シリーズ①:会社員でありながら「循環するマイチームを作る」方法
記念すべきシリーズ1回目は「循環するマイチームを作る」方法を書いてみました。
きっかけは、会社のチームメンバーから送られてきた洗えるマスクの話から。
在宅勤務中に、「洗えるマスク売ってますよ!確か欲しいって言ってましたよね!?」と電話が。
この状況下で、新しい通貨になるんじゃないかぐらい貴重なマスクを気持ちよく譲ってくれたメンバー。
ただの上司部下で上から下す→従うだけの関係ではなく、循環するチームの作り方を聞いてみたいとの声をいただいたのでnoteさせていただきます。
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1.「もっと人を大切にしてほしい」という思いから始まった
プロフィールにも書いてますが、私の仕事は金融(保険)営業職。会社員であり個人事業主。
採用はリファラル採用制度。(自分たちでスカウトする権限を持っているんです!)
営業活動と同じくらい採用育成にも力を入れていますが、職種柄なのか離職率は1年で約7割、3年で約9割。なかなか厳しい業界に身を置いてます。
私自身一番スカウト活動が苦手で、こんな大変な仕事誰がやるのかなぁ??と思ってました。
(↓じゃぁなんで私がこの業界に飛び込んだかって?)
辞めていく原因は何か?
給料が歩合制、思っていたより簡単に契約って取れるものじゃない、入れる時だけいいこと言って面倒見てくれない、、、などなど。
辞めたくなった理由なら星の数ほどある。(だから小さな事でも喜べるんですけどね!!)
最後はいつも「もっと人を大切にしてほしい」という思いが残った。
もちろん、数字が出ないのを何かのせいにしたかっただけなのも、今なら分かる。
でも、新人の時に感じたことは絶対にみんなが通る道。
人を大切にするリーダーにいつかなってやる!と泣きながら自分のお尻を叩いてたなあ。
2.「できること」だけを数えてくれたマネージャーの存在
私が辞めなかったのは、どんなに泣こうがわめこうがいつも見守っていてくれるマネージャーの存在でした。
自分で「できた」「誰かの役に立てた」という成功体験の積み重ねがないと最終的には残れない世界。
「できないこと」を指摘されて自信を無くして辞めていく同期たち。
「できること」だけを数えてくれたマネージャーがいたから私は残っていられた。
だから、マネージャーの力になりたい!
もっと成績取れるようになって返したい!
と、それが頑張る原動力になっていった。
もちろん、マネジメント=人を動かすことなので、様々なやり方がある。
目標のお金で動くタイプ、叱って動くタイプ、イラッとさせて動くタイプ、お願いして動くタイプ、乗せて動くタイプ。
あ、「私、ほめて伸びるタイプなんです!」ってみんないうけど、実際はそんなことない。笑
褒める(というよりは認める)、そのうえで何かしらのスイッチを入れないとみんな動かないんです。
3.大切な仲間に自己肯定感が上がる研修をプレゼント
偉そうにマネジメント語ってしまいましたが、かくいう私もマネージャーになりたての頃は本当に苦労しました。(悩みが変わるだけで今も進行形ですが!)
当時28歳、ベテラン一人を除き全員新人の上に全員年上。
接し方に失敗したり子育て中のメンバーへの配慮が足りず、意見がぶつかり泣きながら1時間話し合った事も。
そこで出会ったのが、のちに私のコーチとしてめちゃくちゃお世話になる山田真由有奈さんの脳科学セッションでした。(今は別の形で幅広く活躍されている、ワークライフコーチです。http://mayunayamada.com/)
今でこそ身になるものには自己投資する!という考え方になりましたが、当時の私にとっては数千円でも自己啓発にお金をかけることにドキドキしていたのを覚えてます。
結果、めちゃくちゃよかったんです。
自分を知って認めることで自己肯定感高まり、さらにもっとよくなりたいと向上心が。
これだ!!!
私が思っていた「もっと人を大切にしてほしい」は、自分が自分を大切にしてあげられればいいんだ!
悩んでるメンバーにも受けてもらいたい!
とすぐにメンバー分のセッションを予約。
本来、会社がこういう研修をやってくれたらよいのだけど、無名な弱小組織に経費を出してもらえるようになるまで何十年もかかってしまいそうな環境。
かといってみんなに自己啓発を自費でやってきてというのも押し付けのような気がする。
会社員であり個人事業主、先輩には経営者の視点を持てと言われてたし。。。
よし、プレゼントにしてしまおう!
人を大切にすることにお金と時間を使ったらどんなことが起きるんだろうとワクワク。
2時間愚痴を言い合うだけの飲み代を払うより何倍も価値があるものだと、すごくいい気持ちでお金を送り出しました◎
4.何倍もの価値になって返ってきた!!!
小さな変化から大きな変化へと変わっていくことに。
新体制当初は認め合えない距離を取る関係から、セッションを受けたことでお互いを認め合って補い合う関係へと変わりました。
ただ仲良くなっただけではなく、厳しいことも相手に届くように伝えられるように。
「マネージャー、甘えさせてくれるけど甘やかしてくれない(´・ω・`)」とよく言われました。笑
さらにスカウト活動を手伝ってくれるようになり、気付いたら4人→8人に。
その後も引越ししたり新しいことにチャレンジする為に卒業したメンバーが、お客様を紹介してくれたりとご縁が続いています。
今のメンバーは、もっと大きなチームを作って一つの事業所作ろう!と私がビビるくらいみんなに引っ張ってもらってます!
5.メンターはワンピースのルフィ
いつもワンピースに例えてるんだけど。
一つのゴールを目指していく旅の途中でメンバーが増えていく。
みんなでゴールを目指していくけど、乗るのも降りるのも自由!
途中で船を降りるメンバーがいても、いた時間は間違いなくゴールにたどり着くまでに必要な仲間。
そしてまた新しい出会いがある。
ルフィの、俺はこれを目指す!そのために仲間が必要!だから仲間が悩んでたら寄り添うし本気で怒るし命がけで守る!
みたいなところ、お手本にさせていただいてます。
誰かが誰かのために、泣いたり怒ったり笑わせたりする関係になり、互いのプライベートな相談もするチーム。
プライベートと仕事は分けた方がいいと言う考えもあるけど、プライベート充実させるために働いてるんだから。
みんなのちょっとした日頃の変化(特に朝の様子ね!)見過ごさないようにしていたら、私がいない日でもお互いに仲間を気遣うようになってました。
こんな風に暑苦しいくらい仲間を大切にすることが、循環するマイチームを作る上でのこだわりです。
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長くなりましたが、読んでくださりありがとうございます。
うれしいです!
シリーズ②は会社員でありながら「自己犠牲しない」方法をnoteします!
ではまた来週月曜日に!(私は追い込まないとやらないタイプの部下です。)
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