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結婚・出産・子育て、の3点セット

私の彼氏は将来私と結婚したいらしい。

彼氏が「結婚したい」と言う学生カップルなんて珍しい方だろう。

こんなに自分を愛を受け取っていいのかと思うし、私もその分もらった愛情を返せたらいいなと思う。

「結婚式はこんなのがいいなあ」「きっとこんなママになるね」「女の子だったら僕は甘やかしちゃうだろうな」

言われて悪い気はしないし、そんな妄想話をしているだけで幸せな気持ちになる。彼となら幸せに暮らせるだろうなと思う。

でもいつもモヤモヤを感じている。

もし彼と続いたら、、
同棲して、結婚して、何年か2人で暮らして、子どもを産んで、子育てに奮闘して、気づいたら子どもが大人になって、夫婦で老後を過ごす、そして死ぬ、、

ありありと想像できる人生の流れ。

私はまだまだやりたい事がたくさんあるのに、ここまで想像できてしまうと、自分の人生にあまりワクワクしない、、、こんなにも良い恋人がいるのに傲慢だろうか

結婚→出産→子育て

この流れが当たり前の空気が嫌なのだと思う。

別に子どもは嫌いじゃない、むしろ好きだ。現に子どもと遊ぶサークルに入っているぐらいだ。不器用さが愛おしい。

でも自分が子どもを育てるとなると話は別。

20〜30年は子どもに自分の人生を捧げなければいけない。そのくらいの覚悟じゃないと、人は育てられないと思う。途中で投げ出せるものじゃない。

自分にそんな覚悟はない。

むしろまだまだ自分にはやりたい事がある。

楽器を趣味にしたり、

陶芸教室に通ったり、

一年に一回、海外旅行に行ったり、

日本全国を転々として移住生活を楽しんだり。

子どもがいてもできるっちゃできるが、私の体力では到底出来るとは思えない。きっと子育てに精一杯で、自分のことなんて手に回らないだろうな。

そう思うと40手前までは子どもは産まなくていいかも、、、でもそうすると体力的に出産も子育ても大変、、

子どもはいつか欲しいなとは思う。でも産み育てる覚悟が決まるときが来るかは分からない。

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母は私を25歳で産んだ。私が21だからあと4年だ。

まるで想像できない、、

母には覚悟はあったのだろうか、そんな余裕もないまま、始まったのだろうか。後悔はなかったのだろうか。

母は不器用なりに3人の娘を産み、今も反抗期の末っ子と格闘中だ。まだ母の子育ては続いている。

今度帰ったときに聞いてみよう。




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