぶには、想定できる目に見えるデータではなく・目に見えないデータも考えないといけないので注意ですね。
全ては「仮説」にすぎない
何事も仮説は今までの失敗から学んだことで生まれている。
ただし、失敗を明確に判断する基準のないものは、長い時間かけても技術・考え方は向上しないのです。
物事を曖昧にした断言できないものは、失敗を得ることができないので積み重にならないとまで言われています。
その中で、私に問題があるかもしれないと言えるのか?
そして、それを生かしていくことが大切になるのです。
それを活かすには2つのことが必要
1つ目はシステム。
理想と現実のギャップが失敗を生むのでそこで得られる学習を最大限に活かすことのできるシステムづくりが必要です。
2つ目はスタッフ。
スタッフがミスを隠すのではなく報告を行い改善をしやすい環境を作らなければならないのです。
また、情報の浸透速度は、情報媒体の「形」にあるとのこと!
大量の情報の中にあるのではなくて、シンプルで要点を押さえた端的なものでないといけない。分厚い本は読み始めるのに時間がかかりますからね、、、
失敗を振り返る機会を増やすことが大切。
失敗したことを振り返る回数が多いことにより、対応策を考え共有することが可能になるとのことです。
思うところ
最近、各方面からFBを受ける機会がありました。
機会があったというよりも、自分自身が気になっていたことが多くあり教えてもらいに行ったというのが正しいのですが、、、
上司・部下・同僚、各方面から受けてみたんです。
そうすると、それぞれ思うことがあり大きな事ではないんですがミス・不満を隠していたんです。
しかも、代表も隠していました、、、おい!!
これは、隠そうとして隠していたのではなくて個人が「大した事ないと思う、仕事増やすだけだからやめとこう。」「本人に言って傷付いたらどうしよう。」などの気遣いから生まれていたんですね!
優しい嘘なんてありますが、そうゆう事でしょう!
ただ、本当の優しさについて今一度考えてもらえると嬉しいなと。
その状態を続けるのではなく、システム・本人の認識の改善をしてより良いものにするにはに目を向けて欲しいですね!
ところで、最近「日本で一番悪い奴ら」をみていて組織犯罪をしていたことを認めていないということがあり間違いを認めない。それについて社会に根付いている問題なのかとも感じました、、、
ぜひとも、振り返りを大切にしていきたい!
次回をお楽しみに!
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