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「好きを仕事に」が大活躍

コロナが蔓延し始めてから約4ヶ月、私は仕事がオンラインに切り替わり、在宅勤務もまもなく4ヶ月目に突入するのだけど、実は声を大にしてはあまり誰にも言ってきていなかったことがあって、

それは、旦那が4ヶ月間、職を失っているということ。

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私たち夫婦はちょうどコロナが蔓延し始めたころに、日本からオーストラリアに移住してきたのだけど、

旦那の仕事はまさにコロナの影響を受けまくる仕事だったから元の職には戻れず、失職者が膨大にいるから新しい職も見つけられず、さらにはワーホリから帰国したてだから日本からもオーストラリアからも補助金が受けられず、

そうこうしているうちに旦那はもう4ヶ月も職なしで生きていて、

稼ぎがそう多くもない私がなぜか一家の大黒柱になっている。笑

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まあ、それ自体は、誰のことも責められないし、コロナでどうしようもなくて、「まあ今はそういう時期なのかなあ。追い風が来るのを待つか〜。健康だし、一緒に居られるし、人生にこういうステージがあってもまあいいかなあ」という想いなのだけど、

ふと、私が1日10時間ぐらい働いている間に、旦那が(職探しをしつつ)好きな音楽を1日中聞いていたり、ビデオゲームしたりしている状況を冷静に考えたときに思ったことがあって。

それは、私がもし嫌いな仕事をしてたら、この状況ヤバやつだな、ということ。

いくら仕方がない状況だとしても、もし私が仕事をイヤイヤやっていたとしたら、

「なんで私ばかりストレスなことばかりして、コイツはのうのうと暮らしてるんだ…フェアじゃなさすぎる、ずるい、憎い、私だって仕事やめてやりたい、ふざけるな」っていう気持ちに少なからずなったと思うんだよね。

旦那のことが嫌いになって、毎日イライラして、ギクシャクしてたかもしれない。

でも、(今のところ)そういうことにはならずに済んでいて、私が、「旦那が家にいてくれて嬉しいな…好きな時に車出してくれるし…仕事の休憩中にすぐ癒されにいける…よき…」と思えてるのは、

私が好きでやりたい仕事をしていることがかなり大きく関係しているんじゃないかなと思う。

私は旦那を養うために仕事をしているわけじゃないし、キャリアを築きたいと思っているし、仕事をやめていいと言われてもやめないと思う。

だから旦那に対して文句や不満が湧いてこないんだよなあ…と思う。

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好きな仕事をしても、しなくても、まあどっちがいい悪いもないと思うんだけど、

私たち夫婦の場合は、私が好きな仕事をやれていてよかったなあと思う。

私はいろいろな理由があって「好きなことを仕事に」したい派の人間として生きてきたのだけど、今回のコロナで、ふと冷静に考えて、

「好きなことを仕事にしておくと、こんなところでも力を発揮してくれるんだなあ。私たち夫婦を仲違いから救ってくれて、大活躍だなあ…!」

とそんなことを思ったよ!




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