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【詩】世界で一番幸せに


私が学生のころ


福祉の勉強をしていたときに

勝手に妄想していたことがある。


それは、


もし私が障害のある子を授かったときは、

めいいっぱい愛して

たくさんの経験をさせてあげて


世界で一番幸せな子にしたい


って思っていたこと。


そんな浅はかなことを、若い時の私は

考えていた。


でも最近気付いたことがある。


一番の幸せな子を追い求める考え方こそが

白黒思考であること、


そして幸せは他人が決めることではない

ことである。


幸せは自分が決める。

他人が測る幸せは、

自分の幸せではない。


子どもに対して幸せにしてあげたいって

思う親心。


でもそれは、親の幸せの価値観を押し付ける

エゴであって


子どもにとっての本当の幸せは

子どもが決めることである。


親ができることは、

子どもの幸せセンサーを磨き

小さな幸せをもキャッチできる

心の豊かさを育てることなのではないか。


そのことにようやく最近気付いた私。


遅かった?

早かった?


分からないけど、


子どもが嬉しい!楽しい!大好き!

と思えることを見逃さず、


子どもの幸せセンサーを磨きながら

私の幸せセンサー受信する

電波の選択を整えていきたい、


そんなことを思う、

とある日の午後。


今日も、ボチボチやっていこう。



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