2020.02.26 それって本当?〜メディアリテラシー〜
最近テレビをつければ「コロナウイルス」
の話題ばかりですね。
感染者は増える一方で、
いつまでたってもマスクや除菌スプレーは
手に入らないので、もう諦めかけている
自分がいます(笑)
色んなイベントも中止になっていたり
教育現場では卒業式シーズンなので
実施するのかどうするか
あちこちバタバタしています。
そんななかで最近Instagramである情報をみかけました。
「コロナは熱湯に弱いから、26~27度の飲み物を
飲んだり、熱いお風呂に入ると予防になります」
そしてそれがどんどん拡散されていく、、、、
そんなんで予防できたら、
今頃皆コロナかかっとらんし
マスクも売り切れとらんわ!!!!(笑)
と、ツッコミを入れた人も多くないと思います。
もちろんこの情報はデマでした。
シンプルに考えて体温より低い温度のお湯に
除菌効力はないですよね。
しかしこんな情報は嘘か本当か判断される前に
どんどん拡散されていってしまいます。
しかも大人が拡散しているのです。
メディアリテラシー、またはネットリテラシー
という言葉を皆さんは聞いたことが
あると思います。
少なからずこのnoteを使っている方々は
「発信者」になるので
知っておかないといけないことかもしれません。
メディアリテラシー(media literacy)とは、メディア(新聞・テレビ、本・雑誌などの出版物、映画や音楽、インターネット、SNSなど)を通して伝わるさまざまな情報から、必要な情報を必要な時に抜き出して活用する能力のことをいいます。
ネットを使えば、簡単に欲しい情報が
手に入って便利ですよね。
しかし、どれが本当か嘘か見極める力がないと
今回のような嘘が広がってしまいます。
私達も人間なので全てを正しく
見極めることは難しいと思います。
ただ、嘘を流さない、嘘に流されないよう
防ぐことはできますよね。
例えば私の旦那は私の中では雑学王で
何を聞いても答えが返ってくるくらい
色んな事を知っています。
今日子どもを連れて公園へ行き
ベンチに座って話をしているなかで
彼は「1つのテーマについても
複数記事を読むようにしている。
賛成意見を読んだら反対意見も読む。」
と言っていました。
彼のやり方は、1つの防ぐ方法だと思います。
「お湯で予防できる」という記事を読んだのなら
それが正しいことなのか判断するための
他の材料に触れるべきだということです。
なかなか終息を見せないコロナに
落ち着かない日々が続きますが
マスクの入荷を待ちつつ
メディアリテラシーを高める期間に
できたらいいなあと思います。
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