もう頑張らなくていい
私は全方向で「不安」だったのだと思う。
だから身体や心を緊張させ、強い調子で行動していたのだ。
あの母の元で安心はできないよな。
こちらを気にかけてはいなかったのだから。
自分と家のことで精いっぱいだったろうし、父はメンタル面で頼りにはならなかっただろう。実家から東京へ出てきて、持ち前の「勝気」さで乗り切るしかなかったし、その中で自分の「夢」(家を建てる、兄弟を東京に呼ぶ)を叶えるのが喜びだったんだろう。
結婚式の件で父が自分を守ってくれないと身に染みたろうし、恨みを晴らすエネルギーで進んでいたろう。本当は不安も大きかったはず。
大家の家でお手伝いのように暮らし、私が生まれて部屋を持ち、周りに気持ちを支える人はなし。私を育てることで(構うことで、怒ることで)ストレスを発散し、正気を保っていたんだろう。
自分の「常識」と「考え」が生きていく基盤だっただろう。
私の不安はもう要らないものだ。
不要な緊張も強い調子も何も要らない。
蔑ろにされるとしんどくなるのは、昔の環境に「戻る」恐れからだ。それはもうないし、私自身自分を戻らせはしない。
自分が自分を大事にすればいいのだ。
もう頑張らなくていいのだ。
よろしければサポートお願いします。頂いた資金は、活動費として大切に使わせて頂きますね。