『完全版 社会人大学 人見知り学部 卒業見込』を読んだ。

こんばんは。
前回の話の有料版書くとか言いながら
今回は読書感想文です。

意識はしてないんですけど
今年に入って芸能人や有名人の
本ばっかり読んでいます。


これ読みました。

きっかけはオードリーが
日本武道館で1万人を集め
ラジオの公開放送をしたのを知ったこと。

へぇーみたいな感じで
ネットニュース(だったかな?)を
流し読みしてました。

あとから
芸人さんが武道館で?
バンドならよく聞くけど。
1万人集まったってすごない?
しかもラジオなのか。
と、段々と考えるように。

そしてTwitterで
オードリーを検索してみることに。
どうやらオールナイトニッポンで
10年もラジオを続けているらしい。
リスナーを『リトルトゥース』と
呼ぶらしい。
(めっちゃ可愛くないですか?
私もリスナーになって友達に
私リトルトゥースなの!って言いたい。)


そしてこの投稿が完全に胸に刺さりました。

この本での若林さんの
春日さん評です。
私もこれ読んで思いました。

めっさエモい。


そして読みやすい。さすが読書芸人。
まんまと罠にひっかかり
この日から本屋をはしごし、
捜し求める日々です。

が、ない!!!!( ; ; )
本当にない。
人気なんですね。知らなかった。
こんだけ推してて
申し訳ないのですが
古本屋でゲットしました。
本当に書店になくて。

もう読み終わるまで肌身離さず。笑
出かけ先でも先が気になって気になって。
本当に面白かったです。
でも何が面白かったのか
説明するの難しいです。

この本の面白さは
もう本当に捻くれた人間にしか
わからないと思います。

明るく生きてきた人間に
この本の良さが分かってなるものか。
読みながら胸が熱くなりました。


打ち上げ中そこそこ楽しかったのに
「つまんないんだったら帰れよ」と
言われてしまう無表情な若林さん。

雑誌の取材で虎の被り物を被りたくなくて
それを畳んだまま頭に乗せて
無表情で写真を撮らせた若林さん。

目上の人に手酌であることを怒られ
何故怒られたのか理解出来ず
次の日に図書館へ走った若林さん。

売れる前、近くに住むおばさんに
「大丈夫だよ。あんたは面白いから」
と慰められおばさんが帰った後
手渡されたエクレアを
左手で握り潰し壁に投げつけ
泣きながらそれを食べた若林さん。


ずっと「分かる。分かるよ。」
と思いながら読んでいました。

だけど途中から寂しくなっていきました。
この本は「ダ・ヴィンチ」で
連載されてたんですね。
(2010年8月〜2013年3月)

その間に成長されているんですよね。
言い方失礼ですがw

2008年M-1の決勝に進出し
一夜で大ブレークを果たしたオードリー。

右も左も分からず
あぁじゃない。こうじゃない。
自分の考えを理解してほしい。

そんな若林さんが
色んな人に出会い、色んな経験をして
変わっていくんですよね。

「あっち側の人間」に
なってしまったんだな。と
寂しくなりました。

「こっち側の人間」が
「分ーーかーるーーーw w w」
って言ってる間に若林さんは
「あっち側の人間」になっていたんですよね。
寂しい。笑

でも嫌味じゃないんですよね。
だから受け入れられる。
読み終えて
「こんな考えに、
こんな人間になりたいなー」
と思いました。
でもたくさんの人の出会いが
若林さんを変えたんだなと思いました。
その変わっていく一部始終が書かれています。

若林さんの書く文章
本当分かりやすいんですよね。
例えもすごく上手くて。
毎回毎回タイトルや
前半に出てくる単語が伏線の様で
回収していくのが楽しかったです。
回収してオチで毎回痺れてました。笑

自意識過剰で人見知りで対人関係が苦手で
スタバで「グランデ」と注文出来ない、
おまけに読書が苦手な人に
ぜひ読んで欲しい一冊です。
思い当たったあなたは
「こっち側の人間」です。


あとこの本の続編的な一冊。
「ナナメの夕暮れ」もおすすめです。

その後の若林さんが分かります。


ずっと下書きのまま置いてたら
相方の春日さんのご結婚決まりましたね。
しかも浮気も見つかっちゃいましたね。
おめでとうございます。
そして残念です。笑

仕掛け側の若林さんが号泣していて
ついもらい泣きしそうになりました。

ここ最近
オードリーのオールナイトニッポンを
聞いています。
これで私もリトルトゥースです。
聞いてて思ったんですけど
春日さんの浮気発覚もあり
若林さん突然大声出したり感情不安定で
時々垣間見える「こっち側感」に
安心してしまいました。



文章まとまってませんが
大丈夫でしょうか?笑

書きたいことたまっちゃうので
これからはもっと書き始めたら
もっと早く更新します。反省。






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