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Pythonによる最適化

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最適化やデータ解析はPythonを使うと瞬時にできるよ,という話です.
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#新型コロナウィルス後の世界

コロナ+災害のためのアプリ開発

コロナ+災害のためのアプリ開発

とある研究部会でSPRINTを実施した.途中までだが,上のようなマップが得られた.

実際に,感染者がいる病院やホテル(もしくは自宅待機している感染者)が被災したら大変なので,事前に移送を救急車に限定しないでできるような法律の変更も必要だ.大型バスに完全防護した運転手を載せて移送しないと,現在の人数をまかなうことはできないが,たしか違法なはずだ.

この国は水だけは豊富なので,秋までには何度か水害

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講義(まだだ!まだ終わらんよ!)

オンライン講義はzoomでしているが,開始5月の連休明けからと遅かったので,まだ終わらない.上のビデオは今週の大学院での講義の一部だ.私の予定では,8月半ばだけ休みで,その後再開して,ゲストを2名呼んでやっと15回だ.

zoomでの出席のとり方だが,「アカウント管理」の「レポート」の「アクティブホスト」から、参加者をクリックしてcsvファイルをダウンロードする。学生がどこからアクセスしたかや,離

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コロナ時代の必須ツール

いまだにコロナが流行する前の通りに仕事をしている人たちが多いが,新しい時代に必須になるツールをあげておく.

会議や打ち合わせや面接はzoomで行う.回線が細い人がいると,cisco web-exは声が途切れることがある.zoomのセキュリティがとか言う人に限ってIT音痴だ.

みんなで考えるちゃんとした会議(単なる報告会であhない)には,MIROを使う.大学だと登録すれば無料だ.

なんでもメイ

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コロナ時代の災害物流

コロナ時代の災害物流

スケジューリング学会に人道支援ロジスティクス研究部会というのがある.そこで,このテーマでSPRINTでもしてみたらどうかと画策している.

MIROでマインドマップを作成してみた.(たぶん)誰でも書き込めるので,アイディアがあれば付け足してくれると嬉しいです.

旧来の災害時の対策だと3密(密集・密閉・密接)は確実だ.こんなときに災害が発生したらどうなるかと怖がるだけではダメだし,避難所にダンボー

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ホワイトカラー改革

コロナを機会にホワイトカラーの仕事の仕方が改善していくことを期待している.

以前は,会議というと70ページくらいの資料を配布して,それを読み上げて確認していくといった非生産的なスタイルで行われていた.オンラインでそれをすると悲惨で時間の無駄ということが明らかになるので,会議資料は丸秘以外は事前に配布して,熟読しておき,会議中には読み上げをしない.

文部科学省ではクラウドファーストを推奨している

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予約の予測

コロナ後には、密を避けるために、予約による混雑の回避が必須になることを以前書いた。予約を受けるか否かには、収益管理と呼ばれるアナリティクスが重要になるが、その適用は簡単で、いわゆる線形最適化モデルで十分だ。

で開発してふと思ったのが、予約の予測の難しさだ。

ホテルの予約を例として考える。宿泊日 (check-in day)が与えられたとき、予約はそのLT日前から始まる。LTはリード時間のことで

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1週間の過ごし方

大学院と学部の1年生の講義を担当しているが,コロナでほとんどの講義がレポートになっているようだ.せっかくバイトとかに時間をとられずに勉強できる時間ができたのだから,推奨する時間割を作ってみた.

月曜日:EdX MITx - CTL.SC0x Supply Chain Analytics: Started - Apr 16, 2020 (まだ登録できると思う.)5週間分あり,1週分の勉強時間は1

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オンライン講義

オンライン講義

あちこちでオンライン講義が始まったようだ。受けている様子を実況してyoutubeにあげているひとがいて参考になる。

どのレベルの大学かは不明だが、他にもグダグダな講義がアップされていて、報道以上に問題だ。

大学のシステムが落ちていて入れないとか、ミーティングの時間入れ間違えとかも多いようだ。パワポに声を入れるだけとか、パワポを読んでレポートだけというのもあり、講義の質が確保されていないような気

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コロナ後に必要になる最適化モデル

おそらくコロナは世界を変えるだろう.時期が来れば,昔と同じ生活に戻れるというのは幻想に過ぎない.コロナ後の世界では,以前とは違ったビジネスモデルが必要になるだろう.

まず,人との接触を最小限にするために,キャパシティを小さく設定する必要が出てくる.美容院やレストランや交通手段やスポーツ観戦などでは,以前よりキャパシティを縮小して営業する必要がある.たとえば,レストランは個室もしくは席の間の距離を

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コロナ中の教育とコロナ後の(大学)教育

まずはコロナ中(いま)のお話をしよう。

コロナで大学のほとんどがオンライン講義になっている。そろそろ始まった大学もあるが、酷いことになっているようだ。

岡山大はパワポに音声を貼り付けたものを配布して、宿題を出させたら、金返せと炎上したようだ。こういった方式は、多くの大学で推奨されているものでオンデマンド方式と呼ばれる。対面で講義に参加できない学生もいるとの配慮で、いつでも好きなときに勉強してね

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zoom会議

最近、zoomでの会議が増えているが、ITリテラシーが不足している人たちも使わざるをえない状況になっている。経験をもとに、思いつくままに注意をメモをしておく。

初期設定が重要で、基本は全員ミュートにしておく。発言すると顔がアップになるのが既定値なので、ミュートにする方法がわからない人がいると、定期的に(ノイズが入るたびに)その人の顔がアップになる。また、途中で入ってきてミュートなっていないと、入

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analytics for covid-19

MITのORセンターがcovid-19に対するアナリティクスの研究を始めたようだ.

データ分析・予測・最適化・リスク分析は教科書通りだが,この素早さには感服する.システム開発にはDash+Plotlyを使っているようだが,これも開発を短時間ですますためには正解だ.(最近だとstreamlitの方が早いかもしれないが.)

医療関係者との共同研究など日本だと到底無理だと思って諦めていたが,米国だと

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コロナ後の世界

あちこちでこのテーマについての記事がでている.

以前書いたように,当然テレワークは進むだろう.講義や会議や研究会もzoomで問題はない.

問題なのは印鑑や領収書などの紙だ.主任をしているため,いまだに印鑑を押して欲しいというメイルが日に数本くる.幸い,秘書さんのうちのひとりが大学から1分のところに住んでいるので,かわりに押してもらっているが,コロナを機に改善すべきだ.

電子署名という技術が昔

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