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ワーママ芸大生の近況報告 〜半年間の勉強を経て〜

通信制の芸大生としてイラストを学び始め、早いもので半年が経過します。私は2023年4月に京都芸術大学 通信教育部  イラストレーションコースへ入学し、現在は仕事、育児、勉強の両立中です。

大学入学前は独学でほんのちょっとイラストをかじったくらいで、専門の学校に通ったり先生に教わったりした経験はゼロ。

大学のレベルが高く、この半年間で比喩ではなく本当に泣いた場面もありましたが、どうにか12単位を取得できました。自分なりの学び方がなんとなく見えてきたところです。

半年間の勉強の進捗や育児・仕事との両立について振り返ります。

履修の進捗状況

私が入学した大学では、第一線で活躍するプロのイラストレーターの方々からイラストを学べます。通信制なので、授業の基本の流れは「動画を視聴して課題を出す」です。

専門科目では、どの科目も授業の動画を見終えたら課題のイラストを制作します。入学してからの半年間で以下の作品を提出しました。

単位を取得した科目と成績は以下のとおり。

・レイアウト・構図:C 63点
・美術解剖学:C 68点
・デジタル演習AI:B 78点
・デジタル演習BII:B 77点
・クロッキーI(ヌード):C 65点
・メインビジュアル:C 69点
・キャリア論:B 76点
・デジタル演習BI:B 79点

科目によって単位数が違い、この8科目で計12単位です。

正直、成績がギリギリ合格の科目もあるものの、一応単位を取得できているので、求められている水準はクリアしていると前向きに捉えています。

授業をひと通り受けるだけで知識や技術を完璧に自分のものにできるわけではないのは当然なので、今後は習ったことを復習して自分のものにしていきたいです。

ちなみに、現時点ではさらに6科目(専門科目5科目+教養科目1科目)の動画も視聴済みで、課題に取り組んでいます。

勉強・育児・仕事の両立

大学の勉強を半年間してみて、自分なりのリズムで勉強・育児・仕事の両立ができるようになってきました。

もともと夜型人間ということもあり、私が勉強しているのは夜中です。一時期は朝活も試してみましたが、私が起きると犬が起き、その物音で子どもが起きて泣いて寝られなくなるので断念しました。

そして、この半年間、子どもは「保育園の洗礼」により体調を崩すことが多かったです。極めつけは7月に1週間入院し、その期間は勉強どころではありませんでした(今はもう元気なのでご心配なく)。

8月に入ったら子どもの体調も落ち着き、そこから大学の勉強を再開しています。

勉強・育児・仕事の中では勉強がいちばん後回しにせざるを得ないので、無理なときはきっぱり諦め、できるときにできる分だけやるという感じです。

半年が経過して思うこと

結論から言うと、覚悟を決めて大学という環境に飛び込んで本当によかったと思います。独学のままだったら、半年間でこんなに多くの内容を学ぶのはきっと無理でした。

課題で提出したイラストは、プロのイラストレーターの先生がコメントや添削してくれます。具体的に何をどうすれば自分のイラストが良くなるのか分かるのでありがたいです。

恥ずかしながら、先生の厳しいコメントにショックを受けて泣いたこともありました。入学したばかりで自分のイラストを評価されることに耐性がなかったのもあると思いますが、そのときは本当に辛かったです。

ただ、冷静に考えてみると、ほぼ絵を描いた経験がない状態で入学したので、険しい道になるのはそもそも最初から分かっていたことでした。

イラストを描き始めて間もない段階でプロから忖度のない意見を言ってもらえるのは、貴重だと思います。ダメ出しされるのはキツいですが、それをバネにして魅力的なイラストを描けるようになりたいです。

ということで、やはり今はとにかく自分の技量をひたすら磨く時期だと思います。この半年間、マイペースながらも濃い時間を過ごすことができたので、これからも焦らずやっていくつもりです。

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明後日からは、もう秋期のスタート。

余談になりますが、実は9月末から大学とは別の講座も受講し始めました。イラレの公式の講座である「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ Illustratorコース(3期生)」です。

秋期はいろいろと忙しくなりそうですが、引き続き頑張ります。

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