わたし流_感情的な親との付き合い方_けんかになりにくい上に信頼関係まで築ける方法_

わたし流、感情的な親との付き合い方。

(ボリューム大)

わたしの母は結構感情的な上にかなり保守的で、それにもかかわらず私は結構常識破りで破天荒な行動をとるから

ことあるごとに反対されてきたんだけど、

そんな親ともかなり上手にうまくやってきていると思っている。

感情的になって何かを反対してくる人と接するときに一番大切なのは自分が冷静でいることだと思うんだけど、この”冷静でいる”というのを貫くために私が無意識に貫いていたスタンスがあるんだけど

それは、

相手に自分を納得させてもらう

というスタンスでいるということ。

自分が相手を納得させようとすると自分が感情的になってしまいがちだし、そもそも感情的な人には話が通じないことが多い。

だから、自分が相手を納得させようとするんじゃなくて、”私はあなたが言っていることを100%理解して納得してあなたと同じ考え方になりたいからそのための説明をしてくれる?”というスタンスをとる。

これだとめちゃくちゃ善意的。

あくまでこちらは相手に歩み寄ろうとしているわけだから角が立たない。

そうするとこんな感じになる。

(たとえば私が同棲を反対されているという設定)
親:同棲なんか絶対ダメ!
私:そうなんだ、どうしてダメなの?
親:そんな結婚前に同棲するなんてありえない!
私:どうして結婚前に同棲することがダメなの?何がありえないの?
親:そんな結婚する前に同棲なんかダメでしょ普通、結婚しなかったらどうするのよ!!!!
私:普通ってなんなの?昔からそういう風になっているからダメってこと?同棲して結婚しなかったら何かダメなことがあるの?同棲せずに結婚してそれで離婚することになったらそれはいいの?
親:それは.・・・。

という具合になる。

とにかく相手にしゃべらせる。説明させる。

例の場合だと、「”結婚前に同棲するのがよくない!”っていうあなたの考えを100%理解したいからそのために説明してほしいの!」という気持ちでたくさん質問をする。

まずそもそも感情的な人は話が論理的でないから説明できないので話させるとボロが出るから自己破滅する。

この方法をとるといい点が5つあって、

ひとつは、

①自分がかなり冷静になれる

ということ。

考え方としてはいったん、「あ、自分の考えは間違っているんだな(そう思われているんだな)」というのを前提として話を聞く。

このスタンスが大事。

「相手の言っていることはきっと正しいんだな、じゃあなんで正しいのか、その話すごく聞いてみたい!!!」

と思いながら聞く。

その思いにトゲはないから、自然と冷静になれるよ。

②「感情的になっている」ということを自己認識してもらえる

ということ。

他人から指摘されると反論してきたり納得してもらえなかったりするけど、自分が説明できなくて、話がちぐはぐになってくると

「あれ、なんか自分でもなんでそう思うのか分からなくなってきた、、、」と自己認識してもらえる。

三つ目に、

③話しているうちに落ち着いてもらえる

感情的な人の場合、自分が思っていることを全部吐き出したり、聞いてもらえたりするだけでひとまず落ち着いたり、その後冷静になったりすることがある。

なので、説明させてとりあえずすべて吐かせるよ。

四つ目は

④”聞いてもらった”という経験が後の信頼につながる

ということ。

これは不思議なんだけど、結局感情的になって反対されたことを私がやったとしても、

ちゃんと親の話を聞いて、質問して、自己認識させて、落ち着いてもらって、という流れをとると、

最終的に親が納得していない結果になったとしても後の信頼関係を築きやすい。

これは私の経験値から言えることで、兄弟にもあてはまっているので

説明しがたいけど私の中では結構確信がある。

最後に

⑤仮に感情的な相手がちゃんと質問に答えて説明できたとしてもハッピーエンドになる

ということ。

前提として、”私はあなたが言っていることを100%理解して納得してあなたと同じ考え方になりたいからそのための説明をしてくれる?”というスタンスでいるから、

感情的な相手がちゃんとこちら側の説明に答えてくれて、説明できていれば自分が納得できて終わるわけで、

相手がちぐはぐで説明できなければ自分の意見を通せるわけで、

それでWin-winになる。いいことづくし。


これはわたし流なのですべてにうまくいくかどうかわからないし、自分がしっかりとした意見を持っているということが前提だけど、

感情的な人に困っている人にはこういう視点をもってみてほしい。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?