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依存しやすい自分との付き合い方

依存しやすいといえば何でしょう?

ゲーム?買い物?甘いもの?アルコール?

ADHDやASD気質を持っていると、一般よりハマりやすく抜けにくいと言います。

どうやって付き合うのがいいんでしょう?

いろいろ話を聞いてきた私が、頭の中を整理するために書きます。


子どものゲームとの付き合い方

親の心配事のひとつに「ゲームとの付き合い方」があると思います。

今は禁止や取り上げは良くない、と言われていますね。

一方でゲーム依存症という病名も誕生しました。

親だってゲームは楽しむこともあるし、ゲーム自体が悪いものではない、というのはなんとなくわかっていると思うんです。

でもゲームばっかりは…とか、勉強もしないでゲームはどうなの?とか、悩み事は尽きないですよね。


私が「親として子どものゲームとの付き合い方」についての話を聞いてきて、印象に残っている言葉がいくつかあります。


ひとつは子どもとのコミュニケーションツールのひとつとして考える、という言葉。

子どもが興味を持っているゲームに関心を持って話を聞くことで、子どもは自分に関心を持ってもらえているという嬉しさにもつながります。

ゲームを通して、あーだこーだ話ができることに意味があるんですよね。

普段無口な子どもでも、得意なゲームのことになると延々と話せたりすることもあったりして。

どんな内容であれ、子どもは自分の好きなことに興味を持ってもらえるって嬉しいし、それについて話せたらワクワクするし、その経験自体は大切なことだと思います。


あとは、「ゲームの時間を取り上げるのではなくて、ゲーム以外で楽しい時間を増やす」という言葉。

ゲームより楽しいことがあったら、そっちやりますよね。

ゲームが時間つぶしだったり、他に楽しいことや興味が惹かれることがなかったらゲームをすると思うんです。

だから、ゲーム以外の楽しいことをたくさん増やしていく、という視点で考えていくということ。

ただ、注意なのは嫌なことがあってゲームをしているときだけは忘れていられるというケース。

この場合は他の楽しみ…というよりは、その嫌なこととの向き合い方やストレス対処の仕方という視点が必要になるかもしれません。

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私が依存しやすいもの

私は実はゲームには依存しにくいです。

だって難しいんだもん(笑)

ゲームができる人ってスゴイなぁって思います。

私は集中が持ちません。

ずっとやり続けたいとも思いません。

だから、ゲームも能力だよなぁって思います。


私にとっていい感覚満載なものって言うと、


甘いもの、

人とのふれあい(肌感覚)、

運動(筋肉を思いっきり使う感覚)、

マンガ(幸せ感覚の擬似体験)、

トランプとかのカードゲーム、

人の役に立てた体験、


あたりですかね。

甘いものや一部の運動以外は、実は人が介在するものだったりします。

だから、私は基本的に人との関わりを欲するんだろうなって思います。

仕事でも人と接するし、人のからだに触れる仕事ですしね。

そういう意味では仕事でもいい感覚が得られているのは、そういうことなんでしょうね。

仕事してるとドーパミンがドバドバ出てる気がしますもん。

逆に、お酒とかギャンブルとかタバコとか、ないんですよ。

人によって、ドーパミンが出る感覚って違うのでしょうね。

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ADHDの専門家のやっていること

えじそんくらぶ代表の高山さんがお話ししていたことがとても印象的だったので、記録しておきますね。


依存しやすいものって、ご飯、甘いもの、ギャンブル、ゲーム、アルコール、タバコなどなどいろいろありますね。

他の楽しいものや仲間がいるなど、ドーパミンが出るものを与える、というのがいいそうで。

大切にしているのは「自己理解」と「依存のメカニズムの理解」だそう。

プログラムの中には運動やボランティアなどがあるそうですよ。

いろいろ体験する中で、「うまくいく条件を探していく」ことを大切にしている、とおっしゃっていました。

子育てにおいては、親のストレスマネジメントってめちゃくちゃ大切だそうです。

わかりますよーー、私、今めっちゃ必要ですもん。


うまく付き合う、コントロールできる、そういう感覚がつかめるといいですよね。

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私なりの付き合い方

私は思い返すと高校時代は過食、就職前は男女関係、子育て中は子どもとの関係に執着しすぎる傾向があって、心のバランスがとれずにいました。

何かに偏るとうまくいかないんだなって思ったので、「みかんのバランスライフ」でバランスのいい生活スタイルを追求してきています。


その中で感じているのは、

自分が心地よいと思う感覚を知る、ということと、

いい感覚を得るための何かは分散した方がバランスがいい、ということ。


私は肌感覚や筋肉の感覚、視覚、感情、あたりがキーになる感覚っぽいので、


マンガ

インテリア

エクササイズや運動、子どもとプロレス

写真の多い本

夫とのふれあい

公園などの自然の多い場所


あたりでいい感覚を入れるようにしているとバランスが取れるなぁって思ってます。

そういう感覚で満たされると、心のエネルギーもいっぱいになる気がします。


そう思うと、うちの子どもたちはあんまり肌感覚とか人との関わりなんかで満たされる感じじゃなさそうだなぁ…。

それがうまくお互いにエネルギー交換できない理由なのかもしれないなって思います。

そうすると、私はそういうエネルギー交換を家で求めるのではなくて、仕事や趣味などで見出してもいいのかもしれません。


思えば私も自分の家族とはそういうエネルギー交換をしようとは思いませんでしたね…。

エネルギー交換をできるような相性じゃなかった、と今なら思います。


子育てなど自分以外の人のことでコントロールできない役割が自分にあるときには、ストレスマネジメントの一環として、自分にいい感覚が入ってくる何かを持って、心のバランスをとっていくって、大事ですね🎶

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